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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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看板娘シフト

流遠亜沙
「…………」







ベアトリーチェ
「どしたの、マイスター? もう始まってるよ?」







流遠亜沙
「…………ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ――」







ベアトリーチェ
「ヤミ姉、タオ姉――マイスターが駄目になってる」







タオエン
「ダメ人間は最初からでしょう」







ヤミヒメ
「そうだな。何を今更」







ベアトリーチェ
「そうなんだけど、そうじゃないんだよ。ぶつぶつとヘル・アンド・ヘブンの発動呪文を……」






流遠亜沙
「……大きな星が点いたり消えたりしている。アハハ、大きい……彗星かな。イヤ、違う、違うな。彗星はもっとバーって動くもんな」






タオエン
「今度は最終話のカミーユですね。これは精神崩壊の前触れでしょうか?」







流遠亜沙
「……俺の事を好きにならない人間は邪魔なんだよ」







ヤミヒメ
「む、今度は『仮面ライダー555』の草加だな」







流遠亜沙
「……来ると思ったよ。甘ちゃん坊やは、この船が沈めば、この船もろともみんなが幸せになるんだろう」






ベアトリーチェ
「……ヤバいよね、これ」







タオエン
「何かあったのでしょうか」







ヤミヒメ
「…………」







タオエン
「姉さん、何か心当たりでも?」







ヤミヒメ
「去年の今頃、病気が再発した。まさかとは思うが……」







ベアトリーチェ
「…………」







タオエン
「…………」







流遠亜沙
「……生と死は等価値なんだ。自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだよ」






ヤミヒメ
「致し方ない……しばらくは私達で凌ぐぞ」







ベアトリーチェ
「りょーかーい」







タオエン
「やむを得ませんね」
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ウェブ拍手レス(7/1まで)

>小説こちらでも読ませていただきました。 自分の絵がこうしてひとつの物語のきっかけになったそうですので大変ありがたいことでした^^加えて後書きのほうも読ませていただきました。

 やはりこういったスピンオフものもよいものですよね! byポイズン



ポイズンさん、コメントありがとうございます。

イラストや設定から物語を思いつくと、普段なら書かない・書けない話を書く良いきっかけになります。
特に、今回はイラストありきの話なので、ポイズンさんに描いていただいた可愛らしいタオエンに助けられてます。

もう何度目になるか判りませんが、今回は本当にありがとうございました。
またの機会がある事を願ってやみません^^


PS.
残りの内容は割愛させていただきました。
機会があれば、詳しく聞かせてください。

「お姉ちゃんって呼・ん・で♡」

『デート・ア・ライブ アンコール2』
著者:橘公司
イラスト:つなこ

「さあ、私と――キスをしてくれ!」
精霊たちからキスをねだられる士道の一日から、温泉旅行に、文化祭。
さらには「休暇……ですか」エレンのプライベートで最強の休日など『デート』の日常が再び登場!!



本編の第10巻で折紙がえらい事になっているが、今回は短編集。

ええな。
可愛い女の子がたくさん登場する作品なので、ひたすら平和な日常のエピソードも良い。
十香はひたすら可愛いし、折紙さんマジ変態だし、夕弦の実はSな側面が垣間見えたりと、見所充分。
強いて言えば、狂三が1話しか登場しないのだけが残念。

『デート』ファンは当然、必読。

「あっ、ロリコンだ。おまわりさんこいつです」

『ロウきゅーぶ!14』
著者:蒼山サグ
イラスト:てぃんくる

クリスマス直前。
昴に降ってきたのは、養護教諭・冬子とのお見合い騒動だった。
慧心女バスメンバーと一緒に冬子の実家の温泉旅館に向かう昴の運命やいかに――!?




本編は一区切りした『ロウきゅーぶ!』だが、短編はまだ健在。
個人的には智花が本命なのだが、愛莉も好きなあたしとしては今巻の温泉旅館の話は嬉しい。
……女装ネタも。

ロリを愛でる――それは父性の証。
幼女を可愛いと感じるのは、人としては当たり前の感情なのだ!

ちなみに、すでに発表されている短編はこれですべて収録済みで、次は新作の短編集らしい。
間は空きそうだが、期待して待ちたい。

――まったく、小学生は最高だぜ!

虹の彼方へ

『Great Mechanics DX 29』

[CONTENTS]
【公開間直!】 GODZILLA
【完結記念大特集】 機動戦士ガンダムUC
【特集】 ガンダムビルドファイターズ メカニックデザイナーズ大座談会!
・ブレイクブレイド 強襲! スペルダ部隊!!
・バディ・コンプレックス ヴァリンサー そのデザインとアクション
・ゴジラ対人類、激闘の60年史

ほか
メカ好きのメカ好きによるメカ好きのための雑誌――通称『グレメカ』の最新号、読了。

今号は『ガンダムUC』『ビルドファイターズ』『ブレイクブレイド』などの完結したばかりの作品が充実している。
完結編が待たれる『バディ・コンプレックス』や、新番組『アルジェヴォルン』『アルドノア・ゼロ』なども一足早く取り上げている。
コトブキヤのHMMの新作である『Zナイト』の情報もある。

そして、個人的には『ゴジラ』特集も嬉しいところ。
全作品を簡単に解説しているのだが、やはり“VSシリーズ”の個所をじっくり読んでしまう。
だって大好きなんですもの。
新たにハリウッドで撮られた『GODZILLA』がどんなものかも非常に楽しみ。
公開は7月25日から。

時々、特撮ネタも扱っているので、メカ好き以外も読めばいいじゃない。

今日はあたしの誕生日なの

神宮寺カナコ(以下:カナコ)
「……これ、言わないと駄目なの? 判ったわよ……。
 好奇心というのは全くゴキブリみたいね――人の触れられたくない秘密ばかりに、こぞって寄ってくる。鬱陶しくてたまらないわ。
 初めまして、神宮寺カナコです」




及川ミズキ(以下:ミズキ)
「愛衣ちゃん大勝利!
 初めまして、及川ミズキです!」






カナコ
「言われるがままに連れてこられて台本を渡されたけど、何なの?」







ミズキ
「カナコの台詞は『化物語』の戦場ヶ原ひたぎで、あたしの台詞は『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』の冬海愛衣の名台詞だよ」






