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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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キス攻撃されたいようね…

『ブレイクブレイド』第15巻
著者:吉永 裕ノ介

ステンナの追撃に追い詰められるシギュンたち。
そこへ駆けつけるのは、ライガット――!
一方のアテネスでは、ゼスが策謀を巡らせていた……。




約1年ぶりの新刊、読了。

いやはや――面白い。
今回、ようやくサーブラフ親子とシギュンの逃亡劇が終了する訳だが、ライガット率いるデルフィング部隊の人間模様や、ゼスの陰謀、そしてホズルの……。
友情と愛情と愛憎が交錯する。

と言いつつ、まずはゴゥレム戦。
これまでの装備と比べると実にシンプルな装備のデルフィング。
だが、ブレイドとシールドというシンプルな装備故にアクションが映える。
勢いをつけた斬撃からの、流れるようなローリングソバット!


サーブラフ親子が姉妹と勘違いされているが、それも致し方ない。
だってクレアさん、超美人ですもの。


気になるのは第82話の扉絵。
13年前、結婚式当日に上官からさらわれた事件とはいったい……しかし、容姿が変わってない。

非常に面白い展開なので、もっと刊行ペースが早いと嬉しい。
ちなみに、外伝アニメの製作が進んでいるそうで、そちらも楽しみ。

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銃とナイフで愛を語るエクストリーム痴話喧嘩

『ラブデス。~短期集中連載集~』
著者:くずしろ

ハートを穿つ超重量級百合短編集!






昨今の活躍がめざましい、くずしろ氏の作品集。
想いの限りをぶつけあうカップルを描いた表題作『ラブデス。』と、悪ぶった先輩に憧れる仮面優等生を描いた『にこちゅう』の2シリーズが収録されている。

『ラブデス。』は百合カップルが傍迷惑な痴話喧嘩を起こし、最後はバカップルぶりを見せつけるというフォーマットのショート漫画。



『にこちゅう』はそれが先輩後輩になった感じで、コンセプトは同じだが、キャラ設定を変えるだけで違うものになるという好例。



女性作家が描く百合作品なので、男性が描くそれとは違ったリアリティや生々しさがあって面白い。
百合好きな方にオススメ。

龍でも虎でも恋さえすれば愛玩動物!!

『龍崎さんと虎生さん ~百合姫短編集~』
著者:くずしろ

『犬神さんと猫山さん』でお馴染みのちょっとガチめな生徒会コンビの龍崎さんと虎生さんが出会ってから即陥落するまでを描いた表題作の他、ビッチと噂の源さんを巡って、3人の女子の心境描いた連作集などを収録した、一癖も二癖もある百合短編集!



まず最初に言いたいのは、表題作で表紙も飾っている『龍崎さんと虎生さん』は全8作品中、1作だけという事。


内容的にはすごく良いのだが、もうちょっとページ数が欲しかったというのが本音。
けどこの2人……良いんだよなぁ。


ちなみに、龍虎が1年生なので、時代は2年前だと思うのだが……珠喜が若い。


この当時は猫山さん(妹)に似てたのね……。


タイトル通り、他の作品もすべて百合――しかもガチ。
正直、にわかの百合好きや、ライトなのが好きな方にはオススメしない。
むしろ、百合の定義にもよるが、『マリみて』的なものを至高とする百合好きは読んではいけない。
かなり性的だったり、ドロドロしていたりするので。

ちなみに――あたしは好き。
『マリみて』的なのも良いし、屈折してるのもいいじゃない。

世界でたった一つのガンダムUCギャグ、見参!!


『機動戦士ガンダムUC4コマ ももいろNT‐D発動編』
『機動戦士ガンダムUC4コマ 黒いライオン大暴走編』
『機動戦士ガンダムUC4コマ 赤いアイツとドッキング編』
著者:谷 和也

ミネバがバナージが、フロンタルが……!
アニメもついに完結の『機動戦士ガンダムUC』を、容赦なく笑いの渦に巻き込んだ傑作ギャグが大集結。
ワンアンドオンリーの抱腹絶倒4コマ、これを読めるのは大人の特権だ!
買ったものの気付けば2年寝かせていたので、TV版が放送されている今こそ読むべきだと思い、一気に読了。
やはり面白い。
この手のパロディは『ガンダム』シリーズ全般に精通していないと笑えなかったりするディープなものも多いが、この作品は比較的ライトなファンでも十分に楽しめると思う(無論、ディープなファンも)。
ちなみに、基本的にはこういうノリ。



単純にギャグとしてのクオリティも高いと思うが、所々に出てくるモブの女の子が妙に可愛いのもポイント。



他にも、ラー・カイラムのセンサー担当(CV:藩めぐみ)をピックアップしたり。



バナージの女装が妙に可愛かったり。



マリーダをツインテールにしたりツンデレにしたり。



良い意味でファン目線というか、純粋に共感出来る。
メイドやネコミミのネタも多いし。

前作『ハイブリッド4コマ大戦線』シリーズ共々オススメ。

ビオランテ、メカキングギドラ、ベビーゴジラ、鎧モスラ、メガギラスに三式機龍、そしてもちろんゴジラ!

