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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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今年もスーパーヒーロータイム、始まりました。

ヤミヒメ 
「荒れるぞ、止めてみるがよい! ふむ、ヤミヒメだ」










流遠亜沙
「ちょっと、管理人のあたしより先に名乗らないでよ。どうも、流遠亜沙(るとお・あさ)です」









ヤミヒメ
「些細な事を気にするな。小さい男だと思われるぞ?」

流遠亜沙
「いや、確かに大きくはないけども」

ヤミヒメ
「……身長の話だな?」

流遠亜沙
「いや、ナニのサイズが――」

ヤミヒメ
「さあ、本題に入るぞ。今年最初のスーパーヒーロータイムだった訳だが」

流遠亜沙
「え? ナニの話は――」

ヤミヒメ
「黙るがよい」

流遠亜沙
「はい」

ヤミヒメ
「まずは『キョウリュウジャー』だな。キャンデリラ役の戸松遥嬢、ラッキューロ役の折笠愛女史に続き、トリン役の森川智之氏まで素顔で登場したのには驚いたな」

流遠亜沙
「最終話とかで、声優さんがちらっと顔出しするのは近年の戦隊では時々あるけどね」

ヤミヒメ
「しかし、気付けば最終クールに入っていたのだな。早いものだ」

流遠亜沙
「次の作品は『烈車戦隊トッキュウジャー』だってさ」

ヤミヒメ
「列車がモチーフなのだな。ともあれ、今は『キョウリュウジャー』を見届けねばな」

流遠亜沙
「もうすぐ公開の『恐竜大決戦!』もね。アバレンジャーも登場するし、超楽しみ。けど、〈アバレブラック〉と〈アバレキラー〉が出ないっぽいのよね……」

ヤミヒメ
「ゴーバスターズも登場するのだ。観ねばなるまい」

流遠亜沙
「じゃあ、ここからは『鎧武/ガイム』の話。早くも〈斬月〉がパワーアップしたわね」

ヤミヒメ
「本当に早いな。というか、今回はライダーが複数登場するので、フォームチェンジは中盤まで無いと思っていたのだがな」

流遠亜沙
「〈ガイム〉だけでも基本の〈オレンジ〉に加えて〈パイン〉、〈イチゴ〉、〈スイカ〉と、大盤振る舞いよね」

ヤミヒメ
「やはり『W(ダブル)』からフォームチェンジはお約束だからな。観ている方も贅沢になったものだ」

流遠亜沙
「本当に良い時代になったわね」

ヤミヒメ
「うむ。日本の特撮ヒーローものは素晴らしい」

流遠亜沙
「良い感じに染まってるわね」


『獣電戦隊キョウリュウジャー』の公式サイトはこちら
『仮面ライダー鎧武』の公式サイトはこちら

1.18公開の『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』の公式サイトはこちら

2.16放送開始の『烈車戦隊トッキュウジャー』の公式サイトはこちら
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まやかすなぁぁぁッ!?

ガンダムビルドファイターズ
第14話『暗号名C』

普段はツイッターで済ますところだが、今回ばかりはブログに書かずにはいられないので書く。
新オープニングになって「あ、〈V2アサルトバスターガンダム〉だ。映像も良いし、曲もカッコイイじゃない」――などどと思っていたのだが、本編でさらにびっくり。



〈V2ガンダム〉、キタ――ッ!



でもって、『Vガンダム』最終話の 名シーン、キタ――ッ!

あたしは思わず泣きそうになった。
だって、あのシーンの再現よ!?
そりゃ泣きますがな。

オリジナルではスローモーション演出だったが、本作では素早いアクションで、これはこれで格好良かった。
ちゃんと〈ガンダムX魔王〉のハイパーサテライトキャノンの直撃にも耐えたし。



で、今回のオチ。
ファイターがフォンセ・カガチのそっくりさん――というか、もう本人。
笑ってもうたわ。

知らない人は『Vガンダム』を観てみよう。
超オススメなので。
ふふふ……。

いやはや――本当にすごかった。
今月末にHGUCのキットが発売されるから、その宣伝も兼ねてるのかしら?
けど、これだけプッシュされたという事は、もう〈V2ガンダム〉の出番はないんだろうなぁ……。

ともあれ、ますます盛り上がる『ガンダムビルドファイターズ』。
今後も要注目。


PS.
ラルさんの35歳発言にチナが驚いていたが、元ネタのランバ・ラルも35歳だと知った時は、あたしも衝撃だった。
内縁の妻もいるし、あれは絶対50代。


『ガンダムビルドファイターズ』の公式サイトはこちら

「さあ――私たちの戦争(デート)を始めましょう」

TVアニメ『デート・ア・ライブ』

来禅高校の二年生に進級した五河士道。
 一緒に住む妹・琴里とのやりとりや、平凡な学校生活を過ごす中、“空間震”の警報が突如鳴り響く。
慣れたはずの避難行動だったはずが、今回の空間震は、ひとりの美しい“精霊”との出会いを士道にもたらした――




アニメ第2期が4月から放送という事で、改めて第1期(全12話)観返してみた。

――非常に良い。

原作ファン的にはかなり良いアニメ化だったと思う。
なにせBlu-ray買っちゃうくらい気に入っているので。

特筆すべきは、とにかく女の子が可愛いかった事。
これに尽きる。
これが大事。

だって美少女ラブコメですもの。
琴理と折紙に至っては、アニメをきっかけに好感度が上がったくらい。
ちなみに、あたしのお気に入りは十香と狂三なのだが、アニメでも可愛かったので大満足。

もちろん、メカニックや戦闘シーンも気合が入ってるし、キャストも豪華なので見所は多い。
もし第1期を観ていない方がいたら、是非とも観て、第2期も観ていただきたい。
そして原作も読めばいいじゃない。
オススメなので。


TVアニメ『デート・ア・ライブⅡ』公式サイトはこちら

史上最強のブレイブ!!

『獣電戦隊キョウリュウジャー』

遥かな太古、地球に飛来した暗黒種・デーボス。
それと戦った当時の覇者が恐竜達であった。
賢神トリンは選ばれた恐竜達に機械の身体を与え、自らの魂を重ねて『獣電竜』とし、デーボスに反撃する。
彼らの反撃を受けたデーボスは魂を氷漬けにされ、海に封印された。

そして現代、デーボスの部下達であるデーボス軍が復活。
これに対抗すべく賢神トリンは選んだ人間を獣電竜と戦わせ、その勝負に勝った人間に『強き竜の者』=キョウリュウジャーに変身できる力を与える。
そして再びキョウリュウジャーとデーボス軍との戦いが始まった。


流遠亜沙
「聞いて驚け! どうも、流遠亜沙です」









ヤミヒメ
「荒ーれーるーぜー、止めてみな! ふむ、ヤミヒメだ」










流遠亜沙
「『キョウリュウジャー』、終わってもうたな……」

ヤミヒメ
「そうだな。正直、ウッチーが登場するまでは微妙な感があったが、彼の登場から一気に面白くなった。今となっては終わってしまう事が残念でならない」

流遠亜沙
「むしろ、第1話からハマるパターンの方が珍しいのよね。けど、『キョウリュウジャー』も良い作品になって良かったわ。2003年の『爆竜戦隊アバレンジャー』をきっかけに再び観始めた『スーパー戦隊シリーズ』だけど、この10年で個人的に駄目だった作品ってないのよね。お約束は外さない。けど、マンネリにもならない」

ヤミヒメ
「やっている事は同じでも、テーマやモチーフが変われば、内容も違って見えるものだ。昨年の『ゴーバスターズ』や2年前の『ゴーカイジャー』が多少変化球だったので、今回の王道に立ち返った『キョウリュウジャー』は新鮮に映ったな」

流遠亜沙
「ヒーローものですもの。王道って大事。エンディングのダンスも話題になったしね」

ヤミヒメ
「大人の応募も多かったな。映画では『仮面ライダーウィザード』や『恐竜大決戦!』の面子も踊っていたし、『鎧武/ガイム』の面子や、ラジオの企画で『けんいちくんとひろしくん(38)』も投稿していたな。余談だが、私は『鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』も聴いている。お2人の軽快かつ特撮愛に溢れたトークは楽しいからな」

流遠亜沙
「絶対に『トッキュウジャー』のメンバーもあると思ったけど……無かったわね」

ヤミヒメ
「次の『VS』でやるのではないか?」

流遠亜沙
「かもね」

ヤミヒメ
「ダンスといえば、最終話では声優陣も踊っていたな」

流遠亜沙
「声優陣が最終話で顔出し出演するのはお約束になりつつあるけど、踊ったのは初よね」

ヤミヒメ
「今後の展開としては、個人的にノッさんとキャンデリラのロマンスにも想像が膨らむな」

流遠亜沙
「あ、激しく同意。人間態が戸松さんだから余計に」

ヤミヒメ
「今後といえば、『VS』とは別に新作のVシネマが6月に出るそうだな」

流遠亜沙
「近年の特撮ヒーローものは映像展開に恵まれてるわね」

ヤミヒメ
「だが、一旦はこれにて終了だ。すべての『キョウリュウジャー』のスタッフと出演者に、1年間おつかれさまでしたと言いたい」

流遠亜沙
「本当にね。去年の今頃も同じ事を思ったわ」

ヤミヒメ
「今週からは『トッキュウジャー』だが、1年後もまた同じ気持ちでいられると良いな」

流遠亜沙
「なんか、ダンスの話ばっかした気がする」

ヤミヒメ
「それだけ印象に残ったという事だ」



今後の展開も要チェックな『キョウリュウジャー』の公式サイトはこちら

平成ライダーが好きなんですもの

流遠亜沙
「ロイヤルストレートフラッシュ! どうも、流遠亜沙です」









ヤミヒメ
「ファイナルアタックライド! ふむ、ヤミヒメだ」








流遠亜沙
「今日のテーマはこれよ――」

『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』

ヤミヒメ
「公開が迫っている劇場版だな。実に楽しみだ」

流遠亜沙
「それが由々しき事態なのよ」

ヤミヒメ
「?」

流遠亜沙
「エンディングを決める投票が公式サイトで行われてるんだけど、平成ライダーが劣勢なのよ。このままだと、昭和ライダーに負けてしまう」

ヤミヒメ
「なんだと……」

流遠亜沙
「だから、平成ライダーを勝たせるために、是非とも投票していただきたいと。はい、台本読んで」

ヤミヒメ
「今回ばかりは仕方あるまい……『ディケイドが勝つところが観たいから、平成ライダーに投票して欲しいにゃん。お・ね・が・い♡』」

流遠亜沙
「いや、本当にお願いします。あたしもブレイドやファイズに勝ってほしいんで」

ヤミヒメ
「しかし、本当にどちらかが負けるのか?」

流遠亜沙
「まさかとは思うけどね。で、もうひとつ――」

『仮面ライダー バトライド・ウォーⅡ』

ヤミヒメ
「ん。まさかの第2弾だな」

流遠亜沙
「今度は劇場版がフィーチャーされるんだけど……『クウガ』だけ劇場版やってないのよね」

ヤミヒメ
「そうか、劇場版が制作されたのは、平成ライダー第2作目の『アギト』からだったな」

流遠亜沙
「まあ、クウガは劇場版『ディケイド』で登場したライジングアルティメットがあるしね。しかし、劇場版も名作ぞろいだから楽しみだわ。あたしは劇場版に限って言えば『555』がイチオシなのよ」

