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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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「お前が、俺に、全てをくれたんだよな」

『棺姫のチャイカXI』
著者:榊 一郎
イラスト:なまにくATK

『神』を討ったガズ皇帝は、世界を再び戦乱の渦中に戻すため、トールとアルベリックに「世界の三分の一を支配させてやる」という提案を投げかける。
戦乱の中でしか生きられない乱破師と騎士の二人の応えは……。




代表作である『スクラップド・プリンセス』と似たモチーフを使いつつ、“今やるとこうなる”という手腕を見せつけた『チャイカ』がついに完結。

感想としては――すごく良かった。
全11巻に渡って描かれた物語の締めくくりに相応しい結末だと思う。

果たしてトールと白チャイカはどうなったのか?
気になるが、判らなくてもいい。
けど、もう1冊刊行が決まっているので、後日談があるのなら読みたい。

フレドリカとアカリにも美味しいシーンがちゃんとあったし、大満足。
ファンタジーも、ええな。
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想い、つらぬく どんな真実が待っていても

流遠亜沙
「本日はアニメ版『棺姫のチャイカ』の話をしたいと思うんだけど、いいよね? 答えは聞かないけど!」

タオエン
「無駄口は結構です。それより、放送は昨年の早い時期に終了したにもかかわらず、なぜ今なのかを説明してください」

流遠亜沙
「せっかく原作と同じタイミングで終わるから、それと比較して感想書きたいなと思って。で――先日、読み終わりました」

タオエン
「昨日のブログで書いていましたね。アニメは第1期『棺姫のチャイカ』と第2期『棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE』として放送されました」

流遠亜沙
「うい。2003年に放送された『スクラップド・プリンセス』と同じ製作会社・監督という布陣で、大いに期待しました」

タオエン
「いかがでした?」

流遠亜沙
「考え得る限り、理想の映像化だったと思う。実際、かなり良かった」

タオエン
「それにしては、ツイッターでも感想を書きませんでしたね」

流遠亜沙
「軽々しく「面白かった」とは言いたくなかったのよ。綺麗にまとまりすぎてて、正直、戸惑ってたっていうのもある。そしたらツイートするタイミングを逃した」

タオエン
「確かに、終盤は原作とかなり違う展開でしたね。最終話は少々、あっさりしている感もありました」

流遠亜沙
「原作通りにする必要なんてないし、アニメでガズ皇帝の過去話をしても映像的に面白いとは思えないから、違ってよかったと思う。あたしもガズ皇帝が復活してからの流れは、もっと話数があればな――とは思ったけどね」

タオエン
「2期は10話しかありませんでしたからね」

流遠亜沙
「最近の角川アニメでは時々あるわよね」

タオエン
「後で発売される、アニメ同梱の原作単行本と関係があるのでしょうね」

流遠亜沙
「多分ねえ。とはいえ、アニメのオリジナル展開は物語として王道だったと思うし、個人的には全然アリ。ここで明言するけど――面白かった」

タオエン
「そうですね。私も良いアニメ化だったと思います。ラノベのアニメ化が当たり前になっている昨今ですが、このクオリティのものが増えると嬉しいです」

流遠亜沙
「3月に発売される原作最終巻限定版に付属するアニメも楽しみ」

タオエン
「いわゆる番外エピソードのようなので、気楽に待ちたいですね」


アニメ『棺姫のチャイカ』公式サイトはこちら

フェイトとアルフの出会いの物語 初コミック化!

『ORIGINAL CHRONICLE 魔法少女リリカルなのはThe 1st』第2巻
著者:緋賀ゆかり
原作:都築真紀

劇場版・TVシリーズ・ドラマCDなどの内 容を盛り込み、『なのは』の原典を描く『なのはThe 1st』待望の第2巻。
フェイトとアルフの出会いの物語など、初コミック化のエピソードも満載です。




やはり注目は上記の通り、フェイトとアルフのエピソード。
フェイトの魔法の先生である使い魔・リニスについてはドラマCDや劇場版で描かれているが、アルフの詳細な出生については実は描かれていなかった。
なので、不思議と新鮮。
それでいて、すごく良かった。

まだ『なのは』には描くべきエピソード残されていると気付いた。
きっと今後も色々あるに違いない。
アニメ・ドラマCD・書籍と、『なのは』シリーズをすべて網羅している方にも読んでもらいたい。

『ゾイやみ』第5話、掲載中

流遠亜沙
「新年最初の更新なので、正式名称で紹介したげて」

やみ子
「オリジナル小説『機獣少女ゾイカルやみひめ The NOVEL XXXXXXX』、最新第5話を掲載しました!」

ツバキ
「今回は週明けで学校が始まる予定だったのですが、そこまで行きませんでしたね」

流遠亜沙
「予定外の事は起こるもの――」

やみ子
「? ツバキ、マイスターが悪い顔してるよ?」

ツバキ
「『ガンダム0083』に登場するシーマ・ガラハウの台詞のパロディですよ。正確には「予想外の事は起こるもの――」ですが」

やみ子
「へえ、そうなんだ」

流遠亜沙
「びっくりするくらい普通のリアクションだわ」

ツバキ
「仕方がありません。やみ子さんは普通の小学生ですから」

やみ子
「なんか馬鹿にされてる気がする……」

ツバキ
「普通というのは尊いものですよ。変に個性が強いと周囲から浮くだけですから」

流遠亜沙
「出る杭は打たれる。異端は排除される。個性が叫ばれながら、結局、画一化される」

ツバキ
「皆で手をつないでゴールインが今の風潮らしいですね。競争がない世の中ならそれもいいですが、実際はそうでない以上、順位を付けるのをさける事に意味などないと思うのですが」