『西川伸司ゴジラ画集』
著者:西川 伸司

東宝怪獣のデザイン画約800点、イラスト約100点掲載!!
西川伸司の怪獣美を凝縮した、怒涛の240ページ!

『ゴジラvsビオランテ』以降、「平成ゴジラシリーズ」「平成モスラシリーズ」「超星神シリーズ」等、多くの東宝怪獣を生み出してきた怪獣デザインの第一人者・西川伸司初の画集発売!
今年は12年ぶりの国産『ゴジラ』の公開という事で、様々な『ゴジラ』・特撮関連のコンテンツが盛り上がりを見せている。
この画集の発売も、時が来たという事なのだろう。
89年に公開された『ゴジラVSビオランテ』に参加し、以降多くの東宝特撮作品に参加された漫画家でありデザイナーである西川伸司氏。
そのイラストやデザイン画などが数多く収録されている。

お気に入りは、初期の合体構想を再現した『ゴジラVSメカゴジラ』版のメカゴジラ。
次回作に登場するMOGERAの合体機構を彷彿とさせる。



『ゴジラVSスペースゴジラ』の1シーンを再現したMOGERA。
やはりメカは破損した姿もカッコイイ。



氏の代表作でもある『ゴジラ×メカゴジラ』の三式機龍。
超兵器・三式機龍と、通常兵器群(この世界においては)、更に歩兵が並んでいる非現実感が素晴らしい。



ビオランテと三式機龍のデザイン画を始め、様々なイラストが収録されており、多くの特撮作品に関わられてきた事が判る。



驚いたのは『超星神』シリーズにも参加されていた事。
あたしは2作目の『ジャスティライザー』の途中までしか観ていないのだが、ちょっと観返したくなった。

平成になってからの東宝特撮映画を愛する人達にこそ読んでいただきたい1冊。

お疲れOL×ちょろ可愛ドラゴンの人外系日常コメディ!

『小林さんちのメイドラゴン』第4巻
著者:クール教信者

大好きな小林さんとの日常を満喫するトールのもとに、凶悪な“混沌勢”のドラゴン娘・イルルがやってきた!!
すべてを破壊しようとするイルルから、小林さんを守ろうとするトール。
人間=敵として育てられたイルルはそんな2人の絆が信じられなくて……!?
大人気人外系コメディ!!

アニメ化も決定した『メイドラゴン』の最新刊、読了。

本作は人間の主人公・小林と、人外であるドラゴン達が出会い、人間社会で共に暮らす物語。
人外ものの魅力は、“人でない存在”を通して、“人間とは何か”を描ける事だと思う。
そういう意味で、本作は素晴らしい人外ものとなっている。
それでいて、そういうテーマに興味がなくても、可愛らしいキャラクターを愛でるだけでも楽しめると思う。

今回のメインとも言えるイルルは、人間形態ではロリ巨乳という、実にクール教信者らしいキャラ。



個人的には、ビジュアル・キャラ的にも好きなエルマの当番回もお気に入り。



けどやっぱり、トールが1番可愛い。
今回はこんなサービスカットも!


人外でスタイル抜群で金髪ツインテのメイドさん――ハラショー。

いやはや、アニメ化も非常に楽しみ。

エロさえあれば、怖くない!!

『少年少女18禁』第2巻
著者:くずしろ

俺の幼馴染みは、18禁漫画家志望!?
とどまることを知らない彼女はついに漫画を完成させ、新たな世界の扉を開く……!!
けれどそこには人生最大の修羅場が!!
全年齢対象18禁コメディー、泣いても笑っても最終巻!!


発売から1年越しで読了。

和(なごみ)さん、良いわ……。
女の子が真顔でエロい事を言うのって萌えるよね。

そんな彼女が今回は同人誌即売会に進出。
しかもメイド服で売り子をするという俺得展開!



そして最後は最終巻らしく山場があるのだが――さすが、くずしろ作品というべきか、とんでもない事を言い放つ。



いやはや――面白い。
コメディとしても楽しめるし、一風変わった美少女達を愛でるも良し。
脇役連中も良いキャラがそろっているのだが、正直、この巻は出番が少ないのが惜しまれる。
2冊で終わりは、もったいない。

余談だけど、これって完全に『エヴァ旧劇場版』のラスト・シーン。



試し読みも出来る公式サイトはこちら

悪魔ッ娘に危機迫る!?