カナコ
「なぜ、その台詞を私達が言わされるのかの説明を求めてもいいかしら」







ミズキ
「カナコのイメージCVが斎藤千和さんで、あたしは茅野愛衣さんだかららしいよ」






カナコ
「イメージCVって何?」







ミズキ
「CVはキャラクターボイス、つまり声優さんだね。マイスターは、あたし達の声のイメージをこの人達に設定してるみたいだね」






カナコ
「マイスターって、私達に台本を渡して、ブースの外で指示を出してる金色の鎧を着てる人? 誰なの?」






ミズキ
「――作者」







カナコ
「……ごめんなさい。質問ばかりして申し訳ないけど、さっきから訳の判らない事ばかりだわ。“作者”って何?」






ミズキ
「あたし達の話を小説で書いてる人だよ」







カナコ
「まさかとは思うけど……私達の事が小説になって、公開されている訳じゃないわよね」






ミズキ
「されてるよ? インターネットで誰でも読めちゃう」







カナコ
「……死にたくなってきたわ」







ミズキ
「あはは。今日がカナコの命日になったら、あたしは誕生日が来るたびにカナコが死んだ事を思い出さなきゃいけないね」






カナコ
「え? ちょっと待って……今日、7月7日?」







ミズキ
「そうだよ。ハッピー・バースデー・トゥ・ミー♪」







カナコ
「……ごめんなさい。何も用意してないわ」







ミズキ
「別にいいよ。あ、でも、まだ誰にも祝われてないなー」







カナコ
「…………おめでとう、ミズキ。16歳ね」







ミズキ
「ありがとう。そういえば、カナコの誕生日は?」







カナコ
「4月3日」







ミズキ
「おもいっきり春休み中だね」







カナコ
「別にいいわ。祝ってくれるような友人もいなかったし」







ミズキ
「ちなみに、マイスターも4月3日生まれらしいよ?」







カナコ
「……仮面で見えないけど、ものすごくドヤ顔してそうで腹が立つわね。殴ってもいいかしら」






ミズキ
「今から一緒に、これから一緒に、殴りに行こうか♪」







カナコ
「ミズキは時々、判らない事を言うわよね」







ミズキ
「えへへ」







カナコ
「褒めてないわ」







ミズキ
「ともかく、こんな感じのあたし達のお話『あなたといるからver.1.75』が全話掲載中です。新人賞に投稿した時の『ver.1.0』や、原型になった『ver.ARCHETYPE』もあるので、詳細は作品ページを見てください」





カナコ
「会話はこんな感じでも、内容はこんな感じではないけどね。詐欺もいいところだわ」






ミズキ
「こうやって騙さないと読んでもらえないから」







カナコ
「そうまでして読んでもらう内容ではないわ。私に権限があるなら、今すぐ削除したいくらいよ」






ミズキ
「……カナコは、あたしと逢わない方がよかった?」







カナコ
「もう、その手には乗らないわ」







ミズキ
「あはは、残念」







カナコ
「…………逢えてよかったに決まってるじゃない――」







ミズキ
「うん、知ってる」







カナコ
「……馬鹿」








『あなたといるから』作品ページはこちら

ドラゴン娘と1人暮らしお疲れOLの人外系日常コメディ!

『小林さんちのメイドラゴン』
著者:クール教信者

アパートに住む小林さんのもとに、メイドとして押しかけて同居しているトール。
トールは、人類のことは基本、下等で愚かだと思っているけれど、小林さんには過去に助けてもらった恩があるため、全力でご奉仕。
今日もあの手この手で頑張るのでした。




『小森さんは断れない!』『旦那が何を言っているかわからない件』のクール教信者、最新作!
独特の作風がハマる人にはとことんハマってしまう――本作もそんな感じ。

――メチャクチャ、良い。

トール、超可愛い。
やばい。
愛おしい。


ロリ顔で巨乳のヒロインはお約束として、メイド服も完備。
それは萌えない訳がない。


お馴染みの“ヤバい表情”もあり。

とにかくトールが可愛いので、四の五の言わずに読めばいいじゃない。
試し読みも出来るので是非。


公式サイトはこちら

「わからんか、チェリーボーイズ?」「これぞ、まさしく愛!」

『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』

レポートNo.09
第54話『The Show Must Go On』までクリア

※このブログは多少のネタバレを含みます。





第49話『開かれる扉』にて、遂に〈ダブルオークアンタ〉と〈VF-29 デュランダル〉が投入される。


どちらも主役機、しかも劇場版で活躍する機体だけあって申し分なしの性能。
投入が遅いだけあって鬼のような強さを発揮する……。

ちなみに〈デュランダル〉は『第2次Z 再世篇』の隠しユニットとして登場したのだが、なぜか印象がない。
2週目以降は攻略サイトを見ているので、入手したはずなのだが……。

ここからは『真マジンガー』『アクエリオンEVOL』『太陽の使者 鉄人28号』と、立て続けに決着がついていく訳だが、やはり注目は個人的にも好きな『THE ビッグオー』の最後のエピソードとなる第54話『The Show Must Go On』。

しかし、ラスボスとなるエンジェルの搭乗する〈ビッグヴィヌス〉は「……こんなの出たっけ?」――と思ってしまった始末。


意識を向けられるだけで存在を消滅させてしまう恐るべきメガデウス。
2~3年前に全話観返したはずなのだが、やはり『ビッグオー』は第1期の方が印象が強いという事だろうか?


そして、〈ビッグオー〉の最強にして最終兵器である『ファイナル・ステージ』も解禁。
ドロシーもサブパイロットとして参戦するので、まさに死角なし。

しかし、『Z』シリーズ第1作から参戦し続け、こんなにも重要な役回りを与えられるとは……世の中、本当に何があるか判らない。

「今夜は寝かせないよ?」って1度は言ってみたいよね

ベアトリーチェ
「タオ姉、見て見て♪」








タオエン
「『ブラック・ブレット』のヒロイン・藍原延長珠ですね」







ベアトリーチェ
「そう。『電撃文庫 MAGAZINE 7月号』の付録だよ」







タオエン
「ちなみに、この角度から見ると……」








ベアトリーチェ
「タオ姉ってば、お約束だね」







タオエン
「これは造形師に対する礼儀です。昔のフィギュアも色分けくらいはしてありましたが、近年のものは皺(しわ)まで表現してあり――素晴らしいですね」





ベアトリーチェ
「……うん、言及はしないでおくよ。もう夏アニメが始まったけど、マイスターもいない事だし、あたし達で春アニメの話をしようよ」






タオエン
「構いませんよ。ベアトリーチェは『ブラック・ブレット』推しでしたね」







ベアトリーチェ
「うん。可愛い幼女がいっぱいだよ」







タオエン
「それがなければ、とにかく悲惨な物語でもありますね。マイスターは幼女萌えしながら人間不信を加速させる日々のようでしたが」






ベアトリーチェ
「猫耳幼女の翠ちゃんも、三木さんの声が素敵だった影麿兄も死んじゃうしね……」






タオエン
「フィクションではありますが、同じような事は現実に起きている。そこがマイスターの琴線に触れたのかもしれません」






ベアトリーチェ
「幼女じゃなくて?」







タオエン
「いえ、8割方幼女目当てでしょう」







ベアトリーチェ
「だよねえ。タオ姉は何が好きだったの?」







タオエン
「私も色々と観ていましたが、1つ挙げるなら『ノーゲーム・ノーライフ』でしょうか。無表情系ロリ、イジラレ系、慇懃無礼毒舌系、そして獣耳系のロリと京都弁お姉様――興奮が抑えられません」