流遠亜沙
「勉強は苦手だけど運動は得意っていう子はたまんないわな。受験や就職に限らず、これから他人と争う機会なんていくらでもあるのにね」

やみ子
「えっと……」

ツバキ
「人が生きていく上で、他人とぶつかるのは仕方ない――今回はそういう話もしてますよという事です」

流遠亜沙
「せやねん。今年もこのテイストは変わりません」

ツバキ
「少々、シリアスな場面もありますが、よろしければお読みください」

流遠亜沙
「よろしくお願いします。やみ子、閉めのあいさつを言うたって」

やみ子
「う、うん……今年も『ゾイやみ』をお願いします! リリカル・ゾイカル――滅せよ(アニヒレイト)!」


機獣少女ゾイカルやみひめ The NOVEL XXXXXXX 第5話『機獣少女の問題』はこちら

百合は、ちいさく、どこにでも。

『小さい百合みぃつけた』
著者:綾奈ゆにこ
イラスト:HERO

月刊ニュータイプにて連載された綾奈ゆにこ×HEROによるめくるめく百合世界。
3年分のちいさい百合、集めました。





TVアニメ『きんいろモザイク』『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』などを手掛けた構成・脚本家の綾奈ゆにこ氏が、雑誌『月刊ニュータイプ』にて連載した百合コラム。

――百合とは何か?

その1つの答えがここにある。
日常にある様々な風景すべてが、妄想次第で百合になる。
そう――百合とは妄想であり、受け取る人間が百合だと感じれば百合なのである。

このコラムで書かれている百合はどれもさりげなく、それ故にすっと入ってくる。
恐らく、百合に興味がない人が、タイトルを知らずに読めば「こんな出来事があったんだ」としか感じない。
しかし、百合属性がある人間が読めば「これは百合だ」と気付く。
これ、百合を書く上で大事な要素だと思う。

全編に渡って非常に良い。
さりげなくも微笑ましくなる、珠玉の百合コラム。
百合好きにはかなりオススメの1冊。

劇場版ストライクウィッチーズの公式スピンオフ4コマ登場!!

『ストライクウィッチーズ劇場版 501部隊発進します!』
著者:藤林 真
原作:島田フミカネ&ProjektKagonish

今度は劇場版を舞台に奴らがカムバック!!
新たに服部静夏も登場し、芳佳は名門医学校入学の為欧州へ向かうのだが……。
当然、501部隊の面々もさらに大暴れ!!
むしろネウロイ、アイツらを止めてくれっ!!?



劇場版が公開されて割りと経っての単行本化。
表紙を見て興味を持ったので読んでみた。

――良い。
なんというか、独特の雰囲気がある。

劇場版の新キャラである静夏が可愛い。
同じく新キャラのハイデマリーの直球具合が可愛い。
バルクホルンの姉馬鹿(というか、もう馬鹿?)が可愛い。

個人的には、かなりオススメ。
既刊も2冊出ているので読んでみんとするなり。

10年の時を経て、ドラマCDで復活!

『ドラマCD 仮面ライダー剣 -切り札の行方-』

「お前は …… 人間たちの中で生き続けろ」
唯一無二の友に告げられたあの日から数年 ――
始は喫茶店で一人、いなくなった友 ・ 剣崎を思い …… 。
一方、剣崎はバイクで、とある街の修理工場を訪れていて ―― 。

≪キャスト≫
剣崎一真 : 椿隆之
相川始 : 森本亮治
橘朔也 : 天野浩成
上城睦月 : 北条隆博
青年 : 鈴村健一

2004年に放送された特撮テレビドラマ 『 仮面ライダー剣(ブレイド) 』 が10年の時を経て、なんとドラマCDで復活 !
『剣』好きとして買わない訳にはいかない。
正直、「映像じゃないのか……」とは思ったが、これが売れればVシネとかあるかもしれないし。

感想だが、すごく良かった。
劇中での時間も本編から10年経っており、ライダー4人の“今”が描かれている。
なんというか、非常に“らしい”内容だったように思う。
TVシリーズや劇場版にもあった名台詞もあり、ファンには懐かしくも嬉しい。

キャストには声優の鈴村さんが参加されていて、『電王』のリュウタロスの「答えは聞いてない」という台詞はニヤニヤしてしまう。
ナレーションと、旅先で剣崎が出会う修理工の青年の役も非常に良い。

『剣』好きの方には是非、聴いていただきたい。
運命の切札をつかみ取れ!

こどもトッキュウジャー出発進行!!  帰ってきたキョウリュウジャー、再び荒れるぜ!!

『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』

2015年初映画、観て参りました。

いやはや……すごく良かった。

脚本は『トッキュウジャー』メインライターの小林靖子さんで、実に『トッキュウジャー』な内容だった。
すでにCMでも流れているので書くが、トッキュウジャーの5人が子供に戻ってしまうのが見所。
そのための物語の組み立てや、子供に戻してしまうシャドー怪人など、あらゆる意味でプロの作家の手腕を見た気がした。

もちろん、今回は先輩になる『キョウリュウジャー』の面々も良かった。
個人的に好きなウッチーこと空蝉丸(キョウリュウゴールド)も大活躍。
同じ追加戦士の明(トッキュウ6号)との絡みも最高。
彼はなんであんなに愛くるしいのか……。

基本的に『VS』シリーズは2大戦隊の共演が見所で、物語に関してはないも同然なのだが、本作に関しては物語が非常に秀逸。
これは是非、劇場で観ていただきたい。


公式サイトはこちら

にゃー!