ヤミヒメ
「それは同意だな。あれは良く出来ている」

流遠亜沙
「そうそう。公式サイトでは期間限定で毎週壁紙を配信してて、今は第2弾の〈仮面ライダーW サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム〉よ。第1弾の〈仮面ライダー鎧武 ジンバーレモンアームズ〉も欲しかったな……」

ヤミヒメ
「1週間限定は短いな。今後は逃さぬように」

流遠亜沙
「そんなこんなで、平成ライダー話でした」

ヤミヒメ
「『トッキュウジャー』の話はせぬのか?」

流遠亜沙
「タイミングを逃してしまったので、来週ね」


『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』公式サイトはこちら
『仮面ライダー バトライド・ウォーⅡ』公式サイトはこちら

勝利のイマジネーション

『烈車戦隊トッキュウジャー』

流遠亜沙
「変身いたしま〜す、白線の内側に下がってお待ちくださ〜い。どうも、流遠亜沙です」








ヤミヒメ
「変身解除いたしま〜す、お急ぎの方はお乗り換えくださ〜い。ふむ、ヤミヒメだ」








流遠亜沙
「始まりました、新たなスーパー戦隊『トッキュウジャー』。第4話まで終わりましたな」

ヤミヒメ
「うむ、個人的には非常に面白いと思うぞ。今回のメインライターは『仮面ライダー電王』や『侍戦隊シンケンジャー』などを手掛けた小林靖子氏ということで、ドラマ展開にも期待したいな」

流遠亜沙
「『灼眼のシャナ』シリーズとか『進撃の巨人』とか、アニメの脚本もされています。アニメといえば、今回も豪華声優陣が参加されててびっくり。特に女性陣がすごい。敵の女幹部ポジションで久川綾さん(ノア夫人役)と日高のり子さん(グリンダ嬢役)。そして――まさかの堀江由衣さん(ワゴン役)」

ヤミヒメ
「ワゴンの仕草や口調は……なんというか、子供に悪影響を与えそうだな」

流遠亜沙
「いや、ほんまやで。あれはエロい。『アキバレンジャー』の赤木信夫みたく、特殊な性癖に目覚めてまうわ」

ヤミヒメ
「そういえば、そんな話もあったな」

流遠亜沙
「そもそも――お色気担当って、敵の女幹部の役割だったはずだけど、最近はいなかったのよね。『ゴーバスターズ』のエスケイプは若い女優さんで、エロスはなかったし」

ヤミヒメ
「エロスの話はそれくらいでよかろう? 私は冒頭のナレーションが鳥海浩輔氏だった方が驚きだった。あの声は……くらっとくるな」

流遠亜沙
「エロボイスよね。皆さん、濡れてますか?」

ヤミヒメ
「似てないことこの上ないな。それと、エロに持っていこうとするな」

流遠亜沙
「駄目?」

ヤミヒメ
「不許可だ」

流遠亜沙
「とはいえ、まだ語れるようなこともあんまりなくて。あ、ミオとトカッチがさっそく良い感じになってるのが気になるかな」

ヤミヒメ
「グリンダ嬢の恋模様もな」

流遠亜沙
「まさかの敵方の恋愛。見た目はあれだけど、日高さんのお芝居が可愛いから可愛く見える不思議。さすがベテラン」

ヤミヒメ
「主人公達の謎も含め、今後が楽しみだな」


公式サイトはこちら

「いっけぇぇぇ――ッ!!」

ガンダムビルドファイターズ
最終話『約束』

大好評のうちに放送を終了した『ガンダムビルドファイターズ』、そろそろ感想を書きたい。

うん……すごかった。

パチモン・ガンプラの大群に挑む主人公達。
駆け付ける援軍。
最後には力を合わせて大勝利。
王道ここに極まれりな展開で、男の子としては燃えずにはいられない。

ハイマットフルバーストを彷彿とさせる〈ウイングガンダムフェニーチェリナーシタ〉の雄姿。
火力不足は否めないが、カッコイイから良し。
ちなみに、劇中や公式サイトでは〈ガンダムフェニーチェリナーシタ〉とあるが、雑誌やネット上での表記は『ウイング』も含まれる。
どっち?


スーパーロボットを彷彿とさせる〈クロスボーンガンダム魔王〉のサテライトキャノン発射シーン。
胸や腹からビームを出すのはリアルロボットでは珍しいが燃える。


援軍に現れるラルさんの〈グフ〉がメチャクチャ、カッコイイ。
「〈グフ〉って陸戦機じゃないの?」なんて野暮なツッコミはなしだ。
ちゃんと腰部と脚部にスラスターが追加されている。

ちなみに、公式サイトによると〈グフR35〉というのが正式名称。
ラルさんが35歳だから?


ラルさんと師匠のデタラメな強さに若干引き気味のキララと、少年のように瞳を輝かせるフェリーニの対比が面白い。
いくつになっても男は少年のまま。


真打登場とばかりに現れる〈ガンダムアメイジングエクシア〉。
リペアを彷彿とさせるが実は左腕は健在で、正式名称は不明。
やはりガンダム・タイプは白が落ち着く。


クライマックスを閉めるのは当然〈ビルドストライクガンダム+ビルドブースターMk-Ⅱ〉(正式名称不明)。
ブースターが外れるシーンの〈ビルドガンダムMk-Ⅱ〉が哀愁を誘うが、その意志は〈ビルドストライク〉に託される。
そして今必殺のゴッドフィンガーを彷彿とさせるビルドナックルが炸裂――勝利をつかめと轟き叫ぶ!

そしてユウキ・タツヤとの再戦と、レイジとの別れ……。
セイにファイターのセンスがなかった理由も明かされる。
そりゃ、愛情込めて作ったものが壊れるのは嫌よね。


別れの余韻を良い意味でぶち壊すラブコメ展開。
ネット上では『アイラ・ツイテキチャッタネン』と呼ばれているのにちょっと笑う。

ともあれ、半年に渡る放送もこれにて終了。
感想としては文句なしに面白かった。
『ガンダム』の名を冠するに相応しい内容だったと思うし、ガンプラの普及にもかなり貢献したのではなかろうか。

新旧問わず、『ガンダム』ファンには観ていただきたい。
これ、かなりオススメ。


公式サイトはこちら

運命に叛いたとき、物語は新たなる結末へ。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(完全生産限定版) 』

“円環の理"に導かれて、少女たちの新たな物語がはじまる鹿目まどか。
かつて、幸せな日々をおくっていた平凡な一人の少女が、その身を賭してすべての魔法少女たちを残酷な運命の連鎖から解き放った。
まどかへの想いを果たせぬままに取り残された魔法少女・暁美ほむらは、彼女の残した世界でひとり戦い続ける。
「懐かしいあの笑顔と再びめぐり合うことを夢見て――」



『HOMURA 1st take version』とコメンタリー目当てで購入。
内容に関しては賛否両論というか、好みの分かれるところだと思うので、ここでは割愛。
ただ、ヤンデレ好きなあたしとしては全然アリ。

で、暁美ほむら役の斎藤千和さんの1stテイク(公開されたのは録り直した2ndテイク)の感想だが――怖い。
確かに、普通に考えればこういう芝居になるよな――といった感じの狂気を感じさせる。
それに比べれば採用されたバージョンは緩和されている。

個人的にはこちらでも問題ない気もするけど、多分、採用されたバージョンの方がいいんだろうなという気もする。
機会があれば是非、1stテイクも聴いてほしい。

悪魔にヤンデレされる勇気、あるかい?


『魔法少女まどか☆マギカ』公式サイトはこちら

U.C.0096――可能性の獣が今、主を得て揺れる宇宙を駆ける

アニメ『機動戦士ガンダムUC』

第二次ネオ・ジオン戦争の終結から3年が経過した、U.C.0096。
地球連邦、アナハイム・エレクトロニクス社を影で操ると言われるビスト財団は、新世界の構築を目指し、ネオ・ジオンの残党『袖付き』にある機密を渡そうとする。
それは、宇宙世紀の成り立ちに大きく関わるという最重要機密『ラプラスの箱』の開放を意味していた。
ビスト財団と『袖付き』の取引場所となる工業コロニー〈インダストリアル7〉。
ここで暮らしていた学生のバナージ・リンクスは、コロニー内の無重力空間を落下していた少女を発見、救出する。
「戦争を止めたい」と語るその少女=オードリー・バーンに突き動かされたバナージは、『ラプラスの箱』を巡る争乱へと足を踏み入れていく――まるで自らの血脈に導かれるかのように。


待望の最終エピソードであるepisode 7『虹の彼方に』が5月17日からイベント上映(BD&DVDは6月6日に発売)という事で、これまでのエピソードを観返してみた。

改めて思う――すごく良い。

原作の良さを損なう事なく、オリジナル要素(主にMSや装備関連)もプラスαした、ロボットアニメとして理想の映像化ではなかろうか。

第1巻の〈クシャトリヤ〉のファンネル。
第2巻の〈クシャトリヤ〉を圧倒する〈ユニコーンガンダム〉のデストロイモードや、さらに圧倒的な〈シナンジュ〉の強さ。
第3巻のダグザさんの格好良さ。
第4巻のMS博覧会。
第5巻の怒濤の展開。
そして第6巻のジンネマンの葛藤。
もう見所だらけ。

『ガンダム』らしい展開や『ガンダム』っぽいセリフの言い回しもあり、濃い『ガンダム』ファンならニヤニヤしっぱなしのはず。
『ガンダム』初心者でも楽しめるが、『1st』から『逆シャア』までの宇宙世紀を知っているとより楽しめる。
イベント上映は5月17日からなので、今回は観に行きたい。
激しくオススメ。


公式サイトはこちら

時をかける希望! 宇宙大恐竜VSスーパー戦隊、空前絶後の大決戦!

