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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

すべては中二病の仕業です

流遠亜沙
「お前もロウ人形にしてやろうか!? どうも、流遠亜沙です」







ヤミヒメ
「絶望がお前のゴールだ! ふむ、ヤミヒメだ」







ベアトリーチェ
「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ。えへへ、ベアトリーチェだよ」







タオエン
「甘いのです――チョコだけに! ごきげんよう、タオエンです」







流遠亜沙
「夏、真っ盛りですな」







ヤミヒメ
「冷房なしには、やってられん季節だな」







ベアトリーチェ
「涼しい部屋で趣味三昧っていうのも、ある意味で贅沢な話だよね」







タオエン
「そうですね。ちょうどいい機会ですし、積んであるラノベをなんとかしてもらいましょう」






流遠亜沙
「そうね。そうしたいわね」







タオエン
「あなたが読んでくれないと、私が読めないのです。いい迷惑なのです」







流遠亜沙
「お、かがみっぽい」







タオエン
「ええ。『ささみさん@がんばらない』のアニメを観ている最中なのです。敬語で毒舌が最高なのです」






ベアトリーチェ
「タオ姉、まんまだね」







タオエン
「ベアトリーチェ、その口、ふさいであげましょうか?」







ベアトリーチェ
「ヤミ姉、助けて。タオ姉に汚されちゃう~」







ヤミヒメ
「私の後ろに隠れるな。タオエンも、冗談はほどほどにしておけ」







タオエン
「心外です。私は常に本気ですよ」







ヤミヒメ
「なお悪いわ」







流遠亜沙
「…………」







ベアトリーチェ
「どしたの、マイスター?」







流遠亜沙
「あたしに娘でもいれば、とうに味わっていた気分なのかなって」







タオエン
「何をトチ狂った事を言っているんです?」







流遠亜沙
「いや、あたしも30じゃない? 小学生くらいの娘がいても、おかしくはない訳よ」






ベアトリーチェ
「なんで娘なの?」







流遠亜沙
「え、息子なんて要らないじゃない?」







タオエン
「娘なら欲しいんですか?」







流遠亜沙
「…………どっちか育てなきゃいけないなら」







ヤミヒメ
「そもそも、貴方は結婚願望すらないではないか」







ベアトリーチェ
「そうなの?」







流遠亜沙
「まったくない。結婚したいなんて思った事ないし、よしんば結婚しても、子供は要らない」






タオエン
「あなたの遺伝子など残しても仕方がないですからね」







流遠亜沙
「返す言葉もないわ」







ベアトリーチェ
「経済力もないしね」







流遠亜沙
「反論出来ないわ」







ヤミヒメ
「しかし、なぜ急にそんな事を思ったのだ?」







流遠亜沙
「常々、思うのよ。なんで、あたしは普通の人間が幸せだと思う事に価値を見出せないのかしらと」






タオエン
「“種の保存”は生命体の義務であり、故に子孫を残したいという欲求が生物にはプログラムされているはずですが。あなたには、そういうのはないのですか?」





流遠亜沙
「まったくない。子育てなんて面倒くさいし、お金もかかる。そもそも、あたしに親になる資格があるとは思えないのよね。真っ当な人間に育てられるとは思えない。だって、あたしが真っ当な人間じゃないもの」





ベアトリーチェ
「けど、親になる資格なんてなさそうな夫婦なんて、いくらでもいそうだよ?」






流遠亜沙
「それよ。そんな連中が親をやってるから、ろくでもない子供が増えて、その子供が更にろくでもない子供を増やす。悪循環よね。負の連鎖だわ……」






ヤミヒメ
「貴方の人間不信は、そこまで到達していたか」







流遠亜沙
「いっそ、子育ても免許制にすべきだわ。少子化だからって、増やせばいいって訳じゃないじゃない? 世界的には人口増加で困ってるくらいだし」






タオエン
「国民が減ってしまっては税金が取れません。消費者が減ってしまっては経済が回りません。個人よりも国の存続が優先なのでしょう」






流遠亜沙
「それも、おかしな話よね。国民1人1人の幸せのために国家を作ったはずなのに」






タオエン
「人々のためのシステムを作ったはずが、やがてシステムなくして人は生きられなくなり、気付けばシステムを維持するために生かされている――本末転倒ですね」





流遠亜沙
「もう、駄目かもね」







タオエン
「そうですね」







ベアトリーチェ
「ヤミ姉、雲行きがおかしくなってるけど」







ヤミヒメ
「案ずるな。ただの中二病だ」








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