ベアトリーチェ
「にゃー! えへへ、ベアトリーチェだにゃ♪」

タオエン
「にゃー。ごきげんよう、タオエンだにゃ」

ヤミヒメ
「待て。今日は22日だが、その企画は終わったのではなかったのか?」

ベアトリーチェ
「わたし達の戦いはこれからだにゃ♪」

タオエン
「そういう事です。生きる事は戦いだにゃ」

ヤミヒメ
「……私は言わぬからな」

ベアトリーチェ
「うー♪ にゃー♪」

タオエン
「這いよってきそうですね」

ベアトリーチェ
「いつもニコニコ現金払い、ベアトリーチェです♪」

タオエン
「そこは這いよってほしかったです。私のベッドであれば、いつ這いよってくれてもいいんですよ?」

ベアトリーチェ
「タオ姉、こわーい」

タオエン
「怖くない。怖くない」

ベアトリーチェ
「もー。喉、ごろごろしないでよ……ふわぁ」

タオエン
「気持ち良いですか? なら、もっと良くしてあげます――じゅるり」

ヤミヒメ
「こら」

タオエン
「ふふ。姉さんにもしてあげますよ」

ヤミヒメ
「結構だ。それより、語尾はどうした」

ベアトリーチェ
「もうちょっと引っ張ってみようってだけで始まったから、別にどうでもいいんだよ」

タオエン
「そういう事です。適当に合わせておけばいいんですよ」

ヤミヒメ
「いい加減だな」

ベアトリーチェ
「このブログって基本、いい加減じゃない」

タオエン
「そうですよ。ネタがないから私達に何かしゃべれというマイスターの方が、いい加減なんです」

ヤミヒメ
「ふむ、それもそうだな」

ベアトリーチェ
「ヤミ姉もガッテンしてくれたし、もう終わろうか」

タオエン
「ええ、もう充分でしょう。では姉さん、最後だけでもお願いします」

ヤミヒメ
「……にゃ、にゃー」

ベアトリーチェ
「ヤミ姉の“にゃー”、いただきましたにゃん♪」

タオエン
「ベアトリーチェはあざといですね。可愛いから許せますが」

ヤミヒメ
「むぅ、何か大事なものを失ってしまった気がする」

ウェブ拍手レス(15/1/22まで)

>「死に方は選ぶけど、生き方は選べないような人間ですから」
ロリ巨乳嗜好の影に筆者のテーマが見え隠れします。
ツバキの刹那的な会話は、会話であっても独白に近く、自分自身の存在を必死で追い求めているような痛々しさが随所に感じられ、読む側にとっても身に詰まされ胸が痛みます。
実に連載形式に適応した作品で、以前にも書きましたがまたメリハリをつけてきました。
小出しに伏線の回収を行いつつ、フィナーレに向けての舞台装置を構築し続けているのでしょう。
機獣についての説明が現れたあたり、次回もまた新たな展開が予想されます。
何気ない日常、極普通の少女の恋に恋する物語と、鋼鉄の機獣が駆け巡る物語の顛末を期待し、次回掲載を楽しみにしております。
あ、遅れ馳せながら、本年も宜しくお願いします。 by 城元太


流遠亜沙
「城元太さん、コメントありがとうございます」

ツバキ
「ありがとうございます。本当に毎回ご感想を戴けるのは嬉しいです」

流遠亜沙
「ロリ巨乳嗜好の影に筆者のテーマが見え隠れ――そう、あたしは別にロリ巨乳が書きたい訳じゃないんです。もっと深いテーマを、さりげなく書くためのオブラートなんですよ」

ツバキ
「…………」

流遠亜沙
「なによ、その疑いの眼差しは……本当なんだからね!?」

ツバキ
「与太話はここまでとして――伏線の回収や舞台装置の構築は、意図してやっているんですか?」

流遠亜沙
「当然じゃないですか。すべて緻密に立てたプロット通りです」

ツバキ
「…………」

流遠亜沙
「……すみません、嘘つきました。プロットなんて立ててないし、伏線の回収や物語の展開は行き当たりばったりでございます」

ツバキ
「最初から見栄を張らずにそう言えばいいじゃないですか」

流遠亜沙
「だって、男の子だもん♪」

ツバキ
「マイスター、気持ち悪いですよ」

流遠亜沙
「まあ、真面目な話をすると、もう小説書き始めて7年経つのよ。さすがに書き方や、物語の展開のさせ方は判ってきます。大風呂敷さえ広げなければ、どうとでもなりますがな」

ツバキ
「伊達に書き続けている訳ではないんですね」

流遠亜沙
「流遠亜沙は伊達じゃない!」

ツバキ
「城元太さん、コメントありがとうございました。こちらこそ、今年もよろしくお願いします」

流遠亜沙
「邪気が来たか」

ツバキ
「うるさいですよ」

コミック第1期完結!!

『フルメタル・パニック! アナザー』第6巻
著者:たいち庸
原作:賀東招二・大黒尚人

社長のマオが襲撃され、瀕死の状態に……。
新社長として現れたのは、何の因果かミハイロフ、その人だった。
昨日の敵が今日のボス……揺れ動く達哉、リーナ、そしてDOMSのメンバーは!?



いよいよ原作未読のエピソードに追いついてしまった。
読まなきゃな、原作の続き……。

で、感想なのだが――こんな事になっていようとは……。
えらいこっちゃ。
しかも続きが非常に気になる展開。

個人的には普通の学生だった主人公・達哉の決意もそうだが、ヒロイン・リーナの葛藤に注目したい。
物心ついた時から傭兵暮らし。
『フルメタ』の宗介ほどでないにしろ、平和な世界における常識が欠如した少女……ええな。

今回はこんな可愛い表情もあったし、こういうヒロイン、好きだわ。


第2期は『Σ』として『ニコニコエース』にて連載中。
単行本の発売も決まっているので楽しみ。

ガンダムブレイカー超絶進化!


