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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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うつの嫁が、なんだか可愛い!? 笑って泣けるコミックエッセイ!

『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』
著者:門瀬 粗
監修:ゆうき ゆう

うつ病の嫁・よこさん。
不眠にあせあせ、モヤモヤな気分にあせあせ、ゲームに飽きてあせあせ……本人はきっと大変だけど、そんなよこさんが可愛くて?
うつ患者さんもそうでない人も、笑って泣けるコミックエッセイ!




うん――“うつ”ってこうなんだよね。
なんというか……上手く言えないけど、多くの人に読んでもらいたい。

理解するのは難しい。
でも、なんとなくでも判ってほしい。
そんな気持ちを込めて。
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4巻目にしてやっと夏休み到来! どうなるJKの放課後勇者タイム!?

『あしたの今日子さん』第4巻
著者:いわさき まさかず

「あしたから夏休み」ってなわけで、地元のお祭りにみんなでやってきた今日子さんたち伝説の勇者ご一行。
70万人が参加するお祭りで、なんと今日子さんにロマンスの予感!?






待望の新刊、読了。
『宮本さん本気でヤメてくださいっ』も良いが、個人的には、こっちが好き。

今回は新キャラ・ガウェイン登場。


丁寧語ツンデレって意外と新しい事に気付く。
魔王を「アー兄さま」と呼ぶし、態度からいって、この娘は絶対に魔王が好きに違いない。

口下手キャラのパーシヴァルも可愛い。


言いたい事が言えないいじらしさ……たまらん。

世話焼き従者・マーリンと、男の娘・真も可愛い。
善良な魔王をイラッとして後ろから蹴り飛ばすJK勇者も素敵。


最近多い“勇者と魔王”ものだが、それらとはまた違った面白さがあるのでオススメ。
コメディと萌え押しなので。

『おまひま』の的良みらん新作! ちょっとHなダークファンタジー!!

『神殺姫ヂルチ』第1巻
著者:的良 みらん

亡き妹の記憶に悩まされる高校生・春臣は〈第七福音機関〉を称する少女らに襲われる。
彼の命を救ったのは“29番目の枝”を名乗る悪魔ッ娘・ヂルチだった。
ヂルチとキスを交わすことで未知なる力を得た春臣は……!?




『ドラゴンエイジ』にて連載中の『神殺姫ヂルチ』が単行本化。

正直、前作(読み切りを除く)『おまもりひまり』に比べると判りにくく、悪くはないが一味足りないと感じていた。
だが、まとめて読んでみると、まったくそんな事はなかった。
相変わらず女の子は可愛いし、実に“的良ヒロイン”っぽい。
単に、『おまひま』と比べてしまい、ハードルを上げてしまっていたのだと思う。

『おまひま』のヒロイン・緋鞠は黒髪和風美少女(巨乳で猫耳モード付きだが)というシンプル・イズ・ベストなデザインだったのに対し、今回のヂルチはロリ巨乳でピンク髪ツインテールという、あざといくらいのデザイン。


だが、それがいい。
的良ヒロインは王道が多いというか、奇をてらったデザインがあまりない印象なので、ヂルチは新鮮。
著者の18禁作品でも、ロリキャラは貧乳が基本なので、余計に。

そして、ヒロインその2・室姫夜鍵(むろひめ・やかぎ)、その3・黒羽澄静寂(クロハズミ・シジマ)も良い。


夜鍵は一見するとクールな巨乳お姉さんだが、いわゆるサービス担当であり、割りと感情の起伏が激しい王道ヒロインタイプ。
『おまひま』ではメインにはいなかったタイプ。
静寂は“病み系”の無表情ロリで、『おまひま』で言うと静水久(しずく)タイプ。
病んでるロリは的良作品ではお約束。

あたしと女の子の趣味が近い方にはオススメの漫画家・的良みらん。
前作『おまひま』もだが、本作『ヂルチ』もオススメ。

余談だが、単行本ではおっぱいにトーンが追加されている。


雑誌掲載時から乳首は描かれていたが、乳輪があるとないとで、エロさがまったく違う。
まったく、二次元エロは奥が深い……。

戦わなければ生き残れない!