『神殺姫ヂルチ』第3巻
著者:的良みらん

無事新明館高校で新たな“枝”ガミギンを仲間に加えた春臣たちの前に、ヂルチを狙い“ゲーティア”の刺客が襲来!!
迎撃をする春臣とヂルチだが、その魔の手は春臣の父がいる教会にも迫り……!?





待望の第3巻!
今回も実にけしらん!
ヒロイン・ヂルチはピンク髪のツインテールというだけでもあざといのに、ロリ巨乳……俺得!!



もう1人のヒロインである夜鍵(やかぎ)。


スタイル抜群で黒髪ロングという、的良作品ファンにとって正統派タイプのヒロインなのは実は彼女だったりする。
真面目キャラで、ヂルチとは良い好対照を成している。


そして、本格的に登場する〈ゲーティア〉のロリっ娘三人組!


特にセンターの“レラジエ”は超好み!
クールキャラで黒髪ポニテですもの!


特別編ではキャラ崩壊を起こしているが、特別編だしいいじゃない!
……胸、結構ありますね。

同じく特別編では、正統派(的良作品では)無口ロリ・静寂(しじま)に腐女子疑惑が……可愛いからよし!



あとはあとがきの、ヂルチの衣装を着た夜鍵がたまらん!


どちらも巨乳だが、身長やキャラの違いがあるためか、かなり背徳的!
夜鍵の衣装を着たヂルチも小さく描かれているが、大きい絵で見たかった……!


ストーリー自体は良い意味で王道なので、美少女達を思う存分、愛でられる作品。
女の子の好みが合う方なら、絶対的にオススメな作品。

妻を亡くした高校教師・犬塚と、その娘つむぎ。ふたりが織りなす大人気食卓ドラマ

『甘々と稲妻』第5~7巻
著者:雨隠ギド


祝・アニメ化!
という訳で、この機会にと未読だった3巻分を一気に読了。

詳細はないが、2年生になり小鳥ちゃんはしのぶ・ちよちゃんとクラスメイトになっており、つむぎサイドの友達関係との対比が目立つようになっている。
お姉さん組というか、普通の女子高生っぽい感じが微笑ましい。
かと思えば、修学旅行編ではちょっとした衝突があったり、犬塚先生に対する想いがあったりと、小鳥ちゃんのドラマも丁寧に描かれている。



最新刊の第7巻は、つむぎの卒園という山場があり、他にも珠玉のエピソードだらけ。
個人的にグッときたのは、つむぎの友達のゆうかちゃんとママのドラマ。
気の弱いところがある娘と、私立の小学校に行くため厳しく接しようとする母親の、なんとも言えない雰囲気がもどかしい。
その分、大団円に至った際の感動はひとしお。


ちなみに、なんの邪な感情もない事を断わっておくが――ゆうかちゃん、可愛いよね。


他にも番外編では小鳥ちゃんの浴衣姿があったり。



番外編の扉絵でロリ小鳥ちゃんの姿が見られたり。



極めつけは巻末の『男女逆転! 甘々と稲妻』。
女体化した犬塚先生が可愛すぎる!



アニメで興味を持った方は、是非とも原作も読んでいただきたい。
奥さんを亡くした父親が育児をがんばる、単なる“お涙ちょうだい”作品ではなく、やたらとリアリティに溢れたハートフルストーリーなので。

ちなみに、これを読むと、子育てって本当に大変なんだろうな……って気持ちになる。
うん、あたしには無理だ。

人類の敵は仕事――仕事!?

『どうでもいい 世界なんて ―クオリディア・コード―』
著者:渡 航
イラスト:saitom

渡 航×さがら総×橘公司が企画するアニメプロジェクト『クオリディア・コード』の書きおろし千葉編のエピソードがここに!
異能力と策略、そして陰謀渦巻くこの世界を救うのは……!?
アニメ前日譚となる物語!


放送中のアニメ『クオリディア・コード』、その“ヒロイン”であるところの千種明日葉(ちぐさ・あすは)が所属する千葉を舞台とした物語。
ダントツで可愛い明日葉をもっと愛でたいと思い、読んでみた。

いやはや……面白い。
『俺ガイル』原作は未読なのだが、なるほど、『俺ガイル』の著者だわ――と思わせる内容。
本作はヒロイン・明日葉ではなく、兄・霞の一人称で描かれているのだが、なんというかもう『俺ガイル』。
この著者は、こういう話を書かせたら右に並ぶラノベ作家はいないのではないかとすら感じさせる。
どれだけ世の中に対して達観と諦念を持ち合わせているのか……。

“こういうの”が好きな方には激しくオススメ。
逆に、地味なのや辛気臭いのが嫌いな方には勧めないけど、『俺ガイル』を始めとする“ぼっち系”ラノベが人気の昨今、そういう人の方が少数派かもしれない。
こういうのに共感するオタクは多いだろうし。

ちなみに、明日葉の出番自体は多くないが、“ツンデレ妹成分”は濃縮されているので読むべし。
あと、仕事がなければ平和というのは割りと真理だと思うの。
いやマジで。

『ゴジラ』シリーズのスタッフたちの半生を、取材と実体験をもとに描いたドキュメント漫画6本!