PS3ソフト『ガンダムブレイカー2』

自分好みのガンプラで戦う“創壊共闘アクション”、何気にやっておりました。
でもって、チャレンジミッション含め、すべてクリア。

感想としては前作から色々と改善点が見られ、満足度は上がっている。
感覚的な操作で派手なアクションが楽しめ、群がる敵をなぎ払う爽快感がたまらない。
それでいて、油断するとあっという間にやられる緊張感も健在。
ある程度この手のゲームをやっている人間であれば、段階的に強い機体を組んでいけば、ほどよい難易度だと思う。
実際、あたしはアクションゲームが上手い訳ではないが、機体をちゃんと強化すれば、苦労しつつも全ミッション制覇出来た。

ちなみに、最終的なガンプラのアセンブルはこちら。


はい、ブラックカラーの〈V2アサルトバスターガンダム〉でございます。
面白味のないアセンブルだが、好きなんだからしょうがない。
さすがに武装は強力なものを装備しないと終盤がきついので、他の機体のものだが。

残念な点も一応、挙げておきたい。
まず、ストーリーミッションのストーリーが、あってないようなもの。
世界観や、どんな勢力が争っているのかなど、まったく説明がない。
まあ、様々な『ガンダム』作品のMSやMAが登場するので説明しようがないし、『∀ガンダム』みたいな世界観にしたら説明に時間がかかって仕方ないのは判るのだが。

そして、そんなストーリーなので登場キャラも正直、感情移入出来るほどの愛着が湧かない。
せっかくの、ことぶきつかさデザインなのにもったいない。
パイロットと艦長の女の子、可愛いのに……。

前作のプレイにすぐに飽きてしまった理由が、“ストーリーがなく、すぐに作業ゲーになってしまったから”なので、そこは今回もあまり変わらなかった。
それでも、パーツのランクがなくなって、改造システムになったのは良かった。
前作はMGのパーツを使わないと途中から使いものにならなかったが、今回はHGのパーツでも戦える。
パーツ数も格段に増えているので、選択の幅も広がっている。

それこそ、一部のパーツしか登場しないという理解不能な仕様もなくなったので、今回のように原作そのままの機体を組んで強化出来るのはモチベーションが上がる。
今回、最後までクリア出来たのはこの事実が大きい。
好みのパーツを強化すれば、不本意なカスタマイズをしなくていいのだから。
前作のように、強いパーツを使わなければ先に進めないでは、モチベーションも下がる。

ただ、ミッション数はパーツの量から考えると少ないように思う。
正直、ストーリーモードが終わった時点で〈V2アサルトバスターガンダム〉は完成していなかったのだが、もう終わりでもいいかと思った。
やりこみ派ではないので、いわゆる“本編クリア後の腕試し”的なものにあまり興味がないので。

なので、次回作『3』があるなら、ストーリーにも力を入れてほしい。
アクションゲームにもストーリー性は必要だと思う。
でないと、ただのパーツ集めの作業ゲーになってしまい、すぐに飽きてしまうので。

とはいえ、パーツを集めて強化していくのが楽しいのもまた事実。
『ガンダム』・ガンプラ・アクションゲームが好きな方にはオススメしたい。
『2』は登場パーツもかなり増えているので、ガンプラ化しているガンダム・タイプはほとんど登場しているはず。
まあ、〈ダブルオークアンタ〉を除く『劇場版ガンダム00』の機体とか、〈ディジェ〉みたいなマイナーな機体は登場しないが……。


公式サイトはこちら

31大仮面ライダー集結

『仮面ライダー 平成 vol.0 31大仮面ライダー集結』

ついに創刊!平成『仮面ライダー』の魅力をすべて集めた大全集マガジン!
今号は、昭和+平成の31大ライダーが大集結した特別号!
●最新ライダー『仮面ライダードライブ』最新情報掲載
●昭和~平成の全仮面ライダーが一挙集結
●平成の登場怪人、798種をすべて掲載!




平成ライダーを1作ずつ特集したムック本が創刊開始。
こういう本が出ると、どうしても読んでしまう。

今号はvol.0という事で、昭和ライダーも網羅したお試し的な内容。
とはいえ、シリーズ通して全作品が、ざっとではあるが一気に紹介されるのは壮観。
なかなか良い雑誌だと感じたので、以降も読んでみようと思う。


紹介ページはこちら

完結。

『棺姫のチャイカ』第5巻
著者:茶菓山しん太
原作:榊 一郎

最愛の妹を喪い、悲しみに沈む英雄ドミニカの姿に違和感を覚えたトールは遺体を賭けて決闘を申し込む。
斬撃や魔法すら通用しない竜騎士に、果たしてトール達は勝てるのか?
コミック版チャイカ堂々の完結!




原作とアニメが完結して久しい今日この頃だが、コミック版も完結。
原作第2巻までのエピソードなので、原作既読だと若干の中途半端さを感じてしまうが、旅のメンバーが揃うまでという意味ではちょうどいいのかもしれない。
最終話ではオリジナルのシーンが追加されており、原作を踏まえた実に綺麗な結末を迎えている(とはいえ、あくまで“続きは原作で”的な終わり)。

すごく良いコミカライズだったので、ここで終わるのは惜しい。
作画も構成も良かったので。
今回はこのチャイカが特に可愛い。

 
とはいえ、このペースで原作最後までやった場合、何年かかるんだという話で。
そういう意味では、このタイミングで終わるのは良かったのかもしれない。

あとがきによれば、本来は2巻くらいで終わる予定だったらしい。
物語の進行が遅かったのは連載期間が延びたためで、本来は原作第1巻までのエピソードの予定だったのかもしれない。
そのおかげでフレドリカが見られた(最終話だが)のは僥倖。


原作未読で興味がある方は、アニメか漫画版がオススメ。

めしてろ!