『仮面ライダー 平成 vol.3 仮面ライダー龍騎』

この戦いに正義は……ない。
そこにあるのは、純粋な願いだけである。

◎スタッフ&キャストインタビュー
萩野 崇(浅倉 威役)
白倉 伸一郎(プロデューサー)
小林 靖子(脚本)
宮崎 剛(アクション監督)

◎龍騎の誕生に迫る!
◎龍騎、13人の仮面ライダーの真実
◎ミラーモンスターのすべて
◎アドベントカードを全紹介
◎『龍騎』名場面集
ようやくamazonに再入荷したので購入。

屈指の人気を誇り、“平成ライダー”の新たな可能性を示した作品。
もちろん、あたしも大好きで、“平成ライダー”ではトップ5に入る。

これも観返したい……。

「希美も、響のこと………好き」

『天使の3P!×5』
著者:蒼山サグ
イラスト:てぃんくる

「あたしにもまだチャンスあるかな……」
思わずこぼれた一言で少しお互いを意識し始めた響と桜花。
そんな中、潤たちもさらなる成長を目指し、動き始めたのだが――。





第5巻、読了。
今回は“残念美人”こと、桜花(さくら)に見せ場が……!
同著『ろうきゅーぶ!』の葵と同じく、いくら美少女であろうと高校生は貧乏くじだと思っていたら……。

しかし、やはり今回のMVPは表紙にもなっている希美。
“あのシーン”を読んだら誰もが思うだろう――希美、ええ娘や……。
個人的には不思議系の“そら”と、実妹の“くるみ”推しだったのだが、ここに来て希美が追い上げてきた。
この娘、大人やで。

小学生を愛する全国の紳士に是非読んでいただきたい。
ちなみに、次回は『ろうきゅーぶ!』の新刊らしい。
恐らく、最終巻。

おいしーのって“あい”なんだ!

『甘々と稲妻』第4巻
著者:雨隠 ギド

男手ひとつで子育てに奮闘する高校教師・犬塚は、愛娘・つむぎのために苦手な料理にも挑戦中。
ひょんなことから、教え子の小鳥を交えた3人で、一緒に料理を作って食べることに。
お遊戯会で友達とケンカしてしまい、ちょっぴり落ち込んでいるつむぎを元気づけたい……。
親子&小鳥で挑む、初めてのクレープ作り!
可愛い女子高生・小鳥ちゃんがたまらない子育て料理漫画――第4巻、読了。
もうね、小鳥ちゃんがたまらん訳ですよ。


長い黒髪、何気に巨乳、ナチュラルに色っぽいというかエロい。
ちょっとコミュ障っぽいとことか本当に愛おしい。
今回は魔女のコスもあり。



シングル・ファザーの子育てものと興味を失うなかれ、主人公親子と関わる可愛い女子高生・小鳥ちゃんが可愛いから、ただただ可愛いなと思っていればいい可愛い。
あー、可愛い。

京都を救う最後の希望は千年継承する魔法少女!!

『カラスマ0条探題-魔法少女大戦-』第2巻
原作・漫画:TNSK
企画・原案:2.5次元てれび

アニメ『魔法少女大戦』本編へと繋がる、京都の魔法少女“近衛めぶき"の誕生と悲劇を描いたアクション・バトルの全貌が遂にここに!



待望の第2巻にして、これにて完結。

今回は常にクライマックスというか、ほぼシリアス展開。
前巻の導入から、かなり好みの作風だったが、今回も非常にたまらん。


展開とか台詞とか、もうゾクゾクする。
そして、変身前の主人公・めぶきが超可愛い。


今回はこんな素敵な表情も披露。
惚れてまうやろ。

明るく元気じゃない女の子が戦う話が好きな方にオススメ。


第1巻の内容はこちら

先輩、ちゃんと恋人のふりしてよぉ?