『日本特撮映画師列伝 ゴジラ狂時代 新装版』
著者:西川 伸司

『日本特撮映画師列伝 ゴジラ狂時代』は、西川伸司が1999年から2003年まで「月刊少年マガジン増刊マガジンGREAT」で連載した『日本特撮映画師列伝』シリーズ。
新装版では、そのなかでゴジラにまつわるエピソードだけ6本をまとめる。
巻末に、西川伸司が携わった「ゴジラ」シリーズのデザイン画を解説付で多数収録。
昔、ミレニアム・シリーズ版のゴジラが表紙の『ゴジラ狂時代』を古本屋で発見して買ったのが、約10年前。
そして今回、新装版の発売をきっかけに、全2巻だったという事実を知った。
第1巻は非常に面白い内容で、第2巻も読みたい、もっと言えば手元にないので改めて読みたい――そんな気持ちで購入。

……面白い。

現場にスタッフとして参加した西川氏だからこそ描ける、当時の状況や雰囲気が伝わるドキュメンタリー漫画だと改めて感じた。



平成シリーズの特技監督・川北紘一氏(故人)



撮影に使われるビオランテの造形と対面する西川氏



数々の怪獣を演じたスーツアクター・破李拳竜氏



怪獣造形師・若狭新一氏


他にも様々な名だたる人物が登場する。


西川氏といえば外せないのが、『ゴジラ×メカゴジラ』(02)に登場するメカゴジラこと3式機龍。
そのデザインと絵コンテも手掛けた『メカゴジラ』の舞台裏を描いた、『メカゴジラ狂時代』は必読。



巻末にはデザイン画なども掲載されていて、更に描き下ろしのあとがき漫画も収録されている。



平成、そしてミレニアム・シリーズが好きな方には是非、読んでいただきたい1冊。

さあ――私たちの闇鍋を始めましょう

『デート・ア・ライブ アンコール5』
著者:橘 公司
イラスト:つなこ

士道を襲う惨劇の数々。
スキー旅行先の雪山で遭難し、宿泊先では殺人事件が起き――。
さらには命懸けの雪合戦!?
気軽に始めた闇鍋も「――きひひ、ひひ」あのキャラの参戦でデスゲームへと変貌してしまう!!

短編集も、もう5冊目。
表紙の八舞姉妹の私服姿が可愛い。
ちなみに2人の身長が157(耶倶矢)/155(夕弦)と表記されているが、夕弦の身長は158が正解らしい。

個人的には平行世界の折紙がお悩み相談をする『折紙カウンセリング』が好き。
自分の中の知らない自分が顔を覗かせる……こういうの、好きだわ。


そして、『白銀アストレイ』の挿絵が実に良い感じにけしからん。


良識派だと思われがちの夕弦も、非常に危険な爆弾だったのだ。
そもそも、折紙を“師”と仰いでる時点で……。


描き下ろしの『精霊ダークマター』もすごく良い。
日常メインの短編集だと扱いが難しい狂三を、こう使うかという驚き含め。
やはり狂三、良いわ。


あと、カラーページの十香(反転)も可愛い。


けしからんけどね!

女子高生と妖怪娘のギュウギュウ共同生活♪

『もののけ◇しぇありんぐ』第2巻
著者:クール教信者

偶然、妖怪娘(巨乳)と共同生活をすることになった貧乏女子高生・ヤタ。
マイペースな妖怪娘たちとの生活に戸惑いながらも慣れてきた矢先になんと住んでいた一軒家が……爆発!
新しい家が建つまで、ひとまず前より手狭なマンションでルームシェア生活をすることに……。
3人ずつの相部屋は新たなトラブルや発見がいっぱい!?
待望の第2巻。
お気に入りは雪女の“ユキ”。
シャイで人間が怖いが、主人公・ヤタには懐いている百合っ娘(若干ヤンデレ)。


今回は制服だゼェェェット!
ブレザー、可愛い!
控えめな性格に不似合いな巨乳がエロい!
テンション上がる……!