ベアトリーチェ
「わあ、オムライス久しぶり♪」

流遠亜沙
「ええ。先週の『幸腹グラフィティ』を観たら食べたくなりまして」

ベアトリーチェ
「あれはリアルタイムで観てたら飯テロだよね」

流遠亜沙
「せやねん。主人公・リョウの中学生とは思えない色気が実にけしからん」

ベアトリーチェ
「食欲じゃない欲が刺激されてるよね」

流遠亜沙
「なんて事を言うんだ君は。あたしが中学生に欲情してるみたいじゃない」

ベアトリーチェ
「違うの?」

流遠亜沙
「――さ、本題に移ろう」

ベアトリーチェ
「ごまかせてないけど、いいや。ちなみに、“ロリ巨”ってなに?」

流遠亜沙
「“ロリ巨乳”って書きたかったんだけど、スペースを見誤りましてん。まあ、“乳”って画数多いから、書けるか怪しかったけどね」

ベアトリーチェ
「ツバキちゃんがぼやいてたよ? 最近、マイスターのロリ巨乳発言が多いって」

流遠亜沙
「そんな事はありますん!」

ベアトリーチェ
「別にどっちでもいいけど。そんなに大きいのが良いの?」

流遠亜沙
「まあ、小さいよりは大きい方が良いわな。特殊な性癖がない限り、大きいのが嫌いな男はいないはずだし。逆に、絶対に巨乳じゃなきゃ嫌だっていう男も少数だと思う。その程度よ」

ベアトリーチェ
「ふ~ん、そうなんだ。マイスターは小さいのもアリなんだよね」

流遠亜沙
「うい。ドストライクは女子高生くらいだけど、ロリもいけます」

ベアトリーチェ
「うんうん、ロリも良いと思うよ」

流遠亜沙
「じゃあ、与太話はこのくらいにしてオムライスを召し上がれ――はい、あ~ん」

ベアトリーチェ
「あ~ん」


流遠亜沙
「ちなみに、食べる際はケチャップをどばどばかける派です。どうですか、咀嚼中のベアトリーチェさん」

ベアトリーチェ
「美味しい♪ ケチャップライスだけど、チキンじゃなくてベーコンなんだね」

流遠亜沙
「本当はチキンの方が良いんだけどね。けど、オムライスのケチャップライスには思うところがある」

ベアトリーチェ
「なに?」

流遠亜沙
「デミグラスソースとかもあるけど、基本的にはケチャップかけるじゃない。だったら、中身はケチャップライスじゃなくてよくない?」

ベアトリーチェ
「そうだね」

流遠亜沙
「でも、ちゃうねん。前にガーリックライスにした事があんねんけど、イマイチやってん。だから、オムライスにはケチャップライスが鉄板やねん」

ベアトリーチェ
「へえ、一人暮らしだと無駄に料理スキルが上がってくね★」

流遠亜沙
「あ、うん……」


飯テロアニメ『幸腹グラフィティ』の公式サイトはこちら

電気羊

流遠亜沙
「『ゾイやみ』の番外編、サイドストーリー #03を掲載しちゃったりなんかしちゃったりしました」

やみ子
「今回は〈カグツチ〉視点のお話です!」

流遠亜沙
「なんとか順調に続けられております」

やみ子
「そうだね。これでメインキャラは全員、語り手になったよ」

流遠亜沙
「ならざるを得なかった。というのも、本編はやみ子の一人称だから、他のキャラの内面が描けないのよね。だから、こういう形を取らせていただいております。そんなんええから、はよ、話進めんかい! という意見もあるかもしれませんが」

やみ子
「でも、夏祭りのエピソードは知ってほしいし、“本編の私”は知らないけど、ツバキの過去も読者の方には知っておいてもらいたいな」

流遠亜沙
「一応言っておくと、サイドストーリー #02のツバキの過去を、“本編のやみひめ”は知りません」

やみ子
「私はその時、眠ってるから」

流遠亜沙
「そゆこと。今回、番外編ながら、核心に触れる内容となっております。なので、本編だけでなく、こちらも併せてお楽しみいただければと思います。そんじゃあ、いつものお約束をおなしゃーす」

やみ子
「番外編もよろしくお願いします! リリカル・ゾイカル、滅せよ(アニヒレイト)!」


機獣少女ゾイカルやみひめ The NOVEL XXXXXXX サイドストーリー #03『MBデバイスは機獣だった頃の夢を見るか?』はこちら

こんなに嬉しい事はない!