『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』
著者:鴨志田 一
イラスト:溝口 ケージ

麻衣先輩と恋人同士になった翌日。
朝起きたら、付き合う前に戻っていた!
青春のバカ野郎!
原因を探す咲太の前に、尻を蹴り合った仲の後輩・朋絵が現れて!?
『さくら荘のペットな彼女』のコンビによる新シリーズ第2巻、読了。

面白いわ……。
SF(少し・不思議)要素も調味料程度に入れつつ、今回も青春もの。
しかも、いわゆる“現代の青春”で、“ぼっち”や“空気を読む”とか、学校生活の嫌な面も盛り込まれている。

前作『さくら荘』の主人公・空太は、ヘタレとまでは言わないが、今時のラノベっぽい主人公だった。
だが、今回の主人公・咲太は“意図的に空気を読まない”という、若干、デリカシーのないキャラで好感が持てる。
女の子相手に、まったく動じないのも良い。

第2巻のヒロインは後輩の朋絵。
クラスメイトとの人間関係に悩む今時の女の子。
可愛いんだ、これが。

まあ、本命は今回も実妹の“かえで”なのだが。



ともかく、甘酸っぱくもほろ苦い青春ストーリーを、ラノベとして描いている良作。
オススメ。


PS.
ちなみに、第1巻で『さくら荘』の栞奈と伊織が登場したが、第2巻ではリタと龍之介がちらりと登場している。
名前は一切出ないが、知っている読者は絶対に判る。
これが小説で人物描写をやる醍醐味。

其の少女は、《世界の敵》。

『白銀のソードブレイカー ‐聖剣破壊の少女‐』
著者:松山 剛
イラスト:ファルまろ

世界を護る7本の聖剣の使い手。
その一人が、大剣を振るう銀髪の少女によって討たれた。
一夜にして《世界の敵》となった少女に興味を持った傭兵レベンスは!?


……いえね、去年に買ったんですよ?
しかも発売日が1月なので、ちょうど1年寝かせてた事になる(この感想は2015年2月に書かれたものです)。
どんだけー。

で、感想なのだが……すごく面白い。
なんせ、ヒロインのエリザが超可愛い。
無口で無表情なのだが、世間知らずで意地っ張りだったりするギャップがたまらん訳ですよ。

しかも、外見は12~13歳という描写がされているが――巨乳。
うへへ。


真面目に書くが、エリザの描写が本当に可愛らしい。
口調からキャラ付けまで、あたしのツボを押さえすぎで怖いくらい。
主人公が、彼女を死んだ妹と重ねてしまうのも、ベタだが鉄板。
終章の主人公とエリザのシーンとか、ニヤニヤが止まらない。

非常に判り易い世界観とストーリーで、文章も読みやすく、ヒロインが可愛らしいファンタジー。
オススメ。

ひまわり書房はいつでもあなたを待っています。

『ひまわりさん』第5巻
著者:菅野 マナミ

学校のまん前に建つ古くてちいさな本屋さん〈ひまわり書房〉では、今日も店主の“ひまわりさん”が迎えてくれる。
本と本屋に集まる人たちをめぐるハートフルストーリー。




待望の新刊、読了。
この作品を知ったのが、ちょうど前巻の発売タイミングだったと思うので、1年以上経ったと知り愕然。
時間の流れが怖い……。

さておき――間が空いても、心地良い雰囲気は健在。
ひまわりさん、可愛い。
黒髪ロングで物静かで知的眼鏡……まさに文学少女。

いや、“少女”って言っていいと思う。
可憐ですもの。

“ひまわりさん大好き”のまつりも犬っぽくて可愛いし、その妹の風子もボーイッシュながら可愛げがあったりして。

ひまわりさんを取り巻く人々の、穏やかで、時にせつない物語。
表紙の雰囲気で気になったら間違いないと思うので、是非とも読んでいただきたい。


PS.
個人的には、まつりの友人・七瀬奈々子が好きなので、もちょっと出番が欲しい。

絶対に守り抜く。クレオ、決意の戦い――!!