ベアトリーチェ
「タオ姉、よだれ」







タオエン
「失礼。昨今、美少女が複数登場する作品は珍しくありませんが、ここまで個性や年齢に幅がある例はないかと思います。個人的には田村ゆかりさん(ジブリール役)と沢城みゆきさん(いづな役)が好きというのもありますが」




ベアトリーチェ
「この2人は『風雲維新ダイショーグン』にも出てたね」







タオエン
「そうですね。沢城さんは近年ではセクシーなお姉様役が多い印象ですが、元々は下っ足らずなロリ役で人気を博した方なので、“いずなたん”にはマイスターも狂喜乱舞してましたね。気持ち悪い事この上ないですが、私も同意です」




ベアトリーチェ
「やっぱりタオ姉はマイスターに1番近いよね」







タオエン
「今の発言には大変傷付きました。今夜はベアトリーチェに添い寝してもらわなければ眠れそうにありません。さあ、ベッドに行きますよ」






ベアトリーチェ
「ちょ、もう春アニメの話は終わり……!?」







タオエン
「マイスターがさんざんツイッターでつぶやいているので、もう充分でしょう。今夜は寝かせませんよ?」






ベアトリーチェ
「……寝るのが目的だよね?」







タオエン
「もちろん。今のは言葉の綾ですよ」

「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」

『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』

レポートNo.10
第57話『BEYOND THE TIME』までクリア

※このブログは多少のネタバレを含みます。





まずは第55話『飛べ、宇宙へ』に触れねばなるまい。
我らが女神“テッサたん”の〈トゥアハー・デ・ダナン〉が宇宙へ飛翔する……!
そんな展開もあるかもと、半ば冗談レベルでは考えていたが、まさか本当に宇宙でも行動出来るように改装されるとは。
このステージまで改造出来なければ強化パーツも付けられなかったので、恐ろしい射程距離を持ちながら、地形適正の制限から多少の使い心地の悪さがあった――が、モジュール系の強化パーツを付ければ問題なし。
ただ、海専用なのでフライトモジュールを付けても飛べないのだけが残念。

そして第56・57話は、お待ちかねの『逆シャア』シナリオ。
『スパロボ』ではアムロは〈νガンダム〉だが、シャアはクワトロとして〈百式〉に搭乗するのが常で、『逆シャア』のエピソードが再現される事は稀な印象がある。
なので、クワトロではなくシャアとして〈サザビー〉で戦う姿はすごく新鮮に映る。

第57話『BEYOND THE TIME』では、フル・フロンタルとの戦いにシャアが援軍として現れるのだが、いわゆる“左右反転”ではなく、ちゃんと“味方機”として右手にライフルを持っている。


残り数話なのに……やはり、これは後編でも登場するという事か?

しかし、今回はフロンタルというイレギュラーが存在するため、シャアの立ち位置が普段と違うのも面白い。
フロンタルにしてみれば悪役をやらされる貧乏クジだが、彼のおかげでアムロとシャア――〈νガンダム〉と〈サザビー〉の共闘が実現出来た訳だから感謝せねばなるまい。
ありがとう、フロンタル。
欲を言えばアムロとシャアの合体攻撃とかも欲しかったが。

もちろん、アクシズを押し返す名シーンも再現される。
『スパロボ』は様々な作品のロボットが集まっているので、『サイコフレーム』だけでなく『ZEROシステム』や『ドルイドシステム』、『フォールドクォーツ』に『クアンタムバースト』などなど、これだけ色々あれば小惑星くらい押し返せるんじゃない?と思わせる。
それに加えて今回は『エタニティ・フラット』を阻止するという要素もあるので、メチャクチャ盛り上がる。

まったく、『スパロボ』は最高だぜ!

三十路ニート、ゼロからのマンガ道。

『ラブやん』
著者:田丸浩史

人生不戦ゆえ不敗!!
ロングロングタイム、
夢を見続ける三十路ニートマンガ!!






単行本第1巻の発売から12年、物語は何も進まないが、時間だけは無情にも過ぎ去っていく。
カズフサは三十路になり、あたしも三十路になってしまった……。

笑えない現状。
しかし、変えるつもりも毛頭ない。
よし――あたしもカズフサみたいに立派なダメ人間として生きていこう。

もうダメ人間だけどね。

スーパーヒーロータイムの最終回の後のアレ

???
「…………」







神宮寺カナコ(以下:カナコ)
「ミズキ、知らない子がいるわ」







及川ミズキ(以下:ミズキ)
「新シリーズの主人公――“やみひめ”ちゃんだよ」







流遠やみひめ(以下:やみひめ)
「初めまして、流遠やみひめです」







カナコ
「“流遠(るとお)”? 聞いた事があるわね」







ミズキ
「マイスターと同じ名字だね。隠し子かな」







やみひめ
「違います!」







カナコ
「そう。別にどうでもいいけど」







ミズキ
「もうちょっと興味、持とうよ。『あなたといるからver.1.75』が終わって、カナコの駄目さがひどくなってるよ」






カナコ
「悪かったわね。どうせ私は死にたがりのダメ人間よ」







ミズキ
「すねないで。あたしはカナコの事、大好きだから」







やみひめ
「…………」







ミズキ
「あ――ごめんね、ほっといちゃって。せっかくだから、自己紹介とかしてほしいな」






やみひめ
「判りました。では改めまして――流遠やみひめです。小学6年生です。趣味は……え、映画鑑賞です」






カナコ
「どうして言い淀んだの?」







やみひめ
「そ、それは……」







ミズキ
「ふふふ。緊張してるだけだよね」







カナコ
「そう。どうでもいいけど、黒率が高いわね」







ミズキ
「全員黒髪で服も黒いしね。マイスターって黒が好きだから」







カナコ
「その服と耳と尻尾、コスプレか何か?」







やみひめ
「えっと……」







カナコ
「はっきりしないわね」







ミズキ
「カナコ、いじめちゃ駄目だよ。まだ言えない事も多いだろうし」







カナコ
「そんなつもりはないのだけど……なぜかしら、この子からは“敵”の匂いがするのよ」






やみひめ
「…………」







ミズキ
「新シリーズの主人公だから、ライバル心があるんじゃない? お局(つぼね)様みたい」






カナコ
「……そんなんじゃないわ。主人公とかどうでもいいし」







ミズキ
「じゃあ、やみひめちゃん。そろそろ、新シリーズの告知をお願い出来る?」






やみひめ
「あ、はい! 私が主人公の『機獣少女ゾイカルやみひめ The NOVEL XXXXXXX』のプロローグを掲載中です。精一杯がんばりますので、読んでもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!」





ミズキ
「あたし達の物語『あなたといるからver.1.75』も全話掲載中です。pixivにも投稿しているので、読みやすい環境でお楽しみください」






カナコ
「私達の方は読まなくていいわ。あれを他人に読まれるかと思うと……やっぱり死にたくなる」






やみひめ
「えっと……」







ミズキ
「気にしないで。カナコはこういう子なの」







やみひめ
「そうなんですか。あの……約3ヶ月、おつかれさまでした」







ミズキ
「ありがとう。大変だろうけど、あなたもがんばってね」







カナコ
「がんばらなくても、なるようになるわ」







やみひめ
「はい! ありがとうございます!!」







カナコ
「……やっぱり苦手だわ」







ミズキ
「純粋な子には嫌味も皮肉も通じないよ」








新シリーズ『機獣少女ゾイカルやみひめ The NOVEL XXXXXXX』はこちら
『あなたといるからver.1.75』をpixivで読む場合はこちら(内容はサイト内のものと同一です)