『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』

地球に現れた宇宙大恐竜ボルドスに洗脳されてしまったジュウレンジャーのティラノレンジャーとアバレンジャーのアバレッド。
キョウリュウジャーはゴーバスターズと共にボルドスが生み出した悪の連合軍に挑むが……。






流遠亜沙
「聞いて驚けばいいじゃない! どうも、流遠亜沙です」







ヤミヒメ
「荒れるぞ、止めてみるがよい! ふむ、ヤミヒメだ」







流遠亜沙
「いやはや――Blu-ray出たのに、すっかりネタにするのが遅れたわ」







ヤミヒメ
「待ちかねたぞ。どれだけ待たせるのだ?」







流遠亜沙
「あ、今のもう1回お願いします。愛おしい人を待ってた感じで」







ヤミヒメ
「やらぬわ。この、たわけが。さっさと本編の話をするがよい」







流遠亜沙
「怒られちった。てへ☆」







ヤミヒメ
「なるほど、面と向かってやられるとイラッとするな。貴方は割りと本気で死ねばいい」






流遠亜沙
「すいません……悪ふざけがすぎました」







ヤミヒメ
「まったく……。『アバレンジャー』は思い入れのある作品なのだろう?」







流遠亜沙
「うい。事ある毎に言ってきたけど、あたしは『アバレンジャー』大好きなのよ。初めて劇場で観たのが『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』だったんだけど、その時に同時上映だったのが『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』なのよ。元々、恐竜好きだったせいもあって、これは観なきゃと思って。そしたら、メチャクチャ良い作品で。放送後にはレンタルで最初から観たね」


ヤミヒメ
「ふむ、確かに野心的な作品だったな。戦隊メンバーのイレギュラーな編成などが顕著だ。そこから貴方はスーパー戦隊に出戻った訳だな」






流遠亜沙
「2003年の映画だから、もう11年? 時間の流れが本気で怖いわ。当時は秋頃に公開してたのよね。それが夏休み映画に昇格して、ライダーはMOVIE大戦が、戦隊はVシネが劇場で公開されるようになって、他にもお約束のように突発的な映画が出来て……良い時代」




ヤミヒメ
「時にマイスターよ、気付いておるか? また話が本題から逸れておる」







流遠亜沙
「ほんまや……。歳取るとあかんな、こないだもな――」







ヤミヒメ
「マイスターよ」







流遠亜沙
「はい、すいません。わざとやってます。いやね、すごい良い作品じゃない? 語りだすと終わらないと思うのね。懐かしい顔ぶれとか、あのシーンがカッコイイとか、エンディングで踊ってるエンターがメチャクチャ楽しそうとか。もう全部を拾って絶賛したい」




ヤミヒメ
「1つだけ具体的だったが、まあいい。私は『ゴーバスターズ』のマサトとJのコンビがまた観られた事で感無量だ。Jは実に愛い奴よの」






流遠亜沙
「ああいう自己主張の強いのがお好みで?」







ヤミヒメ
「別にそういう訳では……」







流遠亜沙
「なら、声か!? くっ、イケメン声が良いのか!?」







ヤミヒメ
「ええい、やかましい! 言いたい事がなければ終わるぞ!?」







流遠亜沙
「あ――じゃあ、これだけ。この作品は素晴らしい作品です。けどね、この作品の劇中のガブティラのシーンの一部が、今年の4月に公開された『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で使いまわされてるの……」





ヤミヒメ
「ああ、クライマックスのシーンだな」







流遠亜沙
「劇場で『なんか観た事ある……?』って思ってたんだけど、今回このBDを観返して確認出来た」






ヤミヒメ
「予算的な事情であろうな。それに、その不満は『ライダー大戦』の方に言うべきであろう?」






流遠亜沙
「文句なんて言いませんよ。ただ、ちょっとだけ残念だったなと。まあ、それはいずれ出るであろう『ライダー大戦』が手元に届いてからにしやしゃんせ」





ヤミヒメ
「では、もう閉めるぞ。長くなると我々も、読む方も、しんどくなるからな」






流遠亜沙
「気遣い乙――なんてゲーマー兄妹の可愛い妹っぽく言ってみたり」







ヤミヒメ
「…………ここまでくると病気だな」

宇宙世紀を覆う呪縛が解かれる時――人類の可能性を賭けた最終決戦

機動戦士ガンダムUC episode 7『虹の彼方に』

地球連邦政府転覆の可能性を秘めた『ラプラスの箱』の在処が遂に明かされた。
『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、〈インダストリアル7〉に急ぐ バナージだが、眼前に《バンシィ・ノルン》を駆るリディ と、アンジェロの《ローゼン・ズール》が立ち塞がる。

『箱』の守人、サイアムが待つ〈メガラニカ〉に到達する者は果たして――




第1巻が発売されて約4年――ついに完結したアニメ版『ガンダムUC』。
感想としては――とにかく、すごかった。
すでに劇場公開やネット配信もしており、BD発売から1週間経つので、もう感想書いてもいいよね?

なんというか、もう圧巻。
まずはep.4ばりの“MS博覧会”。
分離・合体機構を活かした撹乱攻撃を見せた〈バウ〉や、後の小説『閃光のハサウェイ』に登場する〈グスタフ・カール〉、まさかのMSVの〈ギガン〉などなど。
特に印象に残ったのは〈ジェガン〉と〈ギラ・ズール〉の2機を圧倒した〈シュツルム・ガルス〉で、ローリング・ソバットを決めるシーンにはやられた。

〈ユニコーンガンダム〉と〈バンシィ・ノルン〉が共闘して〈ネオ・ジオング〉に立ち向かうシーンにもニヤニヤが止まらなかった。
ラストでサイコ・フィールドを張るシーンもゾクゾクした。

けど、やはり1番震えたのはマリーダの最期……。
あたしは『UC』のヒロインはマリーダだと思っているので。
そりゃ、原作読んでるから結末は知っているのだが、アニメではひょっとしたら――とか思っていたのだが……。

あとは『逆シャア』や『ファースト』の名場面が新作画で描かれた事。
正直、世代的に『ファースト』には、そこまで思い入れはないのだが、『ビギニング』をBGMに〈ガンダム〉が〈ビグ・ザム〉にビーム・サーベルを突き立てるシーンを観てグッと来てしまった。
他にも書きたい事はいくらでもあるのだが、キリがないのでこのくらいに。

もう1度言いたい――とにかく、すごい。
『逆シャア』までの“宇宙世紀ガンダム”が好きな方には是非とも観ていただきたい。
宇宙世紀を知らない若いロボット好きにもオススメしたい。
こんなロボットアニメが観たかった――きっと、そう思えるはず。


PS.
今回は特典映像のダイジェストが面白い。
これまではフロンタル役の池田秀一さんが素敵なナレーションで真面目にやっていたが、今回はマリーダ役の甲斐田裕子さんが淡々とはっちゃけたナレーションをやっていて笑ってしまう。
これから本編を観る場合は雰囲気ぶち壊しだが、個人的には好き。


アニメ公式サイトはこちら

祝・劇場版制作決定!

流遠亜沙
「もうすぐ6月も終わり。春アニメも、ほぼ終わりましたな。今期は『河合荘』のりっちゃんがダントツで可愛かった……」







ベアトリーチェ
「マイスターは面倒くさい女の子、好きだよねえ。わたしは『ブラック・ブレット』の延珠ちゃんが可愛かったなあ……」







流遠亜沙
「あたしは毎週、幼女に萌えつつ、人間不信を加速させるという、天国と地獄の板挟み状態だったけどね」






ベアトリーチェ
「充分に黒いものが溜まったら、創作に活かしてね。放送はあと1話あるけど」






流遠亜沙
「先週の放送で翠が死んで、あたしはもう、立ち直れません……」








ベアトリーチェ
「あー……」







流遠亜沙
「よそう。生きている間に生きている人間がしなければならない事がある。 それを行う事が死んだ者への手向けよ」






ベアトリーチェ
(グラサン掛けて偽名使ってる大尉の台詞だ)







流遠亜沙
「さ、ここからが本題――」








ベアトリーチェ
「決まったね、劇場版」







流遠亜沙
「エンディングの後に何か始まって『第3期、決定か!?』とか思ってたら、まさかの劇場版。思わず笑っちゃった」






ベアトリーチェ
「ああ、嬉しすぎて感情の処理が追いつかなくなる事ってあるよね」







流遠亜沙
「まさにそれ。『ガンダムUC』のアニメが無事完結して、1つ未練が消えたんだけど……これを観るまでは生きてたい」






ベアトリーチェ
「あはは。マイスター、重ーい」







流遠亜沙
「ごめんなさい。あたし、重い女で……ヤンデレだから」







ベアトリーチェ
「あはは。マイスター、キモーい」







流遠亜沙
「まあ、それはそれとして――劇場版の衝撃が大きすぎて、ちゃんと第2期の感想を書いてなかったので、その話もちょっとだけ。正直、第1期に比べると作画のクオリティは下がった気がする」





ベアトリーチェ
「amazonのレビューなんかでも書かれてるね」







流遠亜沙
「第1期で感じたのは、作画面でも演出面でも、とにかく女の子が可愛かった事なの。そういう意味では、ちょっとだけ第2期は不満だった。なので、ディレクターズカット版に期待」