『ブレイクブレイド』第14巻
著者:吉永 裕ノ介

囚われたシギュンを助け出し、逃亡を図るクレオたちサーブラフ家と、それを追撃するエレクト。
師弟対決の行方は――?




新刊、読了。
もうね、まずは言いたい――クレオママ、美人。


美人のお母さんキャラというと、包容力のある優しいタイプが多いイメージだが、エレアさんはクールビューティでたまらん。
ショートの黒髪に涼やかな表情……ぐへへ。

〈デルフィング〉は新形態が少しだけ登場。


詳細は判らないが、より1対1の接近戦に特化した“決闘用”に見える。
果たしてその真価はいかほどのものか。

非常に緊張感がたまらない展開なので、次も楽しみ。
ただこの作品、丁寧なのはいいが、展開が遅いのよね……。
もちろん、ストーリーよりもドラマやシチュエーションを楽しむ作品である事は判っているのだが。

『仮面ライダー平成』、完結

流遠亜沙 ASSAULT form
「心に剣 かがやく勇気 確かに閉じ込めて♪ 『平成ライダー』なら『剣(ブレイド)』推し! どうも、流遠亜沙 ASSAULT formです」

ヤミヒメ
「見上げる星 それぞれの歴史が 輝いて♪ 『平成ライダー』なら『ディケイド』推し! ふむ、ヤミヒメだ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「約4ヶ月前の話になりますが、『仮面ライダー平成』全16巻が『剣』の発売をもって、無事完結しました」



『仮面ライダー平成 VOL.5 仮面ライダー剣』


ヤミヒメ
「ナンバリングが発売順でなく、作品の製作順なのがややこしいが、『剣』がトリとなった訳だな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「最後だと知ってヤキモキしましたよ。あたしにとってはトリを飾るに相応しいチョイスだけど……正直、待ち長かった」

ヤミヒメ
「約半年かけてのリリースだったからな。内容としては値段以上の価値があるのではないだろうか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「写真多めなんで、単純に眺めてられるわよね。それでいてデータベースとしても役立つし、好きな作品のだけ買っても良いんじゃないかと。あたしは全部買いましたが」

ヤミヒメ
「貴方の解説本好きも大概だな。とはいえ、巻末には監督や脚本家、スーツアクターなどの、『平成ライダー』に関わった方々のコラムも掲載されているから、全巻買う価値はあるだろう」

流遠亜沙 ASSAULT form
「こうして振り返ると、ベタだけど観返したくなるわ。『クウガ』『アギト』『響鬼』『カブト』『電王』なんかは、1回通して観ただけだから、忘れてる事も多いし」

ヤミヒメ
「劇場版のDVDは、コメンタリー音声でよく流し観しているがな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「『ウィザード』の夏の劇場版から、DC版がなくなったのが残念でならない。未公開シーンやコメンタリー、楽しみだったのに……」

ヤミヒメ
「確かにな。私としては次週最終話を迎える『ドライブ』の事で頭がいっぱいだが」

流遠亜沙 ASSAULT form
「次次回は『ゴースト』の特別編っぽいから、本編は最終話だろうね……終わっちゃうのか」

ヤミヒメ
「よせ、私までしんみりしてしまうではないか……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そうよね。来週も、ひとっ走り付き合うわ!」

