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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

『ゴジラ』シリーズのスタッフたちの半生を、取材と実体験をもとに描いたドキュメント漫画6本!

『日本特撮映画師列伝 ゴジラ狂時代 新装版』
著者:西川 伸司

『日本特撮映画師列伝 ゴジラ狂時代』は、西川伸司が1999年から2003年まで「月刊少年マガジン増刊マガジンGREAT」で連載した『日本特撮映画師列伝』シリーズ。
新装版では、そのなかでゴジラにまつわるエピソードだけ6本をまとめる。
巻末に、西川伸司が携わった「ゴジラ」シリーズのデザイン画を解説付で多数収録。
昔、ミレニアム・シリーズ版のゴジラが表紙の『ゴジラ狂時代』を古本屋で発見して買ったのが、約10年前。
そして今回、新装版の発売をきっかけに、全2巻だったという事実を知った。
第1巻は非常に面白い内容で、第2巻も読みたい、もっと言えば手元にないので改めて読みたい――そんな気持ちで購入。

……面白い。

現場にスタッフとして参加した西川氏だからこそ描ける、当時の状況や雰囲気が伝わるドキュメンタリー漫画だと改めて感じた。



平成シリーズの特技監督・川北紘一氏(故人)



撮影に使われるビオランテの造形と対面する西川氏



数々の怪獣を演じたスーツアクター・破李拳竜氏



怪獣造形師・若狭新一氏


他にも様々な名だたる人物が登場する。


西川氏といえば外せないのが、『ゴジラ×メカゴジラ』(02)に登場するメカゴジラこと3式機龍。
そのデザインと絵コンテも手掛けた『メカゴジラ』の舞台裏を描いた、『メカゴジラ狂時代』は必読。



巻末にはデザイン画なども掲載されていて、更に描き下ろしのあとがき漫画も収録されている。



平成、そしてミレニアム・シリーズが好きな方には是非、読んでいただきたい1冊。

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