ベアトリーチェ
「というか、もう買ってるんだけどね」







流遠亜沙
「ええ、まだ観てないけどね。第1期に比べると不満ってだけで、全然、悪くなかった。むしろ良かったもの。八舞姉妹も美九も士織ちゃんも可愛かったしね」





ベアトリーチェ
「士織ちゃんは……まあ、いいや。わたしはやっぱり十香が好きかな。子犬みたいで可愛いよね」






流遠亜沙
「あたしは十香と狂三で迷うんだけど、どっちか選べと言われれば狂三」







ベアトリーチェ
「“きょうぞう”だね。きひひひ♪」







流遠亜沙
「“くるみ”です。念のため。いやあ、美味しい場面で登場して、チートぶりを発揮してくれましたよ。まさに規格外」






ベアトリーチェ
「空中艦〈フラクシナス〉と神無月の雄姿もあったね。もう“子安武人の無駄遣い”とは言われない……事はないか」






流遠亜沙
「子安さんは変態をやってもカッコイイ。あたしの世代にとってはカッコイイ悪役・ライバルといえば子安さんですもの。『ガンダムW』のゼクスとかね」





ベアトリーチェ
「マニュアル通りにやっていますというのは、アホの言う事だ!」







流遠亜沙
「それ、月の御大将じゃないっすか」







ベアトリーチェ
「おーおー、カッコいいねえ~。どうせ俺は新米だけどね!」







流遠亜沙
「それ、エンデュミオンの鷹じゃないっすか」







ベアトリーチェ
「今朝、香ばしい香りで目が覚めました。誰か僕にモーニングコーヒーでも淹れてくれたのかなと思いふと見ると隣の家が火事でした」






流遠亜沙
「アカン、それもう『ガンダム』ちゃう」







ベアトリーチェ
「これ、判るかなあ?」







流遠亜沙
「大丈夫。検索したら出てきたから」







ベアトリーチェ
「便利な時代だね。――あれ、何の話だっけ?」







流遠亜沙
「おっと、『デート・ア・ライブⅡ』の話だったわ。とにかく、個人的には『Ⅱ』も良かった。BDの感想も書ければ書きましょ。そして、劇場版にも期待大」





ベアトリーチェ
「それじゃあ、天誅天誅♪」







流遠亜沙
「ちゃんと『デート』で閉めてください」







ベアトリーチェ
「さあ、わたし達の戦争(デート)を続けましょう」







流遠亜沙
「上出来」







ベアトリーチェ
「えへへ♪」








『デート・ア・ライブ』アニメ公式サイトはこちら

「今夜は寝かせないよ?」って1度は言ってみたいよね

ベアトリーチェ
「タオ姉、見て見て♪」








タオエン
「『ブラック・ブレット』のヒロイン・藍原延長珠ですね」







ベアトリーチェ
「そう。『電撃文庫 MAGAZINE 7月号』の付録だよ」







タオエン
「ちなみに、この角度から見ると……」








ベアトリーチェ
「タオ姉ってば、お約束だね」







タオエン
「これは造形師に対する礼儀です。昔のフィギュアも色分けくらいはしてありましたが、近年のものは皺(しわ)まで表現してあり――素晴らしいですね」





ベアトリーチェ
「……うん、言及はしないでおくよ。もう夏アニメが始まったけど、マイスターもいない事だし、あたし達で春アニメの話をしようよ」






タオエン
「構いませんよ。ベアトリーチェは『ブラック・ブレット』推しでしたね」







ベアトリーチェ
「うん。可愛い幼女がいっぱいだよ」







タオエン
「それがなければ、とにかく悲惨な物語でもありますね。マイスターは幼女萌えしながら人間不信を加速させる日々のようでしたが」






ベアトリーチェ
「猫耳幼女の翠ちゃんも、三木さんの声が素敵だった影麿兄も死んじゃうしね……」






タオエン
「フィクションではありますが、同じような事は現実に起きている。そこがマイスターの琴線に触れたのかもしれません」






ベアトリーチェ
「幼女じゃなくて?」







タオエン
「いえ、8割方幼女目当てでしょう」







ベアトリーチェ
「だよねえ。タオ姉は何が好きだったの?」







タオエン
「私も色々と観ていましたが、1つ挙げるなら『ノーゲーム・ノーライフ』でしょうか。無表情系ロリ、イジラレ系、慇懃無礼毒舌系、そして獣耳系のロリと京都弁お姉様――興奮が抑えられません」





ベアトリーチェ
「タオ姉、よだれ」







タオエン
「失礼。昨今、美少女が複数登場する作品は珍しくありませんが、ここまで個性や年齢に幅がある例はないかと思います。個人的には田村ゆかりさん(ジブリール役)と沢城みゆきさん(いづな役)が好きというのもありますが」




ベアトリーチェ
「この2人は『風雲維新ダイショーグン』にも出てたね」







タオエン
「そうですね。沢城さんは近年ではセクシーなお姉様役が多い印象ですが、元々は下っ足らずなロリ役で人気を博した方なので、“いずなたん”にはマイスターも狂喜乱舞してましたね。気持ち悪い事この上ないですが、私も同意です」




ベアトリーチェ
「やっぱりタオ姉はマイスターに1番近いよね」







タオエン
「今の発言には大変傷付きました。今夜はベアトリーチェに添い寝してもらわなければ眠れそうにありません。さあ、ベッドに行きますよ」






ベアトリーチェ
「ちょ、もう春アニメの話は終わり……!?」







タオエン
「マイスターがさんざんツイッターでつぶやいているので、もう充分でしょう。今夜は寝かせませんよ?」






ベアトリーチェ
「……寝るのが目的だよね?」







タオエン
「もちろん。今のは言葉の綾ですよ」

女子会

ツバキ
「こんにちは、ヤミヒメさん」







ヤミヒメ
「ああ。すまんな、わざわざ来てもらって」







ツバキ
「構いませんよ。呼んでもらえて嬉しいです」







ヤミヒメ
「そうか。ならば良かった」







ツバキ
「それで、今日はどうされたんですか?」







ヤミヒメ
「ん、それがな……」







ツバキ
「?」







ヤミヒメ
「マイスターの不在につき、今日は私が担当なのだが……1人でどうしていいか判らんのだ」






ツバキ
「そういう事ですか。ちなみに、妹さん達は今日は?」







ヤミヒメ
「2人とも忙しいそうだ。せっかく特撮の話をするというのに」







ツバキ
(逃げられましね)







ヤミヒメ
「なので、付き合ってくれ」







ツバキ
「承りました。ちょうど、スーパーヒーロータイムの映画が今日から公開ですね」






ヤミヒメ
「うむ、週明けには観に行きたいと思っている。特に『鎧武/ガイム』は予想のつかない内容で、とても楽しみだ」






ツバキ
「劇場版だけの“究極フォーム”もあるかもしれませんね」







ヤミヒメ
「そうだな。昔は劇場版で最強フォームのお披露目をしたり、謎解きなどをやるのが恒例だったが、今や本編の終盤のタイミングでの公開だからな」






ツバキ
「TVシリーズとのリンクがやりにくくなりましたね。逆に『スーパー戦隊』の方で、そういう仕掛けをやるようになりました」






ヤミヒメ
「うむ。『キョウリュウジャー』の獣電竜・トバスピノと、デスリュウジャーが本編にも登場したな」






ツバキ
「『トッキュウジャー』では6人目の追加戦士が登場しましたが、彼はどうですか?」






ヤミヒメ
「〈トッキュウ6号〉の虹野明だな。私は好きだぞ」







ツバキ
「親近感ですか?」







ヤミヒメ
「私はあんなに面倒くさくないぞ」







ツバキ
「そうではなく、ふとした瞬間に見せる可愛らしいところが似ているなと」







ヤミヒメ
「…………。確かに、先週の動物好きな一面には微笑ましくなったな」







ツバキ
「ふふふ。照れてるヤミヒメさんも、とっても可愛らしいですよ」







ヤミヒメ
「……からかうな」







ツバキ
「失礼しました、つい。『鎧武/ガイム』はもうすぐ3クール目が終わりますね。沢芽市の危機から、世界規模の危機にまで発展しました」






ヤミヒメ
「『ライダー』で特定の街の外に話が及ぶのは珍しいが、海外にまで怪人が現れたのは初かもしれんな。これが、どう終わるのか――いやはや、楽しみだ」





ツバキ
「TVシリーズのみで言えば、過去最高人数のライダーが登場していますね。退場した方も含めると現在、11人ですか」






ヤミヒメ
「『龍騎』はTVシリーズには13人全員は登場しておらんからな。確か、〈ファム〉〈リュウガ〉〈ベルデ〉が出ていないはずだ」






ツバキ
「ロックシードによるフォームチェンジも含めると恐ろしい数ですね。亜種を除けば、『OOO/オーズ』よりも多いです」






ヤミヒメ
「『OOO/オーズ』はライダーが2人で、〈オーズ〉のフォームは劇場版のブラカワニを含めても8つと、実はそう多くないしな」






ツバキ
「私は〈鎧武 ジンバーレモンアームズ〉がお気に入りなのですが、ヤミヒメさんはどのライダーがお好きですか?」






ヤミヒメ
「〈バロン レモンエナジーアームズ〉だな。駆紋戒斗が好きなのだが、〈バナナアームズ〉はあまり好きではなかった」






ツバキ
「ふふふ♪」







ヤミヒメ
「? なんだ、急に?」







ツバキ
「いえ、男の子同士みたいな話題なのに、とても楽しいので。不思議な気持ちです」






ヤミヒメ
「む……もっと女子らしい話題の方が良かったか?」







ツバキ
「そんなことありませんよ。正直、女子らしい話題というのは私も不得手なので」






ヤミヒメ
「そう言ってもらえると助かる」







ツバキ
「いいえ。――あら、ずいぶんと話してしまいましたね」







ヤミヒメ
「いかんな、時間を忘れてしまっていた。今日は来てくれて助かったぞ、ツバキ。その……ありがとう」






ツバキ
「どういたしまして。私でよろしければ、また呼んでください」

「さあ、ショータイムだ!」

ヤミヒメ
「本日は日曜だが、『スーパーヒーロータイム』は放送休止だ。そこで、この空虚感を埋めるべく、ゲストと共にお送りする」






ツバキ
「ごきげんいかがですか、『BLASTER form』の看板娘・ツバキです。お久しぶりですね、ヤミヒメさん。とはいえ、2週間ほどですが」






ヤミヒメ
「うむ。ここで会うのは久しいが、連絡はこまめに取っておるからな」







ツバキ
「そうですね。メル友ですし。主に、特撮の話やマイスターに対する愚痴で盛り上がります」






ヤミヒメ
「私は直接会って話す方が好きだがな」







ツバキ
「同感です。距離があっては、ヤミヒメさんのモフモフの毛並みを楽しめません」






ヤミヒメ
「……その話は他言無用だ」







ツバキ
「ふふふ、そうでした。今日は自主的に『スーパーヒーロータイム』をやろうという事で、DVDの観賞会をやったんですよね」






ヤミヒメ
「ん。まずは、これだな」








『ネット版 仮面ライダーウィザード イン マジか!?ランド』


ツバキ
「恒例になっている劇場版のショートムービーですね」







ヤミヒメ
「まだ観ておらんかったのでな」







ツバキ
「TVシリーズ本編とは一味違った、コメディ要素全開のノリが楽しいですね。『ウィザード』は元々、コメディ要素が多いイメージですが、更にはっちゃけた内容となっています」





ヤミヒメ
「私はミサ(メデューサ)とソラ(グレムリン)がメインの『仮面ライダーをさがせ!』が好きだな」






ツバキ
「ミサの天然(?)に対して、ソラが律儀にツッコミ続けるのが良いですよね。全3回ですが、3回目に変化球を持ってくるあたり、お笑いのルールを判っているのも好印象でした」





ヤミヒメ
「ミサのキャラ崩壊も面白いが、1回目の〈ファイズ〉のファイズアクセルを、ドラゴタイマーと勘違いするくだりが良い」






ツバキ
「私は『コヨミの部屋・プレミアム』が好きですね。コヨミのキャラ崩壊が、どこまでが台本で、どこからがアドリブなのか……興味深いです」






ヤミヒメ
「あれは元々、BD&DVDの映像特典らしいな。『ウィザード』も、そろそろ最初から観返したい作品だ」







『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』


ツバキ
「続いては映画本編です。冒頭に世界が創り変えられ、“誰もが魔法を使える世界”に晴人とコヨミが放り込まれるというストーリーです」






ヤミヒメ
「アバンから〈ウィザード〉と、劇場版オリジナル・ライダー〈ソーサラー〉の戦いという熱い展開だな」






ツバキ
「マジックランドで、お馴染みのメンバーが次々に〈メイジ〉に変身するのも劇場版の見所ですね。個人的には〈ビースト〉の仁藤攻介が、マジックランドでも相変わらずなのが嬉しいです。“マヨ釣り”には笑いました」





ヤミヒメ
「『デカレンジャー』の〈デカレッド〉こと、赤座伴番役の載寧龍二氏が近衛隊長をやっていたのも、特撮ファンとしては見所だな」






ツバキ
「人と違っているという孤独を抱えたマヤ大王が、コヨミにシンパシーを感じる流れも、コヨミというキャラクターの設定を活かした良い展開です」






ヤミヒメ
「『MOVIE大戦アルティメイタム』とは違った、どんでん返しが用意されているのもクライマックスを盛り上げるな。“究極フォーム”である〈インフィニティードラゴン〉でフィニッシュというのも燃える」