個人的には妖狐の“よーこ”もビジュアル的にツボなのだが、いかんせんビッチなので。




予想通りと言うべきか、学校では“頼めばヤらせてくれるサセ子”。
可愛いし、エロ漫画とかなら全然アリなのだが、萌えられるかどうかだと厳しいものがある。


驚いたのは、妖怪である事を隠している時のクロが美少女!



人外って良いよね――そんな方にオススメ。

行くぜ! たぎるぜ! 猫カフェだぜ!!

『犬神さんと猫山さん』第5巻
著者:くずしろ

最初から好感度MAXの二人、ついに発展リーチ突入!!?






様々な百合カップリングが楽しめる『犬猫』、第5巻。
今回は相馬と猪里(いのり)の“馬猪”カップルがメインだったように思う。




見よ、このビッチ具合。
ただ、彼女は本当にクズという訳ではなく、他人の気持ちが判らないという欠落を抱えているので、そこが難しいところ。
とはいえ、変に重い訳でもなく、基本的には相馬に振り回される周囲(主に猪里)の反応が楽しい。


イチオシは真梨と乙姫(おとめ)の“虎龍”。


小柄だが唯我独尊の真梨と、男前だが乙女な乙姫(ちょっとドヤ顔)の関係性が美味しくて仕方ない。


今回気になったのは牛若さん。
天然お姉さんキャラだと思っていたが、新たな一面が。

 

杜松(ねず)ちゃんは知らないようだが、これがどう展開するかも気になる。


余談だが、今回、お気に入りのひばりちゃんの出番が1コマしかなかった……。


これだけキャラが増えて、新キャラはフィーチャーしなきゃいけないので、仕方ないっちゃないのだが。


ともあれ、百合好きには激しくオススメ。
特に、ちょっと“毒”がある作品が好きな方に推したい。
もちろん、そうでない方にも。

魔法の杖は、銃! 日本刀!! ジェット機!!!

『ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事』
著者:榊 一郎
イラスト:藤真 拓哉

都会の高校に通うため田舎から出てきたユウは、その初日、怪物と少女たちとの戦いに出くわしてしまう。
少女たちは世界を滅ぼす不条理と戦う『魔法少女』であり、さらにユウが不条理を実体化させる力を持つ「魔封使い」であることが分かる。
しかも、彩芽はライフル銃、諸葉は日本刀、アニタはジェット機など、身も蓋もない現用兵器を「魔法の杖」だと言い張る。
ソシャゲ『ウィッチ・アームス』を、榊一郎自らがノベライズ。
あたしはガラケーなのでやっていないが、正直、やりたくなった。

表紙を見て判る通り、本作は戦う魔法少女の物語。
もはやジャンル化されて久しいが、そこは榊一郎――キャラは可愛いが、魔法は物騒。
明らかに武器や兵器なのだが、“魔法の杖”だと言い張って攻撃をする少女達は、ある意味で現代の魔法少女らしいと言える。

個人的なお気に入りはアニタ。
無表情でミステリアスですもの!


こちらは制服姿。
JCでありながら、このけしからんスタイルをどうしてくれようか……!


残りのヒロインも可愛いので、単純に表紙買い推奨だし、榊作品ファンにももちろんオススメ。
これで終わりっぽい感が強いが、続き読みたい。
だってアニタ可愛いし、諸葉のデレももっと見たいし、彩芽の口調の理由も気になる。
あ、これはプレイしろという事なのか……。

恋愛なんてファンタジーだ

『れんあいこわい』
著者:くずしろ

バイト先の気になる女の子、話が合うのは嬉しいんだけどちょっと話が合いすぎるというか、この子なんだか童貞っぽい!?
レンタルショップを舞台に、不器用に生きる人たちの、フラグが立ちそうで微妙に立たない
日常を描くラブコメ(のようなもの)!


今回のテーマは“恋愛”。
現実においてはリア充を象徴する言葉で、ぶっちゃけファンタジーと言っても過言ではない言葉になりつつある。

なぜだろうか?
それは恋愛が出来ない人間が多いからだろう。
あたしなんて、その筆頭だし。

この作品は恋愛が出来ない、もっと言えばコミュニケーション能力に難ありな若者達の葛藤を面白おかしく描き、更に読者をキュンとさせる物語である。

お気に入りはヒロインの堂本悠(どうもと・はるか)。
見た目は美少女なのだが、中身は完全に童貞男子という残念なJK。



そして美人女子大生の“みっちゃん”。
一見、クールで孤高なのだが、その実態はぼっちの腐女子という残念ぶり。
でも、超可愛い!