「オレンジアームズ 花道オンステージ!」



『S.H.Figuarts 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ』

本編も盛り上がり、劇場版の公開も迫る『仮面ライダー鎧武/ガイム』より、主人公・葛葉紘汰が変身する〈仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ〉がフィギュアーツ化。
近年のシリーズの例に漏れず、非常にカッコイイ出来。

大橙丸
無双セイバー
無双セイバーは銃口のディテールもばっちり
連結してナギナタモードを再現可能
「ここからは俺のステージだ!」
戦極ドライバーは刃が可動
オレンジロックシードは閉じた状態も付属し、右腰に装備可能


こんな感じで文句なしの納得クオリティ。
〈鎧武〉はオレンジアームズが1番好きなだけに、とても嬉しい。

ただ、カチドキアームズはカッコイイんだけど、極アームズは南蛮渡来な感じが正直、微妙。
〈ディケイド〉のコンプリートフォームと同じで、すべてのライダーの武器(必殺技)が使える能力は素敵なんだけど……。


『仮面ライダー鎧武/ガイム』の公式サイトはこちら

美少女精霊が大集合! 士道も困惑で、『デート』はどうなる!?

『デート・ア・パーティー』
原作:橘 公司
作画:ひなもりゆい

美少女精霊たちが大集合の『デート・ア・ライブ』新コミック!
スク水バニーの十香や酔っ払い(?)四糸乃や変態度MAXの折紙&八舞姉妹やアイドルの美九も登場!
狂喜乱舞のパーティーここに開宴!




アニメ版『デート』2期とリンクする形で、『ドラゴンエイジ』にて連載された『デート・ア・パーティ』が単行本化。

この漫画版――すごく良い。

とにかくヒロイン達が可愛い。
特に折紙が異常に美人さんに描かれている……。


美しい。
折紙はアニメ版第1期で、あたしの中で株が上がったキャラなのだが、この漫画版での描かれ方も実に良い。

そして、我らが狂三様もちゃんと登場。
ドタバタ路線なので、脈絡なく登場しても大丈夫(士道はちゃんと突っ込んでるが)。

ちなみに、実妹キャラの崇宮真那も何気に可愛く描かれている。


正直、デザイン的に地味だし、アニメ第1期でも活躍はあまりなかったため、印象的には薄いのだが、今回でちょっと好感度が上がった。

もちろん、新精霊の八舞姉妹と美九も登場する。
全6話で終わりなのが、なんとも残念。
是非とも、なんらかの形でまた読みたい。
劇場版のタイミングとか。

キャラ好きの『デート』ファンにオススメ。

女子会

ツバキ
「こんにちは、ヤミヒメさん」







ヤミヒメ
「ああ。すまんな、わざわざ来てもらって」







ツバキ
「構いませんよ。呼んでもらえて嬉しいです」







ヤミヒメ
「そうか。ならば良かった」







ツバキ
「それで、今日はどうされたんですか?」







ヤミヒメ
「ん、それがな……」







ツバキ
「?」







ヤミヒメ
「マイスターの不在につき、今日は私が担当なのだが……1人でどうしていいか判らんのだ」






ツバキ
「そういう事ですか。ちなみに、妹さん達は今日は?」







ヤミヒメ
「2人とも忙しいそうだ。せっかく特撮の話をするというのに」







ツバキ
(逃げられましね)







ヤミヒメ
「なので、付き合ってくれ」







ツバキ
「承りました。ちょうど、スーパーヒーロータイムの映画が今日から公開ですね」






ヤミヒメ
「うむ、週明けには観に行きたいと思っている。特に『鎧武/ガイム』は予想のつかない内容で、とても楽しみだ」






ツバキ
「劇場版だけの“究極フォーム”もあるかもしれませんね」







ヤミヒメ
「そうだな。昔は劇場版で最強フォームのお披露目をしたり、謎解きなどをやるのが恒例だったが、今や本編の終盤のタイミングでの公開だからな」






ツバキ
「TVシリーズとのリンクがやりにくくなりましたね。逆に『スーパー戦隊』の方で、そういう仕掛けをやるようになりました」






ヤミヒメ
「うむ。『キョウリュウジャー』の獣電竜・トバスピノと、デスリュウジャーが本編にも登場したな」






ツバキ
「『トッキュウジャー』では6人目の追加戦士が登場しましたが、彼はどうですか?」






ヤミヒメ
「〈トッキュウ6号〉の虹野明だな。私は好きだぞ」







ツバキ
「親近感ですか?」







ヤミヒメ
「私はあんなに面倒くさくないぞ」







ツバキ
「そうではなく、ふとした瞬間に見せる可愛らしいところが似ているなと」







ヤミヒメ
「…………。確かに、先週の動物好きな一面には微笑ましくなったな」







ツバキ
「ふふふ。照れてるヤミヒメさんも、とっても可愛らしいですよ」







ヤミヒメ
「……からかうな」







ツバキ
「失礼しました、つい。『鎧武/ガイム』はもうすぐ3クール目が終わりますね。沢芽市の危機から、世界規模の危機にまで発展しました」






ヤミヒメ
「『ライダー』で特定の街の外に話が及ぶのは珍しいが、海外にまで怪人が現れたのは初かもしれんな。これが、どう終わるのか――いやはや、楽しみだ」





ツバキ
「TVシリーズのみで言えば、過去最高人数のライダーが登場していますね。退場した方も含めると現在、11人ですか」






ヤミヒメ
「『龍騎』はTVシリーズには13人全員は登場しておらんからな。確か、〈ファム〉〈リュウガ〉〈ベルデ〉が出ていないはずだ」






ツバキ
「ロックシードによるフォームチェンジも含めると恐ろしい数ですね。亜種を除けば、『OOO/オーズ』よりも多いです」






ヤミヒメ
「『OOO/オーズ』はライダーが2人で、〈オーズ〉のフォームは劇場版のブラカワニを含めても8つと、実はそう多くないしな」






ツバキ
「私は〈鎧武 ジンバーレモンアームズ〉がお気に入りなのですが、ヤミヒメさんはどのライダーがお好きですか?」






ヤミヒメ
「〈バロン レモンエナジーアームズ〉だな。駆紋戒斗が好きなのだが、〈バナナアームズ〉はあまり好きではなかった」






ツバキ
「ふふふ♪」







ヤミヒメ
「? なんだ、急に?」







ツバキ
「いえ、男の子同士みたいな話題なのに、とても楽しいので。不思議な気持ちです」






ヤミヒメ
「む……もっと女子らしい話題の方が良かったか?」







ツバキ
「そんなことありませんよ。正直、女子らしい話題というのは私も不得手なので」






ヤミヒメ
「そう言ってもらえると助かる」







ツバキ
「いいえ。――あら、ずいぶんと話してしまいましたね」







ヤミヒメ
「いかんな、時間を忘れてしまっていた。今日は来てくれて助かったぞ、ツバキ。その……ありがとう」






ツバキ
「どういたしまして。私でよろしければ、また呼んでください」

「それでも俺は…! 俺は信じる…! 俺が信じる、俺達を…!」

『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』

レポートNo.11
Epilogue(第61話)『動き出す刻、そして……』までクリア

※このブログは多少のネタバレを含みます。





発売から約3ヶ月……『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』、ついにクリアしたゼェェェット!