流遠亜沙
「2月だにゃー! どうも、流遠亜沙です」

ヤミヒメ
「やかましいぞ。ふむ、ヤミヒメだ」

ベアトリーチェ
「これはテンションだけで乗り切ろうとしてるね。えへへ、ベアトリーチェだよ」

タオエン
「駄目なパターンです。ごきげんよう、タオエンです」

流遠亜沙
「いやあ、しかしあれやね。もう寒くてかなわんわ。1月でこんだけ寒かったら――」

タオエン
「聞くに堪えませんね。あなたはもう黙っていてください」

ベアトリーチェ
「タオ姉は辛辣だにゃー」

ヤミヒメ
「しかし、タオエンの言い分ももっともだ。貴方はもうちょっと考えて発言した方がいいな」

流遠亜沙
「考えてますがな。むしろ、考えすぎて結局、何も言えなくなるタイプよ」

ベアトリーチェ
「その反動がここで出ちゃってるんだね」

タオエン
「無様ですね。それで迷惑を被るのは私達だというのに」

流遠亜沙
「そこはあきらめて。こんな管理人のサイトの看板娘になった不幸を呪うがいい。君達は良い看板娘であったが、君達の管理人がいけないのだよ」

ヤミヒメ
「管理人は貴方だろう」

タオエン
「姉さん、今のはネタです。流してください」

ベアトリーチェ
「わたし達、ここで散っちゃうね」

タオエン
「やらせはしません。たかが管理人に、このタオエンがやらせません」

ベアトリーチェ
「あ、お兄さんの方だ」

ヤミヒメ
「……何の話だ?」

タオエン
「姉さんも意外と甘いようで」

ベアトリーチェ
「ヤミ姉、逃げて! 頭を撃たれちゃう!」

ヤミヒメ
「頭を?」

タオエン
「諸君等の愛してくれたヤミヒメは死んだ! なぜだ!」

ベアトリーチェ
「坊やだからさ」

タオエン&ベアトリーチェ
「いえーい」

ヤミヒメ
「……判らん」

流遠亜沙
「2月もこんな感じでお送りします」

十香編完結!!

『デート・ア・ライブ 十香デッドエンド』第3巻
著者:犬威赤彦
原作:橘 公司

十香を守るため代わりに撃たれてしまった士道。
士道を失い世界から否定されてしまった十香は士道を撃った折紙に襲いかかる。
静かに狂気を膨らます十香を止めるため士道は再び立ち上がれるのか!?




コミカライズ版完結。
読み終えての感想としては――意外と良かった。

というのも、絵柄が原作とイメージが違うとかではないのだが、無難というか、正直、特に魅力を感じなかった。
だが、漫画として読みやすく、この絵柄で続きも読みたいと思った。
これ、『四糸乃編』以降はやらないのかしら?

こんびに!


ベアトリーチェ
「コンビニ飯……?」

流遠亜沙
「いや、先週の『幸腹グラフィティ』観たら食べたくなって。コンビニの“からあげ”や“おにぎり”って、ジャンクな美味しさがあるのよね」

ベアトリーチェ
「あー、確かに。お弁当に入ってるものとは違う味わいがあるよね」

流遠亜沙
「食べるの久々だけど、やっぱり美味いわ。ほら、買うと高いじゃない?」

ベアトリーチェ
「まあ、自炊するのに比べたらそうなるよね」

流遠亜沙
「せやねん。米は家で炊いて、おかずだけ買うとかした方が経済的。私達にはお金がないのよ」

ベアトリーチェ
「そんな『エヴァ』の赤木リツコ博士みたいな言い方されてもね。それにコンビニ飯が高いって、どんだけお金ないの?」

流遠亜沙
「スーパーで10%引きのシールが貼られる時間帯を狙って買い物に行くくらい」

ベアトリーチェ
「……予想してたより切実だったよ。その割に右端に見切れてるものがあるけど?」

流遠亜沙
「あ、見えちゃった? あれは心の綺麗な者にしか見えない本なの。ベアトリーチェは綺麗な心を持っているのね。偉い偉い」

ベアトリーチェ
「ちょっと、頭なでなくていいから。これ買わなかったら、1冊につき、おかずが2品は増えるんじゃないの?」

流遠亜沙
「人はパンのみに生きるに非ず。食欲だけ満たせばそれでいい訳じゃないのよ。悲しい現実だわ……」

ベアトリーチェ
「そんな遠い目をして言われてもね。それに、腹の足しにならないどころか、体外に出ていくばっかりで――」

流遠亜沙
「おっと、そこまでだお嬢さん。女の子がこんな公共の場で、それ以上言うもんじゃないぜ」

ベアトリーチェ
「だったら『BLASTER form』でネタにすればいいのに」

流遠亜沙
「ベアトリーチェ……それを言っちゃあ、おしめえよ」


食べたくなるアニメ『幸腹グラフィティ』の公式サイトはこちら

出航せよ。この閉塞した世界に風穴を開けるために。

『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』

観てきたゼェェェット!

特にネタバレはないが、前情報を知らずに観たい方は、以降は読まない事をオススメします。







来場者特典


今回は完全新作に向けた総集編。
新作シーンが40分という事で、相当なバージョンアップがされている、もしくは、新たな切り口でTVシリーズを再構築するものだと思っていた。
――が、実際には『エヴァ』の旧劇場版『DEATH & REBIRTH』だった。
つまりTVシリーズの総集編の後に、完全新作シーンが“続き”として組み込まれている。

2時間弱の上映時間中、40分が続きなので、総集編シーン自体は約1時間。
なので、はっきり言って一見さんに優しくない。
多分だが、これを観てTVシリーズを理解するのは無理。
それでも、戦闘シーンの迫力や世界観は伝わると思うので、TVシリーズを観てみたくはなると思う。
あたしも、観返したくなった。

今回の見所はやはり新作シーンに登場する新キャラ――“生徒会長”ことヒエイ。
本格的な活躍は次回の完全新作だが、融通の利かない生真面目キャラが可愛い。
主人公・千早群像率いる〈蒼き鋼〉の行末や、ヒエイ以外の“生徒会”メンバーなど、次回が気になる終わり方となっている。

そんな次回作のタイトルは『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』。
公開日は10月3日。
半年以上あるという……あたし、観られるのだろうか?