どちらも非常に残念なのだが、むしろそこが良い。
普通のラブコメとも、百合とも違う、独特のジャンルというか――一言で言うと“くずしろ作品”。
著者のファンなら安心して読めるし、新シリーズなのでこれから著者の作品に入るも良し。

守月史貴、歪な恋愛フェア

本日はコラボ記念という事で、2冊まとめて紹介。

『神さまの怨結び』第3巻
著者:守月 史貴

“怨結び”の呪いに囚われる少女たち。
そして一人の少女が死神となり……。
自分を救ってくれた少年のため、呪いを次々と使う知霧。
彼女が払う真なる代償とは??
哀傷の知霧編、クライマックス! !
危うい少女たちの純愛が綴る、哀哭の官能物語、第3巻。

男と交わる事でエネルギー補給したりパワーアップしたり、逆に交わった相手を倒すというのは、18禁作品ではよくあるパターン。
だが、この作品はあくまで全年齢対象で、エロスはありつつダークがメインという、非常に際どいバランスの上に成り立っている。
単純にエロを売りにしている訳でなく、呪いを得た少女達の葛藤の上の選択で、そこにあるのは背徳と悲痛な叫び……。

巻を跨いだ“びっちのひと”こと、江西知霧の結末は何とも救われない……。


このエロスと切なさが本作の魅力だろう。


もちろんダークなだけでなく、キュンとするシーンもある。


主人公・蛇(くちなわ)の表情が羞恥に染まるシーンは必見。
うへへ。


新たに現れた“被害者の会”と、次なるヒロインも気になるところ。



『捻じ曲げファクター』第2巻
著者:守月 史貴

女子高生・鴨川紗知。
彼女には人には言えない秘密があった。
彼女は幼馴染の小山内琉夏と一緒にいると、問答無用にラブコメ展開を起こしてしまう、特殊な体質。
相変わらず病気の治らない日々を過ごしていた紗知の元に新たな問題が勃発!?

こちらは『怨結び』とは対照的なラブコメ(もちろんエロ多め)だが、いわゆる“ラッキースケベ・スキル”を主人公(男)でなく、ヒロインが持っているのが特徴。


そのため、単純なラブコメではなく、ヒロインの少女らしい恥じらいや葛藤が主に描かれる。


ヒロイン・紗知も可愛いのだが、個人的には紗知と同じ体質で、彼女にゾッコンの九重百花(ここのえ・ももか)が好き。
童顔で小悪魔で百合(紗知に対してのみだが)――俺得!



今回から登場する飛び級美少女・灰子凛(はいね・りん)も可愛い。
ビジュアルもそうだし、空回り気味なのも微笑ましい。



どちらの作品もエロス多めで、陰と陽と呼ぶべき雰囲気の違いはあるが、少女達の葛藤という部分が共通している。
個人的にはとてもオススメの作家さん。
成人指定ではないので、エロに飢えたボーイ達にも是非。
いや、これ本当にエロい……。

成人誌の方も、もっと描いてほしいなぁ(ぼそり)。

金払ったら女子高生が接待してくれるって よく考えたらやばくね?

『高校の日常』第2巻
著者:ハードボイルドよし子

交錯する混じりっけたっぷりの奴らによって、予想外の化学反応が襲う!!!
本日も壊れたブレーキで、妄想中!!!
ちぐはぐ妄想イッパイな笑いと妄想の高校活劇超特急!
オーガもオタフクも出るよ、第2巻!!!


ごく普通の高校に通う、ちょっとおかしい高校生(と教師)達の、ドタバタな日常を描く漫画――2冊目が登場。
面白い。
シュールだが不条理ギャグではない、じんわりと笑えてくる作風が良い。

第1巻ではペアが固定されており、同じ高校の生徒であるにも関わらず、他のペアとの絡みがなかったが、今回からそれが解禁。


照井のバイト先、喫茶店なのね。
本作のキャラクターはすべて、『平成ライダー』の2号ライダーに変身する人物から名前が取られているので、彼女が働いている『ホレボレ』という喫茶店の名前は『クウガ』の喫茶店『ポレポレ』が元ネタだと思われる。



特にお気に入りなのが、照井・草加ペアに秋山が加わる第17話。


非情に良い。
秋山の行動は、恐らく草加が照井に求めていたリアクションだと思われるが、実際にやられると引くというのがリアルというかなんというか。
厄介な2人の相手をする照井、ヤンキーでもぶん殴る照井、この娘は本当に素敵だわ。
ローテンションで見た目も好みなので、本作のお気に入り。


ちなみに、普段は短いポニテの後藤が髪を下ろした姿が可愛い。


良いショートボブ。
せっかくの黒髪だし、普段からこの方が良い。


普通の高校の、ちょっと普通じゃない高校生(+教師)達の日常。
地味な日常ものが好きな方にオススメ。


公式の紹介ページはこちら

藤原定子をめぐって正妻戦争ついに勃発!?