ツバキ
「『アルティメイタム』は、どんでん返しというより、衝撃的なオチでしたが。約60分という映画としては短い時間に、見所が凝縮されていますね。今回はDC(ディレクターズカット)版が発売されていませんが、カットされたシーンはないという事なんでしょうか?」




ヤミヒメ
「非常に高い完成度なので不満はないが、オーディオコメンタリーが聴けないのは残念だな」






ツバキ
「そうですね。平成ライダー第2期の劇場版では最高の出来だと思っているので、私も監督の解説は聴きたかったです」






ヤミヒメ
「マイスターも、平成ライダー第2期シリーズでは『ウィザード』推しだな。私も現時点では同意見だ」






ツバキ
「“現時点では”という事は、『鎧武/ガイム』の結末次第では?」







ヤミヒメ
「『鎧武』派に転向するかもしれぬな。もっとも、第1期も含めていいのであれば――」






ツバキ
「『ディケイド』は譲れない――ですか?」







ヤミヒメ
「ん。『ディケイド』は至高だからな」







ツバキ
「私は第1期を含めても、やはり『ウィザード』派ですね。絶望を希望に変える――素敵じゃないですか」






ヤミヒメ
「マイスターは『剣(ブレイド)』派で、見事に別れておるな。まあ、派閥が別れるという事は、それだけ多様性に富んでいる事の証左だ。少々、気が早いが、次の作品も楽しみだな」





ツバキ
「そろそろ、発表されてもいい時期ですね。今年のMOVIE大戦の公開は決定しましたが」






ヤミヒメ
「うむ。『鎧武』の最後のステージだな。『仮面ライダー大戦』のような映画があれば、その限りではないが」






ツバキ
「『仮面ライダー大戦』も、8日にBD&DVDが発売されますね」







ヤミヒメ
「そちらも楽しみだ。私はかなり気に入っているのでな」







ツバキ
「では、発売後に上映会をやりましょう。私も、改めてじっくり観たいです」






ヤミヒメ
「おお、是非やろう。本当に……『仮面ライダー』とは素晴らしいな!」







ツバキ
「ヤミヒメさん、そのネタはフライングですよ。それはともかく――『仮面ライダーウィザード』は私もオススメの作品ですので、是非、ご覧になっていただきたいです」



看板娘@がんばらない

タオエン
「うぜえのですよこのズベ公!」







ベアトリーチェ
「どしたの、タオ姉? 急に暴言を吐いて」







タオエン
「先日言っていた『ささみさん@がんばらない』を観終わりまして」







ベアトリーチェ
「ああ。第5話のかがみの台詞だね。せっかくだから、ちょっと説明しとこうよ」







『ささみさん@がんばらない』


タオエン
「2013年に放送されたライトノベル原作のアニメです。最高神の力を持つ引きこもりの少女・月読鎖々美(つくよみ・ささみ)のがんばらない日々の物語です」





ベアトリーチェ
「ざっくりすぎない?」







タオエン
「説明するのが面倒くさいのです。気になる方はウィキればいいのです。何でも人に訊かず、自分で調べる努力をすべきなのです」






ベアトリーチェ
「あ、またかがみっぽい」







タオエン
「リスペクトなのです。そういえばベアトリーチェのイメージCVはささみさん役の阿澄佳奈さんでしたね」






ベアトリーチェ
「そうだよ。タオ姉、大好き!」







タオエン
「『犬とハサミは使いよう』の春海円香(はるみ・まどか)ですね。録音したいので、もう1度言ってください」






ベアトリーチェ
「2回目は別料金かな」







タオエン
「判りました。後で美味しいものを食べに行きましょう」







ベアトリーチェ
「本当に!? やった♪」







タオエン
「その後はお泊りコースで朝まで楽しみましょう――じゅるり」







ベアトリーチェ
「そんな事より、『ささみさん』はどうだったの?」







タオエン
「面白かったですよ。ジャンルに囚われない様々な魅力があります。基本は非日常系コメディですが、バトルもあればハートフルな展開もあったりします。日本神話をモチーフにしているのも珍しいですね」





ベアトリーチェ
「この10年くらいで、神話から名前を取ったアニメやラノベはたくさんあるけど、日本神話ってあんまり使われないんだよね」






タオエン
「海外の神話にしても名前だけで、ストーリーに組み込まれたりはしませんしね。最近のアニメやラノベに対して思うのは、もう手垢が付きすぎている感があるので、必然性のない神話からのネーミングは、そろそろやめるべきではないかということです」




ベアトリーチェ
「みんな、神話大好きなんだよ。ちなみに、タオ姉の好きなキャラは?」







タオエン
「当然、邪神(やがみ)三姉妹の次女・かがみなのです。無口で無表情で丁寧口調で毒を吐くのがたまらないのです。花澤香奈さんの“可愛くない演技”が逆に可愛いのです」






邪神かがみ


ベアトリーチェ
「「てへ」って言うシーンだね。わたしは後半に登場する悪徳オカルト結社〈アラハバキ〉の幹部・玉藻前(たまものまえ)だな」







玉藻前


タオエン
「狐っ娘ロリメイドですね。CVは日高里奈さんで、とても可愛かったです」







ベアトリーチェ
「だよねえ♪」







タオエン
「終盤にクラスメイト達と旅行に行くのですが、ささみさんとかがみの百合疑惑のシーンも好きです」






ベアトリーチェ
「移動のバス内で、かがみがささみさんに「お姉様」って言われて悶えるんだよね」






タオエン
「ええ。私も是非、阿澄佳奈ボイスでお姉様と呼ばれてみたいものです……おや、ちょうどここにいますね」






ベアトリーチェ
「呼んでほしいの?」







タオエン
「お願いします」







ベアトリーチェ
「しょうがないなあ――お・ね・え・さ・ま♡」







タオエン
「……我が人生に一片の悔いなし」







ベアトリーチェ
「タオ姉、鼻血鼻血」







タオエン
「失礼」







ベアトリーチェ
「お兄ちゃんの声が大塚芳忠さんなのもすごいよね。私も素敵なオジサマ声で「ベアトリーチェさん」って呼ばれたいなあ」






タオエン
「そんな願望があったとは驚きです。どんなに素敵な声であっても、男性に親しげに名前を呼ばれるなど寒気がします」






ベアトリーチェ
「マイスターに呼ばれてるじゃない」







タオエン
「聴いてませんから。マイスターとの会話は読唇術です」







ベアトリーチェ
「……わたしはその事実に驚きだよ」







タオエン
「だいぶ横道に逸れましたが、『ささみさん@がんばらない』は面白いのでお薦めです。アニメ第2期はやらないのでしょうか?」






ベアトリーチェ
「やってほしいね」








TVアニメ『ささみさん@がんばらない』公式サイトはこちら

平成VS昭和 掟破りのジェネレーション・バトル!

『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』

地球の内側に、もう一つの世界が!?
調査へ向かった仮面ライダー鎧武=葛葉紘汰は、バダン帝国の怪人たちと、本郷猛と名乗る男と出会う。
〈仮面ライダー1号〉に変身した本郷は怪人たちを次々と倒し、紘汰に言い放つ。
「お前のようなひよっこを、ライダーと認めるわけにはいかん!!」
困惑する紘汰。果たしてバダン帝国とは?
そして動き始めた〈仮面ライダー1号〉ら昭和ライダーたちの目的とは?
ヤミヒメ
「ヤミヒメと――」







ツバキ
「ツバキの――」







ヤミヒメ&ツバキ
「特撮トーク・タイム! さあ、お前の特撮愛を数えろ!!」






ヤミヒメ
「……この名乗りは必要なのか?」







ツバキ
「せっかく2人ですから、やってみたかったんです」







ヤミヒメ
「そうか。う、うむ」
ツバキ「あ――失礼しました。皆さん、ごきげんいかがですか。普段は『BLASTER form』の看板娘をさせていただいているツバキです」







ヤミヒメ
「今日は発売された『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の上映会をやったので、感想を語り合いたいと思う」






ツバキ
「なお、私達は昭和ライダーに明るくないので、平成ライダーに焦点を当ててお送りする事をご了承ください」







ヤミヒメ
「まずはアバンの〈カブト〉だな」







ツバキ
「火だるまになってビルに激突するシーンは、隕石っぽくてニヤリとしますね」






ヤミヒメ
「その後、マスクドフォームからライダーフォームへキャストオフするシーンがあったのも嬉しいな」






ツバキ
「終始、対戦相手である〈ストロンガー〉を圧倒していたのも印象的でした。クロックアップを破られても、慌てず騒がずライダーキックで応戦する姿には余裕が感じられます」





ヤミヒメ
「この後、〈スカイライダー〉にやられてしまう訳だが、〈フォーゼ〉、〈J〉と来て、現行のライダーである〈鎧武〉が登場する。掴みとしては最高の流れだな」





ツバキ
「ここから時間が1週間戻り、本編が始まります。『鎧武/ガイム』の主人公である葛葉紘汰がヒロインと共に“内側の世界”に行き、事件が始まりますね」






ヤミヒメ
「途中は端折るが、元の世界に戻り、〈仮面ライダーディケイド〉=門矢士(上段)に出会い、次々と歴代ライダー達が登場する」






ツバキ
「〈仮面ライダーW(ダブル)〉=左翔太郎(中段)と、〈仮面ライダーファイズ〉=乾巧(下段)ですね。巧役の半田健人氏は2003年の『仮面ライダー555(ファイズ)』放送終了から数えると、ちょうど10年ぶりの変身ですね」




ヤミヒメ
「どうでもいい話だが、マイスターは半田氏と同い年らしい。本当にどうでもいいが」






ツバキ
「片やタレント、片やダメ人間――どこで差が生まれてしまうんでしょうね」







ヤミヒメ
「平成ライダー集めする士だが、なかなか上手くいかない。そして、巧が怪人に襲われるシーンで、変身するのを躊躇う巧に変わって士が変身する――〈ディケイド〉、待ちかねたぞ」





ツバキ
「いかがですか、久しぶりのご本人の変身による〈ディケイド〉は?」







ヤミヒメ
「『スーパーヒーロー大戦』が2年前にあったとはいえ、滾るな。巧に変身を強要しない士を含め、やはり『ディケイド』は至高だ」






ツバキ
「それから、巧は海辺の定食屋で事件をきっかけに、不思議なお医者さん=神敬介と出会います」






ヤミヒメ
「そこで、過去の戦いで死んだ仲間〈仮面ライダーカイザ〉=草加雅人を引きずっている事が描かれる。ここまでで2度に渡って巧の猫舌設定も活かされている。心憎い演出だな」






ツバキ
「このシーンはTVシリーズの同一のシーンを再現した新撮なんですよね」







ヤミヒメ
「うむ。懐かしいな」








ツバキ
「そして、神敬介の預かっている少女と買い物に行くシーンで怪人に襲われます。ちなみに、この少女の名前はマリといって、これは『555』のヒロイン・園田真理と同じ名前なんですよね」