ヤミヒメ
「うむ。私の脳細胞もトップギアだ!」


『仮面ライダー平成』公式サイトはこちら
『仮面ライダードライブ』公式サイトはこちら

現れしは、《不死の聖剣》。

『白銀のソードブレイカーⅡ ‐不死身の剣聖‐』
著者:松山 剛
イラスト:ファルまろ

《世界の敵》となり、逃亡生活を送る《剣聖殺し》エリザと傭兵レベンス。
しかしそのさなか、不意に現れた新手の剣聖・デュランダルの襲撃により、剣聖に対する切り札であったエリザの魔剣はいとも簡単に折られてしまった……!
茫然自失となるエリザ、驚愕するばかりのレベンス。
絶体絶命となった二人の前に現れたのは、エリザがかつて刃を交え、倒した剣聖の一人であるヴァリエガータだった。
果たして彼女は、敵か味方か。そして魔剣を失ったエリザは……!?
あまりにもエリザが可愛すぎて即・続・読!(“即座に続きを読んだ”の略)

今回のエリザは病に伏せっていて可愛い。
そして、再登場する剣聖・ヴァリエガータがすごく好き。


いわゆる“ロリババア”だが、なんか可愛い。

本編もすごく良い。
主人公・レベンスの普通の人間であるが故の葛藤や、ラブコメ主人公ばりのハプニングも好感が持てる。
なんというか、小説として硬派なのだが、ラノベとしてのエンタメ性もある作品。

次も急いで読まねば――いや、読みたい。

んみゃ…んみゃみゃ――!!?

『のんのんびより』第8巻
著者:あっと

全校生徒たった5人の“旭丘分校”にふたたび秋がやって来た!
定戦で熱くなったり、山に木の実を取りに行ったり、変わらずのんびり日々を満喫中♪
そんな中、今まで見えなかったそれぞれの意外な一面が垣間見えるかも……!?
いつもの5人に加えて旭丘分校OGメンバーも活躍する、ほのぼの田舎ライフコメディ、待望の第8巻!!
もうね、雨の話が衝撃(笑撃?)すぎて……。


なんというシュールな恐怖。
怖すぎて、なんも言えねえ。

しかし、夏からアニメ第2期か。
時間の経過がおかしい……。


※この感想は15年5月に書かれたものです。
まさか掲載前にアニメが終わってしまうとは……。

犬と猫とて年中無休で発情期。

『犬神さんと猫山さん』第4巻
著者:くずしろ

十二支勢揃いしそうでしない学園4コマ






1年ぶりの新刊、読了。
だんだんと十二支(モチーフ)キャラが揃いつつある。

個人的に好きなのは酉(鳥)の鳥飼ひばり。
今回も登場しているが、これまでとちょっと違った一面が描かれていて良い。



カップルで言うと辰(竜)の竜崎乙姫(りゅうざき・おとめ)と、寅(虎)の虎夫真梨(とらお・まり)が好き。
一見すると“二枚目とツンデレ”なのだが、実際の関係は逆というのがツボ。



他にも様々な美少女達が登場し、様々なカップリングのパターンあるので楽しい。
非常に百合百合な作品なので、百合好きに激しくオススメ。


特設サイトはこちら

最後の剣聖、襲来。

『白銀のソードブレイカーⅢ -剣の遺志-』
著者:松山 剛
イラスト:ファルまろ

サンデリアーナの工房が『剣聖殺し』を狙う軍隊に急襲されるも、何とか難を逃れたエリザたち。
逃亡の果てに辿り着いた商都で、彼らは最後の剣聖と出会う――。


――面白い。

いわゆる昨今のラノベ的な派手さこそないものの、キャラクターを純粋に愛おしく感じられ、ストーリーで勝負している作品。
3冊目という事で物語も進み、物語は終局に向けて動き出す。

今回は剣聖ハヅキ・ユキノシタの娘、サツキ・ユキノシタが登場するのだが、これがまた可愛い。


ビジュアルなんてモロに好みの黒髪美少女剣士。
次巻での立ち位置がどうなるのか、非常に楽しみ。

次回、いよいよラストという事なので、早く読まねば。

女の子はみんな天使!※ただし毒はある。

『今日も2人は仲良しです。 ~くずしろ短編集~』
著者:くずしろ

短編の名手くずしろの歴史と魅力を凝縮したなんでもアリの短編集!!!!!!
駆け出しアイドルを描いた表題作からAV鑑賞に目覚めてしまった妹の話や夏目漱石女体化短編まで!