『姫のためなら死ねる』第6巻
著者:くずしろ

『枕草子』でもお馴染み、定子様のステキなお兄様藤原伊周。
……だけど妹泣かせのちょっと面倒くさい御方のようで……。





平安時代を舞台に、清少納言や紫式部などをモチーフとした、かなりざっくばらんな漫画。
今回はヒロイン・定子のシスコン兄貴こと、伊周が登場。


これをあしらう定子のつれない感じが可愛い。
でも、こんな可愛い妹いたら、構っちゃうよね。


清少納言×定子のカップリングももちろん好きなのだが、個人的には清少納言×紫式部のカップリングが1番好きだったり。
かまってちゃんのめんどくさい少納言に対し、文句を言いつつ構っちゃう紫のツンデレという構図――実にキマシ。



今回ちょっとグッときたのは彰子の照れ顔。
主上と彰子の存在も微笑ましいというか、新たな一面を垣間見たというか……ぐへへ。



本編とは一切関係ないが、カラーページのアイドル姿もグッときた。
ちなみに、左の紫式部が24歳、右の清少納言が27歳……アリ!



こちらは正統派というか、むしろロリ。
左の彰子が12歳、センターの定子が13歳、右の主上は年齢不詳だが明らかにロリ。
もっと言うと右の主上は性別不詳だが、男のはずなので男の娘!



言葉遣いやキャラ付けは現代風にアレンジされているが、基本的には平安時代。
いやはや、宮中というのはいとおかし。
オススメ。


漫画連載をしている『まんがライフWIN』のサイトはこちら

定説を覆す! 恐竜研究の最前線

『最新版! 恐竜のすべて』

ティラノサウルスにこんなに羽毛が!?
定説を覆す最新研究の成果と、迫力のCG図鑑でわかる恐竜のすべて。
“恐竜ファン必読の一冊"

日本と海外の恐竜化石発掘の最前線情報をはじめ、恐竜の進化、求愛行動、産卵・子育て、鳥類との境界、絶滅の真相など…
最先端研究で解明された、これまでの定説を覆す恐竜の驚くべき生態を解説。
細密CGによる最新恐竜図鑑も満載で、お子様からご年配の方々まで大いにお楽しみいただけます!
本屋で見かけ、値段の割りには充実の内容だったので買ってみた。








美麗なCGイラストと、判りやすい解説で、非常に読みやすい。
ライトなファンにもヘビーなマニアにもオススメ。

『猫の惑星』フィギュアでおなじみのエンブレイスジャパンオリジナル企画!

『ウルタールの憂鬱』第1巻
作画:みなづき ふたご
原作:ジコウリュウ
ストーリー:内田 ゆき

『猫の惑星』フィギュアシリーズでおなじみのエンブレイスジャパンが贈る、可愛いネコ耳美少女・フェーレスたちが主役のロボットアクションコミック第1巻!
異形の怪物・アーデルを人型戦闘機・ロボニャーで討つ!

『ウルタール』という惑星を舞台に、『フェーレス』というネコミミ種族が、『アーデル』と呼ばれる異形と戦う美少女ロボットアクション作品。
本作はそのコミカライズ企画。

美少女・メカ共にハイクオリティな作画で描かれており、個人的にはシリアスになりきれないノリも好き。
こういう美少女×ロボットものなら、コミカル要素強めで、時折シリアスな展開も――というバランスでいいと思う。


本作の見所は当然、美少女――いや、ネコミミ美少女!
ネコミミ種族だからね!



イチオシは冷静沈着ロリっ娘のスコッティ。



無表情なロリっ娘、たまらん。
とはいえ、他2名と同じチームなので、単なる発育不良の合法ロリの可能性もある……ロマン!


ロボットの『ロボニャー』もカッコイイ。



狙撃戦用の参号機がスコッティの愛機。
背部に2本の剣を装備しているのが主人公・ミケの壱号機。
アクションフィギュア化も予定されており、詳細が気になるところ。


ネコミミ美少女と人型兵器が好きな方にオススメ。
詳細は公式サイトをチェック。


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今、注目のヒットメーカーが贈る笑いと涙とエロ乳の異色傑作選!!

『ホロビクラブ』
著者:クール教信者

屁理屈ビッチな先輩と巨乳バカとセカイ系男子が、ネットで拾える知識でウソかホントかホロビの禅問答。
表題作のほか『うさぎのフラウ』『ハッピーデイズ』『」「キリのいいところで。」を収録。



独特の絵柄と雰囲気が特徴の作家さんだが、この作品集に収録されている『ホロビクラブ』は突き抜けている。
なんだ、この生き物……。


主人公である。
名前はない。
ちなみに、猫を被るとこうなる。


更にショックなのは、彼女が別作品『小森さんは断れない!』のまさ子の姉だという事……。
この作家のキャラは別作品のキャラと関係性があったりするが、これは衝撃。



他にも様々な美少女が登場するので、この本からクール教信者作品に触れるのもアリかと思う。





ロリっ娘魔女とか剣道少女とか、たまらんね!

