妻を亡くした高校教師・犬塚と、その娘つむぎ。ふたりが織りなす大人気食卓ドラマ ラノベ・漫画・雑誌・ムック 2016年08月19日 『甘々と稲妻』第5~7巻著者:雨隠ギド祝・アニメ化!という訳で、この機会にと未読だった3巻分を一気に読了。詳細はないが、2年生になり小鳥ちゃんはしのぶ・ちよちゃんとクラスメイトになっており、つむぎサイドの友達関係との対比が目立つようになっている。お姉さん組というか、普通の女子高生っぽい感じが微笑ましい。かと思えば、修学旅行編ではちょっとした衝突があったり、犬塚先生に対する想いがあったりと、小鳥ちゃんのドラマも丁寧に描かれている。 最新刊の第7巻は、つむぎの卒園という山場があり、他にも珠玉のエピソードだらけ。個人的にグッときたのは、つむぎの友達のゆうかちゃんとママのドラマ。気の弱いところがある娘と、私立の小学校に行くため厳しく接しようとする母親の、なんとも言えない雰囲気がもどかしい。その分、大団円に至った際の感動はひとしお。 ちなみに、なんの邪な感情もない事を断わっておくが――ゆうかちゃん、可愛いよね。他にも番外編では小鳥ちゃんの浴衣姿があったり。番外編の扉絵でロリ小鳥ちゃんの姿が見られたり。極めつけは巻末の『男女逆転! 甘々と稲妻』。女体化した犬塚先生が可愛すぎる!アニメで興味を持った方は、是非とも原作も読んでいただきたい。奥さんを亡くした父親が育児をがんばる、単なる“お涙ちょうだい”作品ではなく、やたらとリアリティに溢れたハートフルストーリーなので。ちなみに、これを読むと、子育てって本当に大変なんだろうな……って気持ちになる。うん、あたしには無理だ。 PR