まさか、こんなにかかるとは……。
後半は1ステージにかかる時間が2~3時間など当たり前だが、それにしてもかかりすぎ。
時間泥棒がいるんじゃないかと本気で思う。


さておき、まずは第58話『いがみ合う双子』の話から。
宿敵・ガドライトとの決着の時。
そう、今回はラスボスがオリジナルではない。
あたしは『F』(97年)から『スパロボ』をやっているのだが、メインの機種では初のはず。

お約束のJAMの主題歌もかかり、最高に盛り上がる。
が、残念ながら今回はBGMとして自由には設定出来ない。
なぜ……?

ちなみに、ステージクリア後のシナリオエンドデモで、『フルメタ』の宗介が、オリキャラのヒビキに押しつけられていた事を知って落ち込むくだりが微笑ましい。


そして、最終話(第60話)『天の光はすべて星』はサブタイトルの通り『グレンラガン』の最終話エピソード。
まさか、『時獄篇』のラスボスがアンチスパイラルとは……。
可能性の世界を見せられるシーンも再現され、『グランラガン』以外の作品のキャラも、それぞれに“らしい”夢を見る。

だが、彼等はヒーローなので幻を打ち破って現実に復帰する。
あたしには、もう無理だけどね。

第58話でアンナロッタを撃墜すると〈グレンラガン〉が〈超銀河グレンラガン〉になるのだが、このステージにて、ついに〈グレンラガン〉が天元突破――〈天元突破グレンラガン〉となる。
申し分のない性能と戦闘アニメ。
唯一、難点を挙げるとしたら、戦艦扱いなのでタッグが組めない事。
タッグポイントや精神コマンドなどの恩恵が受けられないのは、やや残念。

ちなみに、ラスボスのアンチスパイラルは当然〈グランゼボーマ〉で真っ向勝負を挑んでくる。
原作通り非常に――不気味。

しかし、前作(『第2次Z 再世篇』)では天元突破しなかったのが、まさか今回のためだったとは。
これは、同じく重要な役割が残っていた『ビッグオー』並のサプライズ。


そしてそして、エピローグは本当に次回作への振りといった感じで、特に苦戦はしない。
新たなスフィア・リアクター、蟹座であろう男・尸空も、戦闘はするが顔見せ程度。
しかし、この勢いだと次回作で十二星座のスフィアが全部登場しそう。


さて、思わぬ長丁場となってしまったが、とりあえずはクリア。
エンドロールの後に発表される次回作は――『天獄篇』。
まあ、『第2次』が“破界(破壊)と再世(再生)”だったのだから、“時獄(地獄)”と来れば“天獄(天国)”なのは予想出来た。
けど、実際にそうだとやはり驚く。

そして、次回で『Z』シリーズ自体も完結らしい。
『劇場版ガンダム00』のELSも、『ガンダムUC』の結末も、『ヱヴァ破』の疑似シン化形態も次回におあずけなので楽しみ。
どの作品が続投で、どんな新規参戦作品があるのか、楽しみで仕方ない。
さすがに『Vガンダム』はないだろうし、次で終わりなら、むしろ次の機会を待ってほしい。


良きところで『第3次スパロボZ 時獄篇』の総括をしたい。
ここまで、オリジナル主人公と機体にまったく触れなかったが、別に嫌いではない。
ただ、『第2次』の主人公・クロウが、『スパロボ』のキャラとしては久々に“当たり”だったので、それと比べてしまうと見劣りするというだけ。
ヒロインも先生でお姉さんポジションだったし……。

しかし、ゲームとしては今回もかなり面白かった。
『Operation Extend』が正直アレだった事もあり、やはり『スパロボ』はシナリオやキャラの絡みが大事だと再認識した。
『第2次』では貧乏くじ、今回はムッツリ、次回はどんなチームが結成されるのかなど、ワクワクが止まらない。

ちなみに、撃墜数は『フルメタ』の宗介が207機、『ガンダム00』の刹那が170機、『ガンダムUC』のバナージが161機という結果になった。
ロックオンを育てて〈サバーニャ〉で無双するつもりだったのだが、ついついバランスよく育ててしまった。
あたしには緑川光さんみたく、“特定キャラの撃墜数がおかしい”プレイは出来ないらしい。
いや、『Vガンダム』が参戦したらウッソばかり使うけど。

そんなこんなで1周目終了。
2周目は時間を置いてからプレイしたい。
……『デート・ア・ライブ 或守インストール』をやらねばならないので。

では締め一言を――まったく、『スパロボ』は最高だぜ!


『スパロボ』公式サイトはこちら

毎月22日は『にいさま』の日――の予定でしたが

流遠亜沙
「どうも、流遠亜沙です。毎月22日は“にいにい”と“にゃんにゃん”なので『お兄ちゃんの日+猫の日』という事になっております。さあ、にゃんにゃんタイムだにゃん!」