潜るぜ! 女子大にな!!!!!

『ぐらんぶる』第6巻
漫画:吉岡 公威
原作:井上 堅二

青海女子大の学園祭チケットをめぐって、男たちの熾烈な争奪戦が繰り広げられる。
ナンパが、声優ライヴが待ってるぜ!
熱い友情のみならず熱すぎる家族愛も全開だ!!
全裸系ダイビングコメディー、今回は潜りません!!!

今回、まったくダイビング要素なし!
でも、普段からダイビング関係ない話が多いので問題なし!

井上堅二作品と言えば“バカ”だが、今回はついに“女装ネタ”が本格的に盛り込まれている。




ちなみに、主人公・伊織である。
……アリだな。


もちろん、せっかくのメイド服――女性陣もありますがな!


ただ、本編ではほぼ“ケバ子”だが……もったいない。


愛菜の友人3人も再登場。
劇中ではケバ子モードが多いが、素顔は美少女。


お気に入りはサイドテールの神尾清子。
無邪気な性格、童顔で小柄にも関わらず、スタイルは良いという実に俺得な娘――けしからん。


まあ、上記のコマは主人公達の妄想なのだが……。


しかし、やはり本命はヒロインの千沙!


この表情、たまんない……!


だが、そんな状況に変化が現れる――伊織の妹・栞の登場である。
見よ、この大和撫子然とした佇まい!


兄を“兄様”と呼び、手紙だからか、自分を“栞”と文面に書く“妹力(いもうとりょく)”!
更に、駄目押しはこれだ!


えぇッ!?
機械音痴じゃなかったの!?
いや、それ以上にヤンデレ!?
妹・大和撫子・ヤンデレの3コンボ、キタ――ッ!

こんな強力な新キャラが、次巻からは本編に登場!
冬が待ち遠しいぜ!

普通じゃない美少女と、愛すべきバカ野郎が好きな方に激しくオススメ。

独占欲の強い愛に飢えた六喰を、デレさせろ!?

『デート・ア・ライブ15 六喰ファミリー』
著者:橘 公司
イラスト:つなこ

宇宙にいる六喰のもとへ辿り着いた士道。
激戦の末、六喰の心を開くことには成功するのだが……。
「むくと契る以上、おなごたちとは金輪際会わぬと誓うのじゃぞ」
六喰に厳しい条件を突き付けられ――


待望の本編・第15巻、読了!
まず表紙の反転・十香のポーズに驚く。
いわゆる“萌え萌えキュン”である。

そして、前巻に引き続き攻略対象となる精霊・六喰(むくろ)が可愛い。
琴里の服を霊力でアレンジしたロリロリな服装と童顔とのギャップが激しい、巨乳の持ち主!
下手をすると夕弦(精霊では2番目に巨乳)と同じくらいある。
独占欲が強く、ヤンデレの素養があるのも良し。




折紙の新たなCR-ユニット〈ブリュンヒルデ〉からの限定霊装も素敵。



今回をもって六喰は攻略完了となるのだが、大団円を迎えたところにサプライズ――“あの精霊”の登場である。
次は12月に『アンコール6』が出るそうなので、本編は下手すると半年後……嗚呼!
早く次を!


ちなみに、色々と企画も進行中っぽいので、特設サイトをチェック

友達だけど、好きになっちゃったの

『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』
著者:鴨志田 一
イラスト:溝口 ケージ

初恋の翔子と同じ名前、同じ顔の女子中学生の登場に焦る咲太。
そんな咲太にまたも思春期症候群が忍び寄る。
え、理央が二人いるだって!?
シリーズ第3弾!


ナンバリングがないが、『ブタ野郎』シリーズ3冊目。
学園青春ものという意味では、前作『さくら荘』と同じだが、前作が“普遍的な青春もの”であるのに対し、本作は“今時の学生の青春”であり、SF要素が濃いのが特徴。

今回は一般的な女子的コミュニケーションが苦手な理系女子・双葉理央がヒロイン。
女の子って男より“得”だけど、女の子である事を活かせない場合、男より生きにくいだろうと思っている。
彼女がまさにそう。
普通の女子的な感覚に欠ける不器用な少女の苦悩が描かれる。

ちなみに、今回も『さくら荘』ファンならニヤリとするシーンがあり、三鷹仁と三鷹美咲(旧姓:上井草美咲)の2人がカメオ出演している。

次巻はいよいよ妹の“かえで”がヒロインかと思いきや、まだだった……。
ともあれ、面白いので次も読まねば。