公式サイトはこちら


余談だが、『艦これ』も艦船が擬人化されているので、“コンゴウ”と“金剛”とか、“ヒエイ”と“比叡”とか、当然だが容姿や性格が全然違っているので、比べると面白い。

疾走する本能

『平成ライダー 平成 vol.4 仮面ライダー555』

人間とオルフェノク、その境界と共存……。
夢を守ることはできる!

平成『仮面ライダー』の魅力をすべて集めた大全集マガジン!
今号は、シリーズ第4作『仮面ライダー555』を大特集!

◎スタッフ&キャストインタビュー
芳賀優里亜:園田真理役 
宇都宮孝明:プロデューサー 
田村直己:監督
永徳(JAE):アクション俳優

◎人間の信頼を描いたその企画
◎先進のギアが生み出す戦士のすべて
◎主要人物大紹介
◎物語のキー、流星塾
◎スマートブレイン社とオルフェノク
◎『555(ファイズ)』名場面
『剣(ブレイド)』はトリ(最後)なので、まずは『555』から買ってみた。
なかなか良い。
ページ数こそ少ないが、サイズが大きい(ホビージャパンなどと同サイズ)ので、写真をじっくり楽しめる。

無論、画像だけでなくデータも充実している。
ライダーやオルフェノクのスペック、ストーリーのダイジェスト、関係者インタビューなど、かなり楽しめる内容となっている。

これを読むと、懐かしさと共に、また観返したくなる。
表紙のデザインも素晴らしい。
オススメ。


講談社シリーズMOOK『仮面ライダー 平成』の公式ページはこちら

精霊たちをデレさせる方法は――サンタになって、プレゼントを配ること!?

『デート・ア・ライブ アンコール3』
著者: 橘公司
イラスト:つなこ

「そ、そうだな……いい子にしてたら来るかもな」
クリスマスプレゼントを期待する十香たちのため、士道がサンタとして奔走する。
そしてとある理由により、サンタ狂三も聖夜に顕現!?




短編集第3弾、読了。
通常版の表紙は私服の狂三(くるみ)。
BD付き限定版のサンタ服も良かったが、やはり狂三は黒い服が似合う。

さて、感想。
美九(みく)と七罪(なつみ)という意外なカップリングが出来ている事にまず驚く。
一方的に可愛がる美九と、嫌がりながらも満更でもなさげな七罪――良い百合。

そして、クリスマス話の裏側である『狂三サンタクロース』ではタイトル通り狂三が主役。
狂三好きとしては“過去の患ってる狂三”がなんとも新鮮。
誰にでも黒歴史時代はあるものなのね。

ちなみに、士道の実妹・真那の話も良かった。
あとがきにあった兄弟で買い物エピソードは是非、読みたい。

個人的には面倒くさい系ヒロイン・七罪が好きなので、次の本編12巻では活躍してほしい。
そろそろ終局に向けて動き出す頃だと思うので(もっと続いてほしい気持ちもあるが)、早く続きを読みたい。

ウェブ拍手レス(15/2/7まで)

ツバキ
「ここでクイズです。2月14日といえば何の日か、お判りになりますか?」

やみ子
「え? う~ん……バレンタインデーじゃなの?」

ツバキ
「普通ですね。いえ、いいんです。それが普通の女の子の答えでしょう」

やみ子
「……なんか、馬鹿にされてる気がする。ここでのツバキは意地悪だよ」

ツバキ
「そんな事はありませんよ。いつも優しいツバキさんです。ちなみに答えはこちらです」


>カグツチの優しさが染み出してきます。
二人の少女を見守る機獣の意志を残す生命体。
確かにサイドストーリーと言うには重要な情報が記されていました。
静寂に包まれた文体の中、淡々と過去の惨状を語るカグツチは、デジタルとは違う意識の中で何を思うのでしょう。
ほんのりと、優しい気持ちになれました。