出版社によって“葛城一”でも書かれている、くずしろ氏の短編集が発売中。
何がすごいって、掲載誌どころか、出版社の枠すら越えての短編集である事。
この手の読み切りは、後の単行本に収録されたりするパターンも多いが、未収録のまま幻の作品になってしまう事も多いので。

で――内容だが、掲載時期がバラバラなので絵柄の違いこそあるものの、作風は良い意味で変わっていない。
女性作家ならではの生々しい部分もありつつ、可愛い女の子がいっぱい。

特にお気に入りは表題作の『今日も2人は仲良しです。』、文豪女体化の『漱石さんといっしょ』、AVにハマってしまったJC妹の『うちの天使の性善説』の3つ。
中でも『うちの天使の性善説』の妹が超可愛い。


まさに天使。
内容が内容だけに、エロ漫画だったら相当――よそう、ここは全年齢向けだから。

好評連載中の『犬神さんと猫山さん』のプロトタイプも掲載されているので、くずしろファンは必見。

全作家が泣いた!! スランプに大ピンチ!!

『姫のためなら死ねる』第5巻
著者:くずしろ

今日も宮中は平安です。
大人気平安ギャグ四コマ第5巻!!





今回も実に良い。
平安時代の宮中、マジやんごとねえ。

何気にタラシなダメ人間・清少納言。



結局、世話を焼いてしまうツンデレ・紫式部。



少しずつ小悪魔の片鱗を見せつつある定子様。



オタク気質の菅原考標女。



リア充女子・和泉式部。



他にも様々な美女・美少女がてんこ盛り。
百合あり・ギャグあり・ちょいシリアスもあったりなかったり。
まったく、和服は最高だぜ!
オススメ。

しかし、源氏物語が好きすぎて二次創作を始める菅原考標女の閑話が、妙にリアルでイタ面白い。


公式サイトはこちら

《真実》は《死闘》の果てに。

『白銀のソードブレイカーIV -剣の絆、血の絆-』
著者:松山 剛
イラスト:ファルまろ

白銀の破壊者エリザは、ついに最凶の剣聖デュランダルとの戦いに臨む。
他の剣聖とは一線を画した存在感を放つ、デュランダルの目的とは。
『聖剣』と『剣聖』そして『魔剣』と『剣魔』。
全ての答えが今明らかに。

……終わってもうた。
なんというか、良かったとしか言い表せない。
最終ページにある挿絵のエリザの笑顔がすべてを物語っているというか。
いっそ画像も貼りたいくらいだが、これはちゃんと本文を読んだ上で見てほしいので貼らない。
なので、替わりにこの素敵な挿絵を。


実に豊満である。
あとがきの“公式設定”いわく、エリザはレギュラーキャラでは1番という事になる。
これが何の設定なのかは推して知るべし。

しかし、この作品は本当に面白い。
硬派な物語を書く作家は、いわゆる“萌え”が不得手だったりするが、この著者は前面にこそ押し出さないものの、女の子を可愛く描く術を知っている。
実際、ヒロインのエリザが超可愛い。
もう本当にツボ。
主人公(作品の主な視点を担うという意味で)がエリザを愛おしく感じていく段階と、読者のそれがシンクロしている感が半端ない。
結末の段階では、完全に主人公の心情と一致していた。

エリザ――本当に愛おしい。

他にもロリババア、剣術小町、控えめ淑女、妖艶な子持ち、狂人などなど、様々な美少女達が登場。
もちろん、ストーリー面での読みごたえもバッチリ。
この作品は本当にオススメなので、是非とも読んで欲しい。

特撮の・特撮による・特撮のためのラジオ 待望の単行本化!!