ヤミヒメ
「…………」







ベアトリーチェ
「…………」







タオエン
「…………」







流遠亜沙
「……あれ、どったの? 看板娘の皆さん? ほ~ら、にゃんにゃん♪」







ヤミヒメ
「やかましい。何事もなかったかのように現れおって。この半月以上、何をしておったのだ?」






ベアトリーチェ
「まあまあ、ヤミ姉。きっとマイスターにも、やむにやまれぬ事情がったんだよ……ねえ?」






タオエン
「そうですよ、姉さん。まさか『ずっと『スパロボ』やってたの。てへぺろ☆』などという事はないでしょう。そうですよね?」






流遠亜沙
「…………ずっと『スパロボ』やってたの。てへぺろ☆」







ヤミヒメ
「貴方はもう死ねばいい」







ベアトリーチェ
「そうだね。今日はずっと、マイスターが“にゃんにゃん”言ってるといいよ」







流遠亜沙
「すんませんっした! マジ反省してるッス! ごめんにゃさい!」







タオエン
「何が“にゃさい”ですか。ふざけてるんですか? 反省の色がまるで見られませんね」






流遠亜沙
「いや、それはベアトリーチェが言えと――」







タオエン
「おやおや、口答えですか? まだ、ご自分の立場が理解出来ていないようですね――このダメ人間」






流遠亜沙
「ごめんなさい」







ヤミヒメ
「まったく。では、病気が再発とかではないのだな?」







流遠亜沙
「ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした」







タオエン
「“にゃん”が抜けてますよ、ダメ人間」







流遠亜沙
「申し訳ありませんでしたにゃん」







タオエン
「何が“にゃん”ですか。馬鹿にしているんですか? 誠意がまるで感じられませんね」






流遠亜沙
「……理不尽だにゃん」







タオエン
「何か言いましたか?」







流遠亜沙
「ごめんなさい……ダメ人間でごめんなさい……存在してごめんなさい……生まれてきてごめんなさい……」






ベアトリーチェ
「あはは、卑屈になっちゃってるよ。もう許してあげたら?」







流遠亜沙
「ベアトリーチェ様!」







ベアトリーチェ
「――なんて言うと思ったの? 世の中って厳しいんだよ?」







流遠亜沙
「……すみません」







ベアトリーチェ
「“にゃん”を付けろよ、ダメ人間野郎」







流遠亜沙
「すみませんでしたにゃん!」







タオエン
「何が“にゃん”ですか。阿保なんですか? 気持ち悪いですね」







流遠亜沙
「無限ループだにゃん!?」








――30分後――


流遠亜沙
「にゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんやんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃん………」


ヤミヒメ
「……もう、よいのではないか? これ以上は本当に発狂するぞ」







タオエン
「姉さんは優しいですね。こんなダメ人間に情けをかけても、ためになりませんよ?」






ベアトリーチェ
「だから、ツンデレキャラはちょろいとか言われちゃうんだよ」







ヤミヒメ
「ツンデレでもないし、ちょろくもない。『スパロボ』が終わったのであれば、多少はましになろう。それで、よいではないか」






流遠亜沙
「……実は『デート・ア・ライブ 或守インストール』を始めまして」







ヤミヒメ
「……ゲームは1日1時間だ」







流遠亜沙
「それだと全然、進まな――」







ヤミヒメ
「黙るがよい。異論は認めん」







流遠亜沙
「ど、努力はします……」







ヤミヒメ
「確約せよ」







流遠亜沙
「無理だぁぁぁッ!!」







ヤミヒメ
「な、逃げるな馬鹿者! 待て、このダメ人間がッ!!」







ベアトリーチェ
「行っちゃったね」







タオエン
「キジも鳴かず撃たれまいというのに」







ベアトリーチェ
「あ――ちなみに今日は7月で7回目だから白雪ver.だったにゃん♪」







タオエン
「今更ですにゃん」

“絶対的”ヒーローの夏がやってくる。

『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!/烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』

夏のお約束、観てきたゼェェェット!


まずは『トッキュウジャー』から。
30分という短い時間ながら、内容がこれでもかと詰め込まれているので、1時間くらい観た気分になる。
例年よりも追加戦士(〈トッキュウ6号〉)の出番が多く、サファリモードこそないものの、ちゃんと存在感を示している。

雑誌などでも公開されている〈トッキュウ5号〉のパンダだが、明らかに他の4人と配分が違う。
完全に着ぐるみ。
人魚達の中に、1人だけ半漁人がいるような違和感が面白い。


そして、『鎧武/ガイム』。
本編がシリアス展開真っ最中なので、映画では明るい方向に振るのかと思いきや、ちゃんと『鎧武』だった。
サッカーの印象が強いものの、あくまで要素の1つでしかないので、敬遠せずに観ていただきたい。

しかし、劇場版オリジナルのライダーである〈マルス〉だが、ちゃんと観たらカッコイイ。
馬に乗っての〈鎧武 極アームズ〉との一騎討ちも、かなり良かった。

TV本編では退場したライダー達も復活し、激しいバトル展開もあり。
近年の特撮ファンにはお馴染みのお2人のカメオ出演もあり。
書きたい事は多々あるものの、ネタバレにはまだ早いので自重。


両作品とも今年も上出来。
是非とも映画館で観ていただきたい。


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萌やせ内燃機関♪ 超加速バトルラブコメ!!

『ヴァルキュリヤ内燃機関』第1巻
著者:貴島煉瓦

前大戦末期、突如人類に攻撃を仕掛けてきた敵性体“アヴス”と、世界は激しい戦闘に突入していた。
侵略を食い止めるため、各国の沿岸には防衛線が張られ、ここ湘南海岸でも国を守る少年少女達がいたのだが……。





『ドラゴンエイジ』にて連載中の漫画が単行本化。
言ってしまえば“謎の敵と戦う『IS』”なのだが、まあ、今やこういうのがジャンル化したという事で。

ぶっちゃけて言えば、新鮮味もなければ特筆すべき点もない。
それでも単行本を買ったのは、キャラが気に入ったから。
とはいえ、それもお約束にのっとったキャラ配置で、突出した個性や容姿をしている訳でもない。
なのだが、やはり惹かれる。

お気に入りは無表情ロリのフィー・W・ユンカース。


無表情とヤンデレ要素も兼ね備えた電子戦担当。
個人的にはこの娘の活躍に期待。
まったく、無表情なロリは最高だぜ!

気になったら試しに読んでいただきたい。


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世界が終わる、ゴジラが目覚める。

『GODZILLA ゴジラ』

通常であれば週明けまで待つのだが、初日が平日で、席も予約出来たので、初日に観て参りました。
いや、正直、うずうずした気持ちで土日を送るのも落ち着かないので。

不思議なもので、公開日が近付くとワクワクが強くなってくる。
98年のトライスター版がアレだったので、正直、期待はしていないつもりだったのだが……あたしは自分で思っていた以上に『ゴジラ』が好きらしい。

現時点で最後の『ゴジラ』である『ゴジラ ファイナルウォーズ』から10年――なんというか、あっという間。
それは年齢的なものもあるし、『ゴジラ』、ひいては怪獣映画がない年末に慣れてしまっていたのだと思う。
昔は東宝の怪獣映画の公開が、1年の最後のイベントだった。
今はなき、実家・宮崎の『宮崎セントラル会館』の小さな(今思えばだが)ロビー。
スチール写真やポスター、売店のグッズを羨望のまなざしで見つめていた小学生時代……。

あれから幾星霜――しかし、30歳になっても変わらず怪獣映画にドキドキしている自分。
いや、あたしも変わった。
なっているじゃないか、立派なダメ人間に!

……あれ、この頬を伝う温かなものは何だろう?