ヤミヒメ
「これもまた細かいファンサービスだな。オートバジンのバトルモードはこのカットのみだが、これもファンとしては嬉しいな」






ツバキ
「主を守るためにオートで変形して盾になる――健気な姿勢は健在ですね」








ヤミヒメ
「ここで巧が変身を決意する。「悩むのにも飽きた。子供の未来くらい守ってやる」というのは、巧らしいし、神敬介の影響が感じられる」






ツバキ
「やはり〈ファイズ〉は惚れ惚れするデザインですね。まさに科学技術を感じさせるライダーです」







ヤミヒメ
「その後、アクセルフォームにフォームチェンジし、アクセルクリムゾンスマッシュで決めだ」






ツバキ
「素敵ですね。私も大好きな必殺技の1つです」







ヤミヒメ
「怪人を倒してから第2ラウンドだ。助けに現れた神敬介は、巧が平成ライダーである事を知ると、〈仮面ライダーX〉に変身し、戸惑う〈ファイズ〉を圧倒する」






ツバキ
「シーンは変わり、物語に確信に迫っていきます。しかし、昭和ライダーに道を阻まれ、いよいよ翔太郎も変身しますね」






ヤミヒメ
「〈サイクロンジョーカー〉ではなく、ロストドライバーを使っての〈ジョーカー〉というのが、またファン心をくすぐるな」






ツバキ
「1人ですからね。それに、対戦相手が〈BLACK〉と〈BLACK RX〉の黒いライダーというのが、翔太郎が指摘している通り面白い組み合わせですね」






ヤミヒメ
「「俺は自分の罪を数えたぜ」という台詞は、『MOVIE大戦CORE』でのおやっさんの台詞だな」






ツバキ
「これは、翔太郎がおやっさんのようなハードボイルドに近づいているという事なのかもしれませんね」







ヤミヒメ
「今回の敵組織・地下帝国バダンの目的が明らかになり、『トッキュウジャー』の敵であるシュバルツ将軍の差し向けた〈クライナー〉と戦う〈電王〉が登場だ」





ツバキ
「関俊彦さんの声で〈電王〉――というか、モモタロスがしゃべると、不思議と安心します」







ヤミヒメ
「この辺りからアバンの時間に追いつくな。バダンを倒さなければならない。しかし、昭和ライダー達とは相容れず、次々と平成ライダー達も倒れていく」





ツバキ
「それでも、紘汰と士、そして巧の3人で戦いを挑もうというところで、またも立ちはだかる昭和ライダー達。そこに駆けつける翔太郎と、〈ウィザード〉=操真晴人を含めた生き残りの平成ライダー達」





ヤミヒメ
「ツバキは『ウィザード』推しだったな」







ツバキ
「はい。ときめきます」








ヤミヒメ
「紆余曲折あり、平成と昭和のライダー達の戦いはバダンの目を欺くための作戦であり、彼等はヘルヘイムの森に逃れていた事が明らかになる」






ツバキ
「クラックから現れるライダー達のポーズにも個性が出ていますね。やはり〈ウィザード〉は優雅です」






ヤミヒメ
「当たり前のように〈Wサイクロンジョーカー〉になっている」







ツバキ
「そこは勢いです」







流遠亜沙
「ターン・アップ! 遅ればせながら、あたし参上! ここからは、あたしのステージだ!!」






ヤミヒメ
「なんだ、おったのか?」







ツバキ
「どうしたんです、急に」








流遠亜沙
「いや、どうして言いたい事があってね。このカットを見て。〈ブレイド〉の顔が薄っすら金色でしょ?」






ヤミヒメ
「公開時も言っておったな」







ツバキ
「〈ジャックフォーム〉仕様なんでしょうか?」







流遠亜沙
「何かしらの理由で通常フォームのマスクがなくて、〈ジャックフォーム〉のマスクを流用したけど、金色の塗装が落とせなかったとか? これをネットで検索しても、誰も指摘してないのよね……」





ヤミヒメ
「そう言われると気になるな」







ツバキ
「まあ、私達で議論したところで答えは出ませんよ。せっかくなので、ここからはマイスターもご一緒しませんか?」






流遠亜沙
「いいの? じゃあ、喜んで」







ヤミヒメ
「やれやれだな」








ツバキ
「いよいよクライマックス直前です。バダンの要塞を破壊するために〈ウィザード インフィニティースタイル〉と〈Xライダー〉が必殺技を放ちますが、草加の蘇えりに出会った〈ファイズ〉が邪魔をします。そして変身が解除され、〈ウィザード〉の晴人さんが素面で登場です。きゃー、晴人さん!」



ヤミヒメ
「……ツバキの意外な一面を見てしまった」







流遠亜沙
「結構、ミーハー?」







ツバキ
「失礼。つい」







流遠亜沙
「まあ、あたしも『ウィザード』好きだし、晴人も好きな主人公タイプだから、気持ちは判るわ」







ヤミヒメ
「神敬介に殴られ、晴人に説得され、巧も過去への未練を断ち切り〈ブラスターフォーム〉と変身する」






流遠亜沙
「昭和ライダーだから鉄拳制裁っていうのは“らしい”わよね。しかし、まさか〈アクセルフォーム〉だけでなく〈ブラスターフォーム〉まで見られるとは……感無量。ちなみに、このシーンの巧の台詞『その罪は俺が背負う」は、TVシリーズにも類似の台詞があってニヤッとしちゃうわ」




ツバキ
「マイスターは『剣(ブレイド)』の次に『555』推しでしたね」







流遠亜沙
「うい。だから今回の映画は本当に嬉しい」








ヤミヒメ
「ライダーキックでバダン要塞に乗り込み、〈ファイズ ブラスター〉、〈ウィザード インフィニティ〉、〈Xライダー〉の3人での破壊行為だ」






流遠亜沙
「組み合わせも意外だけど、カメラがぐるぐる回るのがカッコイイのよね」







ツバキ
「平成ライダーにばかり華を持たせないという、昭和ファンに対する配慮ですね。平成ファンにとっても、昭和ライダーと肩を並べているのは不思議な誇らしさがあります」






流遠亜沙
「ここから戦隊ロボパート。〈ガブティラ〉が〈キョウリュウレッシャー〉になるのは完全に実写版『トランスフォーマー』形式」






ヤミヒメ
「一瞬だけ〈電王トッキュウオー〉になるのは微笑ましいな」







ツバキ
「足にされて不貞腐れる〈電王〉は可愛いです」








流遠亜沙
「バダンとの戦いを終え、もう1つのクライマックス――仮面ライダー大戦の決着の時。ここでもう1つのカブトムシ対決が行なわれている」






ヤミヒメ
「〈ブレイド〉VS〈ストロンガー〉だな」







ツバキ
「平成でカブトムシ・モチーフと言えば〈カブト〉ですが、実は〈ブレイド〉もモチーフにカブトムシが入ってるんですよね」







流遠亜沙
「続いては〈龍騎〉とのカード繋がりでの共闘。これは『スーパーヒーロー大戦』でもやってるけどね」







ヤミヒメ
「ここで決着だな。公開版では『平成ライダー勝利』バージョンだったが、パッケージ版では未公開『昭和ライダー勝利』バージョンが観られる。ちなみに、上の画像は後者だ」





ツバキ
「これは是非、ご自分の目で見届けてほしいですね」







流遠亜沙
「解説をしてくれる鳴滝さんが面白いよね。ついに士との和解が果たされる」






ツバキ
「あっという間の99分でしたね。お2人ともおつかれさまでした」







ヤミヒメ
「時間を感じさせない名作だ。どんな作品でも賛否はあるものだが、私は絶賛したい」






流遠亜沙
「そうね。個人的には『555』の半田さんが巧をやってくれたのが嬉しくて。『555』――というより巧の物語の完結編って感じがまたね。こういう企画で、過去の作品をフィーチャーした話はまた観たい。次は『剣』でお願いします」




ツバキ
「欲望丸出しですね」







ヤミヒメ
「欲望は生きる原動力だ。一概に悪いとは言いきれん」







流遠亜沙
「じゃあ、そろそろ閉めの言葉を2人からお願いします」







ヤミヒメ
「そうか。では――ライダーってのは、なんて素晴らしいんだ!」







ツバキ
「ヤミヒメさん、私もそう思います」







「沖縄はどんなにおいがするのん?」

十三話『沖縄に行くことになった』

毎日を楽しく過ごしている旭丘分校の、れんげ、蛍、夏海、小鞠。
ある日、みんなでデパートへ行き卓が福引でまさかの特賞『沖縄旅行』を引き当てた!







第2期の製作が決定した『のんのんびより』、今回はその原作『のんのんびより』第7巻特装版に付属しているOADの話。
内容は原作では描かれていない、沖縄旅行の準備をする時間の出来事。
なので、第7巻を読む前に観るのがオススメ。

感想としては、TVシリーズと同じく良い。
あの心地良い空気が懐かしく感じた。
アニメから入ったファンはもちろん、原作ファンも必見。

第2期、楽しみだわ。


TVアニメ公式サイトはこちら

ソイヤ!

ヤミヒメ
「『仮面ライダー鎧武/ガイム』、最終話を迎えてしまったな」







ツバキ
「前置きなしですね。その前に、あいさつをしてもいいですか?」







ヤミヒメ
「ん、ヤミヒメだ」







ツバキ
「ご無沙汰しております、『BLASTER form』の看板娘・ツバキです。特撮話という事でお呼ばれしました」






ヤミヒメ
「でだ、『鎧武』が終わってしまった訳だが」







ツバキ
「第47話は、最終話というよりエピローグでしたね。光実の救済と、城乃内が前に進むための話だったように思いました」






ヤミヒメ
「そうだな。〈邪武〉が劇場版に登場したコウガネというのは意外だった。忘れていたが、あのイナゴ怪人は夏に放送された第37話『バロン・サッカー夏の陣』に登場していたのだな」





ツバキ
「劇場版に向けた前振りのエピソードでしたね。たかだか3ヶ月前の話なのに、やはり毎週のように現れては倒されていく怪人は、忘れてしまいますね」





ヤミヒメ
「悲しいかな、な。そういえば、コウガネの声は役者が違っていたな」







ツバキ
「声優の斧アツシさんでしたね。やはり、本業でない方を声だけでオファーするのは色々とあるんでしょう」






ヤミヒメ
「劇場版を観たファンにとっては嬉しいが、観ていないと「コウガネ? 誰?」となるかもしれんがな」






ツバキ
「難しいところですね。私は次回作の『ドライブ』とのコラボがあるのではと予想していましたが、外れました」






ヤミヒメ
「『ウィザード』の特別編の例があるからな。それは『MOVIE大戦』までおあずけだ」






ツバキ
「『鎧武』の結末についてはどう感じました? さすがに日曜朝のヒーロー番組で、救いのない結末はないだろうと予想していましたが、主人公とヒロインが地球を去るとは思いませんでした」