『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー 大百科』

カラーグラビア、ロケ回・公録リポート、巻頭特別対談、
出演者による東映特撮スペシャルセレクト、さらには、
ゲストトーク、こねたまつりなど、番組の全てがここに!
仮面ラジレンジャーが、大いに特撮愛を語る!!

◆鈴村健一×神谷浩史 巻頭グラビア
◆東映ヒーローワールド訪問回/『KAMEN RIDER THE DINER』カラオケ回 密着ルポ
◆仮面ラジレンジャー公開収録夏祭り2013、ラジレンまつり2014 誌上再録 ほか
◆鈴村健一×神谷浩史 「東映特撮とわたし」特別インタビュー
◆「ラジレンジャーをつくる人たち」番組スタッフ大座談会
◆「仮面ライダーGIRLS」GO!特別座談会
◆ゲストコーナー、こねたまつり、DJタイムほか、思い出の場面を完全網羅!
◆鈴村&神谷セレクト この東映特撮作品がすごい!(執筆:秋田英夫)
文化放送などで好評放送中のラジオ番組『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』、そのデータなどをまとめた単行本。
昨今、この手のラジオ番組本は珍しいのではなかろうか?

そして内容だが、実に面白い。
特にお気に入りコーナー『こねたまつり』の過去のお題が楽しい。
“平成ライダーが昭和ライダーにいわれてショックだったこと”とか最高(逆パターンもあり)。

番組を聴いている人間はもちろん、聴いていない東映特撮好き&鈴村・神谷ファンも楽しめる――というか、聴きたくなる1冊。
深夜に大人2人が特撮ヒーロー番組を楽しげに語る素敵な番組なので、未聴の方には是非、聴いていただきたい。

さあ――私たちの解説(デート)を始めましょう

『デート・ア・ライブ マテリアル』
編:ファンタジア文庫編集部
原作:橘 公司
イラスト:つなこ

精霊はもちろん作中登場キャラを徹底解説!
橘公司&つなこ対談で語られる創作秘話や裏話。
幻の0巻も収録し、書き下ろし小説も加えた永久保存版のファンブック!



ラノベのファンブックというのは珍しい。
やはり長期シリーズ化しない事には出ないので。
過去に同じファンタジア文庫である『スクラップド・プリンセス』のファンブックがあったが、それくらいしか買った記憶がない。

で――この本の見所は色々とあるのだが、やはり著者とイラストレーター(と担当編集)の対談が興味深い。
この組み合わせの対談というのも、意外と珍しい気がする。

もう1つの見所は書き下ろしの小説『精霊カンファレンス』。
こういう機会でもなければ書けないであろう、メタ全開な内容で面白い。
邪道という人もいるかもしれないが、あたしは肯定派なので。

原作も続いているし、夏には劇場アニメが公開。
まだまだ『デート』は終わらない。


※この感想は2015年5月に書かれたものです

――さあ、俺をデレさせてみな

『デート・ア・ライブ12 五河ディザスター』
著者:橘 公司
イラスト:つなこ

これまで封印してきた精霊たちの力がオーバーヒートして、暴走状態になる五河士道。
最悪の事態を避けるため、精霊たち全員で士道にキスをしようとするのだが……。
いつもとは違う士道に振り回され――!?



待望の新刊――読了。

表紙を男がピンで飾るというのも衝撃だが、内容も衝撃的だった。
暴走状態の士道は真摯なプレイボーイと化し、女性と見れば手当たり次第に気障な台詞で翻弄していく。

今回はヒロイン(女の子)を攻略するのではなく、主人公(男)が攻略される変則展開。
しかし、これが新鮮。
それぞれのやり方でヒロイン達の方からアプローチをかけるシーンは、それぞれの個性が描かれ、性格や魅力を再認識させられる。

物語にも進展が見られ、終局に向かって進んでいる事が感じられる。
様々な思惑や、明かされていく謎――続き、そして結末が気になる。
けど、終わってほしくない気もする訳で……ジレンマ。

オススメのシリーズ。
劇場版も楽しみ。


※この感想は15年6月に書かれたものです

まかせろー

『小森さんは断れない!』第4巻
著者:クール教信者

受験と卒業と春休みと。
No!と言えない小森さんの、中学生活もいよいよ大詰め!
小森さんたち3人は、同じ高校に行けるのか?
大谷君との仲は?