ゴジラは変わった。
これからも変わっていくだろう。
時代に応じた、新時代に相応しい怪獣王に。

けど、あたしはきっと何も変わらない。
変わらないものがあってもいい。
悪くなるより、ずっといい……。


あ――レジェンダリー版『ゴジラ』、すごく良かった。
日本の『ゴジラ』に対するリスペクトに溢れた、往年の『ゴジラ』ファンも納得の出来だと思う。
是非、劇場で観ていただきたい。


公式サイトはこちら

ウェブ拍手レス(7/26まで)

>遅ればせながら「あなたといるから」を読ませていただきました。

アサルトさんの作品をすべて読んだことがあるわけではないのですが、今回の作品も最後までストレス無く、とても読みやすい小説でした^^
今作はアサルトさんが興味のあるものがひとつに詰め込まれている事もよく分かる作品だったと感じました。
また、かなこの変化が全編を通して成長が伺えるのもバランスがよく、そのあたりも流石だと思いました。こういった部分は是非参考にさせていただきたいです。

※ここからはあくまで僕の主観ですので気に障った場合は申し訳ございません。
何も知らない第三者の戯言だと思って流していただけたらと思います。

ただ、もともと今回の作品は応募のための作品だったとの事ですが、その為に少しまとめられすぎていて、王道作品ということもあり展開が読めてしまうかなとも感じました。
アサルトさんは多くの小説作品に触れていらっしゃるみたいなので、おそらくその影響もあるのかな と思います。
僕は、あさ子ちゃんはがんばれないや漆黒の狂襲姫が好きだったので余計にそう感じてしまいました。

一方で新しいシリーズでは、また新境地を開拓するようですのでこちらのほうは楽しみにさせていただきます! 個人的にはブラスターのほうの小説にも期待しているのです^^

ps:ちなみに僕は鎧武では斬月・真がデザインや変身音を含めて一番好きだったりします。(もちろんアーツの受注注文は完了済みですw)  by ポイズン


ポイズンさん、コメントありがとうございます。

主人公は面倒くさいし、重苦しい作品なので、ストレスなく読めたというのは嬉しいです。

“展開が読めてしまう~”件については仰る通りで、既定の文字数で物語として終わらせるとなると、僕の技量では王道展開しか出来ませんでした。
『アサ子ちゃん』や『狂襲姫』の場合、何の規定もなく好き勝手に出来るため、より趣味全開なものが書けてます。
故に読む人を選んでしまいますが、それらを好きだと言っていただけるのは、ありがたいですね。

新シリーズは完全に趣味で書いているので、こちらも楽しんでいただけると幸いです。
『BLASTER form』用にも書きたいですね……官能小説を^^


PS.
〈仮面ライダー斬月・真〉、カッコイイですよね。
僕も『鎧武』では1番好きです。
当然、僕もフィギュアーツは注文済みでございますよ^^

駆逐してしまいたい!

流遠亜沙
「駆逐してやる! この世から……一匹残らず!!」







ベアトリーチェ
「『巨人』?」







タオエン
「『巨人』ですね」







ヤミヒメ
「何の話だ?」







ベアトリーチェ
「アニメが大ヒットして、劇場版も公開される『進撃の巨人』の主人公・エレンの名台詞だよ」






タオエン
「相変わらず姉さんは疎いですね」







ヤミヒメ
「……別にいいではないか。私はアニメよりヒーロー特撮が好きなのだ。来週はスーパーヒーロータイムがないので、少しテンションが下がり気味だ」






ベアトリーチェ
「で、急にどうしたの? 幻覚でも視えちゃってる?」







タオエン
「暑いですからね。脳がやられてしまっている可能性は否定出来ません」







ヤミヒメ
「普段から、この調子ではないか」







流遠亜沙
「人が黙ってれば勝手放題好き放題……もっと言ってください!」







ベアトリーチェ
「帰ろっか」







タオエン
「せっかくですので喫茶店で涼んでいきませんか?」







ヤミヒメ
「ふむ、よいな。私は蕎麦が食べたい」







流遠亜沙
「ごめんなさい聞いてくださいお願いします」







ヤミヒメ
「まったく、さっさと話すがよい」







流遠亜沙
「実は先日、ついに出たんですよ――“奴”が」







ベアトリーチェ
「“奴”って?」







流遠亜沙
「太古から地球に生息する〈生きた化石〉。とんでもない生命力を秘めた、人間からは忌み嫌われる、黒くテカテカした不気味な存在。そう、“奴”の名は……」





ヤミヒメ
「ゴキブリか」







ベアトリーチェ
「うわぁ……。わたしも嫌ーい」







流遠亜沙
「“黒いあいつ”とか“G”とか呼ばれてるけど、あたしはこれらの呼称が嫌いです。黒ってあたしの好きな色だし、Gと言えば『ガンダム』『ゴジラ』『ガメラ』『ガオガイガー』『グランゾート』とかのイニシャルだから」





ベアトリーチェ
「うん、それはどうでもいいかな」







流遠亜沙
「…………。ラノベ読んでたら電灯の上からガサガサ音がして、何かがテーブルの上に落ちてきたのよ。それが今年初の“奴”との邂逅。久々に見たから、かなり驚いたわ」





ヤミヒメ
「それで、どうしたのだ?」







流遠亜沙
「意思の疎通が出来ない。無視も出来ない。だったら、戦うしかないじゃないか!?」






ベアトリーチェ
「アスラン、乙」







流遠亜沙
「遭遇から1時間に及ぶ戦いだった。会敵は3回。互いに息を殺し、見つけ次第戦闘開始。まさに見敵必殺――サーチ・アンド・デストロイ」






ヤミヒメ
「貴方の部屋は物が多すぎるのだ。よく駆除出来たな」







流遠亜沙
「いや、本当にね。テーブルの上にはフィギュア。床はあちこち本が積んである。“奴”も隠れ放題。あたしの武器は丸めたチラシ・ブレード」






ベアトリーチェ
「圧倒的に相手が有利だね」







流遠亜沙
「ほんまやで。まあ、滅多に出ないから、運が良ければ今年はもう出ないかもしれないけどね」






ヤミヒメ
「1人暮らしで生ゴミも大して出ぬし、処理もきちんとしておるからな」







ベアトリーチェ
「そういうのは意外とちゃんとしてるよね」







流遠亜沙
「基本的に汚いのとか嫌なのよ。もう本当にゴキブリって何とかならないもんかね。そもそも、あたしらはどうして、こんなに生理的な嫌悪感を抱くのかね? あたしは虫とかクモは平気なんだけど……ゴキブリはあかんわ」





ヤミヒメ
「難しい問題だな。我々より遥かに昔から生きている訳だから、むしろ、我々の方が遠慮するべきなのかもしれん」






ベアトリーチェ
「“人は地球の寄生虫”って言うし、環境を破壊して資源を食い潰す人間よりは、ゴキブリの方がましな存在かもよ?」






流遠亜沙
「……そっか。あたし、傲慢だったかも。人間の方が愚かでおぞましい生き物かもね――」






ベアトリーチェ
「――ところで、タオ姉?」







タオエン
「なんですか?」







ベアトリーチェ
「さっきから黙ってるけど、どうしたの?」







タオエン
「いえ、別に……」







ヤミヒメ
「顔色が悪い気がするが、今の話で気分でも悪くなってしまったか?」







ベアトリーチェ
「タオ姉、もしかして……」







タオエン
「なんですか、その好奇心に満ちたまなざしは」







ベアトリーチェ
「ゴキブリ、ものすごく苦手だったり?」







タオエン
「…………」







ベアトリーチェ
「そうなんだー。いがーい。無言で叩き潰しそうなイメージなのに」







ヤミヒメ
「それくらいにしておけ。誰しも苦手なものくらいある」







ベアトリーチェ
「はーい」







タオエン
「助かりました、姉さん」







ヤミヒメ
「よい。お前も私の可愛い妹だからな」







タオエン
「姉さん……素敵です」







流遠亜沙
「人間なんてガン細胞……人間なんて滅びた方がいい……」







タオエン
「マイスター、私の幸せな気分に水を差さないでいただけますか」







ベアトリーチェ
「みんなもゴキブリには気を付けてね。わたし達との約束だよ☆」







ヤミヒメ
「あざといぞ、ベアトリーチェ」






「メイドとドロドロの液体 大変よくできました!!」

『ぱわーおぶすまいる』第3巻
著者:ウロ

宗馬とまゆの幼なじみの二人を中心に、 文化祭やクリスマスにバレンタインと イベント盛りだくさん、ドキドキ増し増しで贈る、 青春学園コメディ第3巻です!!