ヤミヒメ
「メインライターの虚淵氏は、そういう作風が多いそうだな」







ツバキ
「ええ。ひどい脚本家さんです(笑)」







ヤミヒメ
「笑ってよいものか判断に困るな。私はクライマックスとも言える〈鎧武〉と〈バロン〉の最後の一騎打ちが燃えたな。次々にフォームチェンジを繰り返していく様は爽快だった」





ツバキ
「私は沢芽市がゴーストタウンになってからの展開が好きです。余談ですが、世界各国から核ミサイルが撃ち込まれるという展開は、マイスターも小説のネタとして考えた事があるそうです。「使うとしても半年は封印だな」と言っていました」




ヤミヒメ
「……どの作品で使うのだ。『鎧武』の前半は“子供と大人の対立”だったな。今思えば、まだ平和な時代だった」






ツバキ
「マイスターももう30歳ですから、ビートライダーズの面子より、貴虎に感情移入しながら観ていたそうですよ」






ヤミヒメ
「〈斬月・真〉に想い入れが強いのは、そういう理由もあるのか。あのダメ人間も、そろそろ真っ当な大人になってもらわねばならんのだがな」






ツバキ
「ヤミヒメさんは戒斗推しでしたね」







ヤミヒメ
「最終話に出番があったのは嬉しかったな。あれが幸せな結末であったかは判らぬが。ツバキは誰推しなのだ?」






ツバキ
「強いて言うなら阪東さんでしょうか」







ヤミヒメ
「フルーツパーラーのマスターか。意外……と言うほどでもないか」







ツバキ
「「先生」と呼んでほしいです」







ヤミヒメ
「それは『龍騎』の……まあよい。正直、序盤は微妙だったが、話が進むにつれ盛り上がっていった感がある作品だな。ライダーの数もフォームチェンジのバリエーションも豊富で、単純にわくわくした」





ツバキ
「“仮面ライダー”でなく“アーマードライダー”という呼称に、どのような意味が隠されているのかも期待していたのですが、特に言及されませんでしたね」





ヤミヒメ
「アームズチェンジするライダーだから、というだけだったな。鎧がモチーフという事もあるのだろう」






ツバキ
「果実や蛇など、聖書をモチーフとして使ったのは新鮮でしたね。ロックシードが果物メインだったのも、ちゃんと物語に深く関係していました」






ヤミヒメ
「毛色が違うのは毎年の事だが、『鎧武』もまた際立つ作品になったように思う。『ウィザード』が終わった時のように、『鎧武』も終わるのが惜しいと思えて一安心だな。来年の今頃には『ドライブ』もそうあってほしいものだ」




ツバキ
「そうですね。さっそく今週から放送なので、楽しみに待ちましょう。『鎧武』に参加されたスタッフ・キャストの方々には惜しみない賛辞を贈らせていただきます」






『仮面ライダー鎧武/ガイム』公式サイトはこちら

仁義なき夏アニメ談義

流遠亜沙
「心に剣 かがやく勇気 確かに閉じ込めて 奇跡 切り札は自分だけ♪
 やっぱり〈ブレイド〉が最強よね」






ヤミヒメ
「オーロラゆらめく時空越えて 飛び込む 迷走するパラレル♪
 戯言を、〈ディケイド〉こそ至高だ」






ツバキ
「きっと必要不可欠のEnergy 心のため 夢と予想 いい意味で裏切ってくれるのもの♪
 何を言ってるんです? 〈ウィザード〉が最高に決まってます」





流遠亜沙&ヤミヒメ&ツバキ
「…………」






流遠亜沙
「白黒はっきりつけようか?」

ラウズアブゾーバー音声
『アブゾーブQ、エボリューションK』




ヤミヒメ
「ふん、望むところだ」

ディケイドライバー音声
『カメンライド』




ツバキ
「仕方がありませんね」

ウィザードライバー音声
『シャバドゥビタッチヘンシーン』




流遠亜沙&ヤミヒメ&ツバキ
「変身!」








ベアトリーチェ
「マイスター達、何やってるの?」







タオエン
「楽しそうなので放っておきましょう。それより、夏アニメをようやく観終わりましたので、その話をしましょうか」






ベアトリーチェ
「そだね。わたしは『六畳間の侵略者!?』と『月刊少女野崎くん』がお気に入りだったなぁ。コメディ寄りのラブコメで、可愛い女の子が可愛く描かれてて好きだった。気楽に観られたし」





タオエン
「何も考えずに楽しめる作品でしたね。私は『六畳間』ならキリハ、『野崎くん』なら結月が好きです」






ベアトリーチェ
「わたしは『六畳間』ならティア(ティアミリス)、『野崎くん』なら千代かな。タオ姉はどの作品が良かったの?」






タオエン
「私は『ハナヤマタ』と『ALDNOAH.ZERO』がお気に入りでした」





ベアトリーチェ
「『ハナヤマタ』は判るけど、『アルドノア』も?」







タオエン
「はい。愛憎渦巻く展開と、救いのない結末にゾクゾクします。まだ完結はしていませんが」






ベアトリーチェ
「あー……そういうのも好きなんだ。『ハナヤマタ』はなるが可愛かったよね。ヤヤのツンデレも判りやすくて、いじらしかったし。『アルドノア』は韻子が平凡で好きかなぁ」





タオエン
「『ハナヤマタ』なら真智ですね。百合展開に新たな波紋を生み、結束させた功労者です。ドラマに絡むのが後半からだったのが惜しまれます。『アルドノア』ならユキ姉も捨てがたいですが、マグバレッジ艦長が好きですね。1stシーズンは大変な事になって終わりましたが、2ndシーズンがどのように始まるのか、期待せずにはいられません」



ベアトリーチェ
「メカ(カタフラクト)戦もすごかったよね。圧倒的に強い敵に対して、知恵と勇気で立ち向かうっていうのは、昨今のロボットアニメだと珍しいというか、むしろ他にない?」





タオエン
「高度な戦術を駆使して大国に挑むというのは『コードギアス』がありますし、圧倒的に強い敵と戦うという意味では『エヴァンゲリオン』がありましたが、これらとも違った魅力がありました。『コードギアス』には〈ギアスの力〉があり、〈ランスロット〉の対抗手段として〈紅蓮弐式〉がありました。また、『エヴァンゲリオン』は戦術を駆使する作品ではありませんでした」


ベアトリーチェ
「ロボットアニメの主人公は、高性能機で無双するのがお約束だもんね。だからこそ、主人公・伊奈帆の分析力が際立つし、スペックで劣る機体で勝つっていうのにカタルシスがあるよね」





タオエン
「地球人と火星人の憎しみの連鎖なども見所です。人間はもっと、自分達の愚かしさを自覚すべきです」






ベアトリーチェ
「あとは『人生』『Free!』『まじもじるるも』『ばらかもん』『プリズマ☆イリヤ』も面白かったよ」






タオエン
「『アオハライド』『スペース☆ダンディ』『残響のテロル』『ろこどる』『東京喰種』も良かったですよ」






ベアトリーチェ
「夏アニメじゃないけど、『魔法少女大戦』『最強銀河 究極(アルティメット)ゼロ』も最終回だったね。」






タオエン
「『ゼロ』は『バトルスピリッツ』というカードゲームが原作のアニメで、マイスターはアニメで初めて知ったそうです。メカやクリーチャーのバトルも見所です。『魔法少女大戦』は他の魔法少女の活躍も観たいので、続編を希望したいですね」




ベアトリーチェ
「とりあえず、言いたい事は言えたかな?」







タオエン
「マイスターがツイッターで書いた事を繰り返しても芸がありません。このくらいでいいでしょう。――おや、向こうの決着もつきそうですよ」








流遠亜沙
「これで終わりだ!」

キングラウザー音声
『スペード10、スペードJ、スペードQ、スペードK、スペードA――ロイヤルストレートフラッシュ』



ヤミヒメ
「こちらの台詞だ!」

ディケイドライバー音声
『ファイナルアタックライド』




ツバキ
「フィナーレです!」

ウィザードライバー音声
『キックストライク』






ベアトリーチェ
「……ほっといていいの?」







タオエン
「じゃれあってるだけですよ」


「ひとっ走りつきあえよ!」

ヤミヒメ
「絶望がお前のゴールだ! ふむ、ヤミヒメだ」







ツバキ
「エマージェンシー! ごきげんいかがですか、ツバキです」







ヤミヒメ
「私のは『仮面ライダーW(ダブル)に登場する〈仮面ライダーアクセル〉に変身する刑事・照井竜の台詞だ」






ツバキ
「私の方は『特捜戦隊デカレンジャー』の変身の掛け声です」







ヤミヒメ
「『デカレンジャー』もよいな。百鬼夜行をぶった斬る!」







ツバキ
「時獄の番犬、〈デカマスター〉!」







ヤミヒメ
「平成ライダー的には『アギト』の〈G3〉も忘れてはならん」







ツバキ
「『龍騎』の〈シザース〉も刑事でしたね」







ヤミヒメ
「ラストが悲惨な人物だったな……。さて――今回は初となる、主人公が刑事の『仮面ライダー』の話だ」









ツバキ
「『仮面ライダードライブ』、第2話まで放送されましたね。上々の滑り出しだと感じましたが、ヤミヒメさん的にはいかがですか?」






ヤミヒメ
「ん、私も良かったと思うぞ。世界観の説明、登場人物達の紹介、そしてアクション――過不足なく盛り込まれており、満足だ。〈ドライブ〉のアクションやガジェット、装備のギミックも楽しいな」





ツバキ
「注目の車――〈トライドロン〉も、“ベルトさん”のキャラとの相乗効果で魅力的に見えました」






ヤミヒメ
「テロップで、許可を得た私有地で撮影しているとあるが、公道は走れんのだろうか?」






ツバキ
「ウィキペディア情報によると、ナンバープレートを取得出来なかったそうですよ」






ヤミヒメ
「そうなのか。公道を走るための条件を満たしていないのだろうか?」







ツバキ
「そこまではなんとも。マイスターは車にまったく興味がありませんので、私にも判りかねます」






ヤミヒメ
「一応、免許を持っていたのではなかったか?」







ツバキ
「今年の4月に失効したそうですよ。十年以上ペーパーだったので、更新するのが面倒になったそうです」






ヤミヒメ
「なんと。ツバキはなんでも知っているな」







ツバキ
「なんでもは知りません。知ってる事だけです」







ヤミヒメ
「……その口ぶりからして何かのネタなのは判るが、私では拾ってやれんぞ」






ツバキ
「ふふふ。すみません、つい」







ヤミヒメ
「話を戻すが、今回の『ドライブ』のパイロット版(第1話と第2話)の監督は田崎竜太氏だったな」






ツバキ
「平成ライダーの立役者の1人ですね。『Sh15uya(シブヤフィフティーン)』や『アキバレンジャー』、『小さき勇者たち~ガメラ~』なども手掛けられている監督です」





ヤミヒメ
「なかなかにコメディ色も強く、ドラマ面でも面白い事になりそうだな」







ツバキ
「敵であるロイミュードや、仮面ライダーという呼称――謎解きにも注目ですね。ただ、マイスターは推理ものに興味がないので、推理シーンになると思考が止まってしまうそうですよ?」