受験と卒業式という、学生にとってはナイーブになるイベントの季節。
表紙の印象からして、「まさか最終巻……?」と不安になりつつ読んでいたが、まだ続くようで一安心。

そして……次巻からは小森さんもJKだゼェェェット!

ちょっとだけ高校の制服姿が登場するのだが、ブレザーも良い。


個人的にはセーラー派なのだが、ブレザーも好きなので。
どうでもいいが、中学生はセーラー、高校生はブレザーのイメージだがどうか?

大谷君との関係も気になるところ。
“巨乳JC”という肩書がなくなり、若干の背徳感ダウンはあるが、小森さんの可愛さは変わらないと信じて、今後も期待したい。

けど、あたしの人生において、卒業式の類でナーバスになった事ってないわ……。


公式の紹介ページはこちら

さあ――彼女たちの私的な戦争を、始めよう!

『デート・ア・ライブ アンコール4』
著者:橘 公司
イラスト:つなこ

十香がバニーガール姿でアルバイトに挑戦!?
四糸乃が潜入任務のエージェントとして活躍!?
そして発動される禁断の『折紙普通化計画』。
精霊たちのプライベートが次々と明かされる!!


今回は短編集。
表紙の琴里様がメチャクチャ可愛い。
しかも、妙にぷにっとしてて微妙にエロく感じるのは、あたしだけだろうか?
特に太もも辺り。

ちなみに、書き下ろしの『十香リバース』以外はすべてアニメのBD特典として付属したもの。
特典なのだが、原作と同じフォーマットのカバーが付いていたり、表紙と挿絵がつなこ氏の描き下ろしだったりと豪華な仕様で、今巻にもすべて収録されている。
……まあ、BDを買った身としては複雑な思いがないでもないが、多くのファンに読んでもらえるなら良し。

あとがきにも書いてあるが、書き下ろしの『十香リバース』は、別に十香が嘔吐する訳ではなく、反転するという意味なのでご心配なく。
どうして反転したのかは不明のまま終わるが、まあ、そこは本題ではないのだろう。

ミリ×萌え魔法少女ファンタジー第2巻!

『魔法少女ここねはかく語りき』第2巻
著者:七六

「これが、理想郷!」
コギーを狙う小学生魔法少女の変身シーンで、戦闘ヘリの襲撃も忘れ狂喜する魔法少女マニア・ここね。
三つ巴戦のピンチに戦車さんが駆けつけてくれて――
災害と認定された魔法少女の物語、第2巻


ちょっと変わった魔法少女漫画、待望の第2巻。

この世界の魔法少女の魔法は、“なんでも出来る便利な力”ではなく、1人につき1つの能力しかないのがミソ。
物質の“硬さ”を変えらたり、任意の対象との間に“反発力”を発生させたりといった具合に、1つの能力を駆使して戦わなくてはいけない。
そして主人公・ここねの魔法は“物体の知性化”――要は無機物をトランスフォーマーに出来る。


劇中では戦車がロボットになったり、自転車がパワードスーツになったりと、メカニックの描写が秀逸でグッとくる。

まさに萌えと燃えの美味しいとこ取り。

個人的にはオタク気質の主人公・ここねも好きなのだが、敵対している小学生魔法少女・えるが好き。


だってクールビューティでロリ巨乳なんですもの!
いや、外見がロリじゃないのでロリ巨乳という表現が正しいかは判らないが、小学生とは思えない発育の良さという背徳感がたまらない。

1つしかない魔法を駆使した戦術!
迫力のメカ戦!
そして最後はお風呂で酒池肉林!


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