お待ちかねの第3巻。
そして、表紙はお待ちかねの“みるくちゃん”こと叢園寺観久(そうえんじ・みく)。
つかみどころのないマイペース系不思議ちゃん。

――ええ、大好きですが何か?

今回は文化祭で“メイドお好み焼き”――つまりメイド服!
あの娘もこの娘もメイド服!
何という俺得!

そして、この新キャラは!?



今回も非常によろしゅうおます。
ただ、妹キャラの宮乃(みやの)の出番が激減していたのが辛いところ。


やはり学園物は学校が違うと出番が減る……。

逆に優白(やしろ)の出番が激増。


この娘も何気に好き。

他にも正統派のほほん系幼馴染とツンデレも完備。
オススメ。

小さな蕾たちに襲いかかる肌色率高めの試練!!?

『びじゅあるロウきゅーぶ!』
著者:蒼山サグ
イラスト:てぃんくる

電撃文庫『ロウきゅーぶ!』タッグの蒼山サグ×てぃんくるが手がけた連載『びじゅあるロウきゅーぶ!』が単行本になった!
連載の完全収録はもちろん、豪華書き&描き下ろし満載でお届けするファン必携の1冊。




買いましたとも。
読みましたとも。
たまりませんとも。

個人的には、愛莉が桜の木の下で昴に膝枕される話が好き。
実は『ロウきゅーぶ!』では智花と愛莉推しだったりする。

まったく、小学生は最高だぜ!

こんな感じで、シチュエーションありきのもええな。
試しに自分でもやってみようかしら?(※『プライベート・タオエン』でやりました)

すべては中二病の仕業です

流遠亜沙
「お前もロウ人形にしてやろうか!? どうも、流遠亜沙です」







ヤミヒメ
「絶望がお前のゴールだ! ふむ、ヤミヒメだ」







ベアトリーチェ
「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ。えへへ、ベアトリーチェだよ」







タオエン
「甘いのです――チョコだけに! ごきげんよう、タオエンです」







流遠亜沙
「夏、真っ盛りですな」







ヤミヒメ
「冷房なしには、やってられん季節だな」







ベアトリーチェ
「涼しい部屋で趣味三昧っていうのも、ある意味で贅沢な話だよね」







タオエン
「そうですね。ちょうどいい機会ですし、積んであるラノベをなんとかしてもらいましょう」






流遠亜沙
「そうね。そうしたいわね」







タオエン
「あなたが読んでくれないと、私が読めないのです。いい迷惑なのです」







流遠亜沙
「お、かがみっぽい」







タオエン
「ええ。『ささみさん@がんばらない』のアニメを観ている最中なのです。敬語で毒舌が最高なのです」






ベアトリーチェ
「タオ姉、まんまだね」







タオエン
「ベアトリーチェ、その口、ふさいであげましょうか?」







ベアトリーチェ
「ヤミ姉、助けて。タオ姉に汚されちゃう~」







ヤミヒメ
「私の後ろに隠れるな。タオエンも、冗談はほどほどにしておけ」







タオエン
「心外です。私は常に本気ですよ」







ヤミヒメ
「なお悪いわ」







流遠亜沙
「…………」







ベアトリーチェ
「どしたの、マイスター?」







流遠亜沙
「あたしに娘でもいれば、とうに味わっていた気分なのかなって」







タオエン
「何をトチ狂った事を言っているんです?」







流遠亜沙
「いや、あたしも30じゃない? 小学生くらいの娘がいても、おかしくはない訳よ」






ベアトリーチェ
「なんで娘なの?」







流遠亜沙
「え、息子なんて要らないじゃない?」







タオエン
「娘なら欲しいんですか?」







流遠亜沙
「…………どっちか育てなきゃいけないなら」







ヤミヒメ
「そもそも、貴方は結婚願望すらないではないか」







ベアトリーチェ
「そうなの?」







流遠亜沙
「まったくない。結婚したいなんて思った事ないし、よしんば結婚しても、子供は要らない」






タオエン
「あなたの遺伝子など残しても仕方がないですからね」







流遠亜沙
「返す言葉もないわ」







ベアトリーチェ
「経済力もないしね」







流遠亜沙
「反論出来ないわ」







ヤミヒメ
「しかし、なぜ急にそんな事を思ったのだ?」







流遠亜沙
「常々、思うのよ。なんで、あたしは普通の人間が幸せだと思う事に価値を見出せないのかしらと」






タオエン
「“種の保存”は生命体の義務であり、故に子孫を残したいという欲求が生物にはプログラムされているはずですが。あなたには、そういうのはないのですか?」





流遠亜沙
「まったくない。子育てなんて面倒くさいし、お金もかかる。そもそも、あたしに親になる資格があるとは思えないのよね。真っ当な人間に育てられるとは思えない。だって、あたしが真っ当な人間じゃないもの」





ベアトリーチェ
「けど、親になる資格なんてなさそうな夫婦なんて、いくらでもいそうだよ?」






流遠亜沙
「それよ。そんな連中が親をやってるから、ろくでもない子供が増えて、その子供が更にろくでもない子供を増やす。悪循環よね。負の連鎖だわ……」






ヤミヒメ
「貴方の人間不信は、そこまで到達していたか」







流遠亜沙
「いっそ、子育ても免許制にすべきだわ。少子化だからって、増やせばいいって訳じゃないじゃない? 世界的には人口増加で困ってるくらいだし」






タオエン
「国民が減ってしまっては税金が取れません。消費者が減ってしまっては経済が回りません。個人よりも国の存続が優先なのでしょう」






流遠亜沙
「それも、おかしな話よね。国民1人1人の幸せのために国家を作ったはずなのに」






タオエン
「人々のためのシステムを作ったはずが、やがてシステムなくして人は生きられなくなり、気付けばシステムを維持するために生かされている――本末転倒ですね」





流遠亜沙
「もう、駄目かもね」







タオエン
「そうですね」







ベアトリーチェ
「ヤミ姉、雲行きがおかしくなってるけど」







ヤミヒメ
「案ずるな。ただの中二病だ」