ヤミヒメ
「それだけ聞くと馬鹿みたいだな」







ツバキ
「仕方がありません。素養の問題でしょう」







ヤミヒメ
「ともかくだ――新番組『ドライブ』、個人的には期待出来そうだ」







ツバキ
「はい。明日には第3話が放送されますし、楽しんでいきましょう」








『仮面ライダードライブ』公式サイトはこちら

文化しようぜ

流遠亜沙
「ヤック・デカルチャー!」







ベアトリーチェ
「みんなー、文化してる?」







流遠亜沙
「てな訳で、本日11月3日は『文化の日』でございます。カレンダー見なかったら、危うく忘れるとこだったわ」






ベアトリーチェ
「特に何かする訳じゃないけどね」







流遠亜沙
「ええねん。デカルチャーって言いたいだけやねんから」







ベアトリーチェ
「マイスターは『マクロス』シリーズだと何が好きなの?」







流遠亜沙
「全部観てるけど、やっぱり世代的に『マクロスプラス』。あの戦闘シーンは圧巻。菅野よう子さんが初めてアニメの音楽を担当した作品で、メチャクチャ良いのよ。これも大きい」





ベアトリーチェ
「『ゼロ』や『F(フロンティア)』はバルキリーがフル3DCGだけど、手描きが好きとか?」






流遠亜沙
「手描きの方が感覚的に落ち着くっていうのはあるけど、CGも全然アリ。格好良ければいい。ただ、『F』の戦闘シーンはハイスピードすぎて、“すごい事になってる”のは判るんだけど、目で追えないのよね。『プラス』は目で追えて、気持ち良いアクションだって認識出来る。今後、バルキリーが全部CGだったら、『プラス』を越える作品はあたしの中では現れないと思う。あと、〈YF-19〉がカッコイイ。『F』の25(メサイヤ)や29(デユランダル)もカッコイイけど、これも世代的な問題なのかしら、19の“90年代っぽい”デザインが好き」



ベアトリーチェ
「へえ、それって懐古趣味?」







流遠亜沙
「なのかしら? 確かに好きな作品やメカ、怪獣を挙げたら90年代が多いと思う。最近の作品も面白くて好きだけどね。この10年で言ったら『リリカルなのは』『ガンダム00』『コードギアス(TV)』、第2期の『平成ライダー』も大好きだし。あと〈ガンダムサバーニャ〉は〈V2ガンダム〉の次に好きなMSだったり」



ベアトリーチェ
「ふ~ん。そういえば、『マクロスプラス』って売上的には『マクロスⅡ』より低かったらしいね」






流遠亜沙
「そうなのよ。最近知ってびっくりした。あたしは『Ⅱ』も何気に好きなんだけど、あんまり話題に挙がらない作品じゃない? 『スパロボ』なんかにも未参戦だし、昔はパラレル設定だったし」





ベアトリーチェ
「最近は『マクロス』世界の年表に入ってるんだよね。わたしも隠れた名作だと思うよ。最終話の劇中歌『もういちど Love you』、良いよね」






流遠亜沙
「せやねん。音楽は『エヴァンゲリオン』シリーズの鷺巣詩朗さんだったり、主力バルキリー〈VF-2SS〉が好みだったり、ストーリーも良いのよ。未見の方は是非、観ていただきたい」





ベアトリーチェ
「世間の評価と商売的な成功って、必ずしもイコールじゃないんだよね」







流遠亜沙
「ほんまにね。『平成ガメラ』も特撮ファンの評価は高いけど、観客動員数とかはそうでもなかったりするし。ちなみに『Ⅱ』『7』『ダイナマイト7』『F』が同列2位で、『愛・おぼえていますか』『ゼロ』が同列3位、『ファースト』が最下位かしら。『プラス』が飛び抜けて好きなだけで、他の作品は実質、優劣はほぼないけどね」



ベアトリーチェ
「わたしは『7』かな。主人公・バサラの破天荒ぶりが面白いよね。『FIRE BOMBER』の歌も好きだし」






流遠亜沙
「戦争なんてくだらねぇぜ!」







ベアトリーチェ
「俺の歌を聴けぇッ!」







流遠亜沙
「ノープランで始めたけど、この話題、意外と広がったわね」







ベアトリーチェ
「こんなサービス、めったにしないんだからね!」







さあ――私たちの戦争を続けましょう



流遠亜沙
「タオエンさん、『デート・ア・ライブⅡ』のBD&DVDの最終巻が発売されましたよ」






タオエン
「全10話と少々短かったですが、BDとDVD限定版はディレクターズカット版でしたね」






流遠亜沙
「第1巻が4分、第2巻以降が7分・8分・9分、最終第5巻がなんと13分。トータルで約41分の未公開シーンが追加されております」






タオエン
「TVアニメの本編が正味20分なので、ほぼ2話分ですね。結果的に1クール分の尺があった事になります」






流遠亜沙
「オンエア版でも違和感は感じなかったけど、これ、ディレクターズカット版が本来の形っぽい印象だったわ。特にクライマックスのDEM社襲撃以降は、“こうあるべき”って感じになってたわね」





タオエン
「オンエア版では丸々カットされていたDEMの男性魔術師(ウィザード)のシーンは驚きましたね。まさかの子安武人さんでした――瞬殺されましたが」





流遠亜沙
「びっくりしたわね。しかも明らかに“小者臭”がする演技で笑ったわ。この回に限らずだけど、オンエア版ではカットされたシーンしか出演してないキャストがエンディングでクレジットされてたのは、ちょっと手抜きよね」





タオエン
「第1話のタマちゃん先生もそうですね。確か、名前があるキャラで唯一、オンエア版では台詞はありませんでした」






流遠亜沙
「で、改めて『Ⅱ』を観返して思ったのは――やっぱり第1期に比べて作画クオリティが落ちてる。前にも言ったけど、第1期が高すぎたって言い方も出来るけどね」





タオエン
「私は『Ⅱ』では、主人公の妹・五河琴里が割りを食った印象があります」










流遠亜沙
「霊装姿もなかったしね。まあ、琴里は第1期のトリを飾るヒロインで、美味しい役どころだったから、“今回はごめんね”って感じじゃない?」






タオエン
「琴里が精霊モードになった場合、士道の不死身の力も失われますしね。それだとDEM襲撃以降のシーンで生き残れません」






流遠亜沙
「逆に美味しかったのが狂三よね。まさに、この作品のジョーカー的存在だわ」









タオエン
「ディレクターズカット版では、真那に“首ちょんぱ”されてましたね」







流遠亜沙
「分身体だけどね。オンエア版では粒子状になって消滅してたけど、あれは放送出来ないわな」






タオエン
「『テラフォーマーズ』ばりに修正が入ったでしょうね」







流遠亜沙
「あとは空中艦〈フラクシナス〉のデザインを、ベテランのメカデザイナー・明貴美加氏が手掛けたのも触れておきたい。けど、原作版は海老川兼武氏がデザインしてるのよね。しかも、アニメ化が発表される前に」





タオエン
「少し不思議ですね。人気のメカデザイナー・海老川氏のデザインを使わないというのは。まあ、明貴氏はCR-ユニットを始めとしたメカデザインを手掛けていますから、戦艦のデザインもやるのは、自然な流れなのではないですか?」




流遠亜沙
「結果的にアニメ版の〈フラクシナス〉も格好良くて好きだから、あたしはいいんだけどね。とりあえず、『Ⅱ』で言いたい事は言ったかしら?」






タオエン
「八舞姉妹の胸囲の格差が少なくなっていたのはいいんですか?」










流遠亜沙
「耶倶耶(左)は控えめ、夕弦(右)は巨乳っていう設定なんだけど、アニメではパッと見だと判らない程度の差だったわね。別にいいんだけど、気になるといえば気になる」





タオエン
「あと気になるのは劇場版ですが、現状では情報がありませんね」







流遠亜沙
「原作11巻(最新刊)のあとがきによると、総集編じゃなくてオリジナルストーリーみたいよ? まず一安心。映画化されるだけで嬉しいけど、総集編だった場合、「なんだ……」って思っちゃうじゃない? 贅沢な話だけど」





タオエン
「そうですね。果たして公開がいつになるかは判りませんが、期待したいところです。ゆくゆくは『七罪編』と『折紙編』もアニメ化してほしいですね」





流遠亜沙
「せやね。じゃあ、本日はこんな感じで」







タオエン
「ゲームの方も、いい加減に進めてください」








アニメ『デート・ア・ライブ』公式サイトはこちら

追悼・川北紘一


流遠亜沙
「上記のツイート通り、川北紘一氏が12月5日、肝不全で亡くなられました。奇しくもお誕生日で、満72歳だったそうです」






ヤミヒメ
「そうか……」







流遠亜沙
「『平成ゴジラ』以外にも『ガンヘッド』(89)、『ヤマトタケル』(94)、『モスラ』(96)、『モスラ2』(97)。TVドラマ『超星神』シリーズ。他にもガンプラのCMなんかも手掛けられた方です。
 とはいえ、やっぱり個人的には『平成ゴジラ』の人。そのくらい、同シリーズが本当に好きで、本当に影響を受けてる」



ヤミヒメ
「知っておる。10年以上前の作品にしては、話題に上がる頻度が高いからな」






流遠亜沙
「1番多感な時期に好きになって、散々VHSやDVDで観返したからね。『ゴジラ FINAL WARS』が終わって10年、怪獣映画が絶滅危惧種みたいになってるせいもあって、『平成ゴジラ』の衝撃を塗り替える作品は今日まで現れなかった。『平成ガメラ』は双璧を成す存在だけど」




ヤミヒメ
「今や特撮と言えばヒーローものだからな。『ウルトラ』シリーズも“怪獣もの”ではなく、あくまで“ヒーローもの”。なにより、昨今のシリーズは新怪獣があまり登場せぬしな」





流遠亜沙
「せやねん。だからこそ、『ゴジラ』関連の企画によく関わっている川北氏の存在は精神的支柱というか、ぶっちゃけ、無理を覚悟でまた特技監督をやってほしいと思ってただけに……亡くなられたのは残念でならない」





ヤミヒメ
「さすがにそれは無理としても、日本特撮を語る上で欠かせない人物だったからな。私も『平成ゴジラ』は良作だと思っているので、気持ちは同じだ」






流遠亜沙
「なんとうか、去年亡くなられた檀臣幸さん(『Vガンダム』クロノクル役、『仮面ライダーW』井坂役などの俳優・声優)の時と同じ喪失感を味わった。あたしも30だから、小学生の時に影響を受けた作品に関わっていたスタッフやキャストが鬼籍に入られるのを知る機会が増えてる。仕方がない事は判ってるけど」




ヤミヒメ
「命には限りがある。そればかりは、どうしようもない。だからと割り切れるものではないがな」





流遠亜沙
「…………はあ」







ヤミヒメ
「今日はこれ以上は無理そうだな。申し訳ないが、本日のブログはここまでだ。取り留めのない内容ですまない」

        
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