ところで、次回は2月14日を挟むので、本編は・・・とのことですが、
平将門の命日がどうかしましたか?
(看板娘’s、どう返す?)。 by 城元太


やみ子
「城元太さん、いつも感想ありがとうございます。2月14日は“たいらのまさかど”さんの亡くなった日なんだね」

ツバキ
「漢字変換出来てませんよ。ちなみに、平将門はご存じですか?」

やみ子
「えっと……ごめんなさい、知りません。小学校の歴史の教科書には載ってなかったと思うし」

ツバキ
「私も知りません。マイスターは歴史に興味がありませんので、彼の知らない事は、私も知りようがありませんので」

やみ子
「よかった、知らなくても普通なんだね。でも、マイスターが普通とは限らないし……どっち?」

ツバキ
「ああ見えて、中退とはいえ大学まで行ってますし、最低限の一般常識や学力はあるはずなので、知らなくても無知ではないはずです」

やみ子
「そうなんだ。けど、どうするの? 私もツバキも知らないんじゃ、これ以上、広げられないよ?」

ツバキ
「そこで今回は助っ人に来ていただいています。どうぞ――」

タオエン
「ごきげんよう、タオエンです。幼女二人とキャッキャウフフ出来ると聞いて来ました」

やみ子
「ひゃっ!?」

ツバキ
「ご足労いただき、ありがとうございます。ちなみに“おさわり”は禁止です。やみ子さんから離れてください」

タオエン
「そんなつれない事を言わずに。さあ、ツバキさんもこちらに来てください」

ツバキ
「終わるまでお預けです。まずは仕事をしてください」

タオエン
「これは失礼。ちょっとだけ先払いが欲しかっただけです」

やみ子
「なんか、汚された気分だよ……仕事って?」

ツバキ
「城元太さんは平将門をモチーフにした小説を書かれているんです。それをタオエンさんに読んでいただき、その感想をもって我々のリアクションとしようかと」

やみ子
「そうなんだ。でも、ツバキが読むんじゃ駄目なの?」

ツバキ
「それが……少々、敷居が高い作品なんです。なので、このサイトの小説担当のタオエンさんにお願いしたんです」

タオエン
「そういう事です。とはいえ、ほぼ漫画とラノベ限定ですが」

ツバキ
「ライトノベルですね。それで、いかがでしたか?」

タオエン
「『Zoids Genesis -風と雲と虹と-』の第1部をすべて読みました。まず感想を述べると――ラノベ好きには敷居が高かったです」

ツバキ
「マイスターもそれで挫折したそうです」

やみ子
「どういう事?」

タオエン
「世界観・用語・名詞・口調などが、完全に時代劇なんです。時代劇を楽しむ素養のない人間にとっては、正直、読んでいて辛いものがあります」

やみ子
「えっと……そんな言い方しちゃっていいの?」

タオエン
「以前、マイスターが同様の内容を告げていますので、その点は問題ありません」

ツバキ
「城元太さんも、理解した上で書いていらっしゃるそうです。自己満足は覚悟の上で、楽しいから書き続けていると」

タオエン
「ものすごい事です。趣味で書いていて反応のない創作活動は続かないのが普通です。それだけ高いモチベーションをお持ちなのでしょうね。そして、それだけにもったいないです」

やみ子
「?」

タオエン
「城元太さんはマイスターが作品を掲載する度に感想をくださっています。マイスターも、城元太さんの作品に対して感想を送りたいと思っているのですが、上記のような理由で読めず、感想を送れないのです」

ツバキ
「他にも書かれている作品があって作風は様々ですが、時代劇はこれだけです。他にも良い作品があって、良い文章を書かれる方なんですよね。『そこにゾイドがある日常』は読んでいてキュンとしました」

タオエン
「つまり、時代劇しか書けない方ではないんです。そういう方であれば不満を持つのは筋違いです――が、普通に読めて面白い作品を書ける方なだけに、もっと読みやすければ、せめて時代劇風でなければと思ってしまうのです。それで敬遠してしまう方も多いと思いますので、それはもったいないなと」

ツバキ
「繰り返しになりますが、ご本人はすべて覚悟された上で書かれています。なので、我々の意見は余計なお世話かもしれませんが」

やみ子
「そっか……難しいね」

タオエン
「ともあれ、マイスターの作品に対する感想をありがとうございます。平将門の命日に対して我々がどう返すかという“ふり”だったので、こういう対応をしてみましたが、いかがだったでしょうか?」

ツバキ
「件の『Zoids Genesis -風と雲と虹と-』はこちらで読めますので、『ゾイド』好きの方は挑戦してみてください」

タオエン
「では、仕事も終わったので、そろそろ報酬を――」

ツバキ
「どうぞ。好きなだけ可愛がってあげてください――やみ子さんを」

やみ子
「え、ツバキ!?」

ツバキ
「私は所用がありますので、これにて失礼します。では、ごゆっくり」

タオエン
「ふふふ。やみ子さんは姉さんを小さくしたみたいで可愛いですね。嗚呼、モフモフの耳と尻尾がまた……!」

やみ子
「駄目ぇぇぇ――ッ!?」

この際はっきり言っておくけど 恋>軍務!! だからね

『ヴァルキュリヤ内燃機関』第2巻
著者:貴島煉瓦

夏祭りで賑わう湘南海岸、祭りで羽を伸ばす零而たちの前に、ムカデ型“アヴス”が攻撃を仕掛けてきた!?
ついに姿を現した敵“アヴス”との本格戦闘で零而専用機ヴァンケルの対消滅鉄山靠が炸裂する!!





『月刊ドラゴンエイジ』にて連載中の『ヴァルキュリヤ内燃機関』、第2巻が発売中。
昨今流行りの“美少女がメカをまとって戦うラブコメ”漫画。
とはいえ、“アニメを売るならメカと美少女”というのは昔からの黄金律。
今までなかったのが不思議なくらい。

この作品も言ってしまえば『IS〈インフィニット・ストラトス〉』なのだが、キャラ付けや配置が考えられていて、個人的に好感が持てる。
別に『IS』を悪く言うつもりはないが、あれはメインヒロイン全員が同級生で、全員が主人公大好きというのが、ちょっとだけ引っかかるので。

第2巻では新ヒロインが2人参戦。
1人は天真爛漫系妹タイプ。
もう1人のおしとやか肉食系お姉さんタイプは、今回は顔見せ程度だが。

まあ、お気に入りは無表情系ロリのフィーなのだが。



美少女、ラブコメ、そしてメカアクションが好きな方にオススメ。


紹介ページはこちら

ウェブ拍手レス(15/2/11まで)

>ベアトリーチェのGIFアニメ早速拝見しました。
チョコを口にくわえてのウインク(^_-)-☆は、
看板娘のベアトリーチェらしいちょっとあざとい可愛らしさでいいと思います!
制服姿なのも可愛らしさを増幅させていますね!
つい興奮してメッセージを書き込んでしまいました。
冬真っ只中で寒い日が続きますが流遠さんも看板娘の皆さんもご自愛ください。
駄文失礼しました。 by enigma9641

ベアトリーチェ
「enigma9641さん、コメントありがとう! ちなみに、GIFアニメっていうのはこれだね」


流遠亜沙
「これ、2月8日の早朝頃にツイートしたんだけど、このコメントが来たのが当日の10時前だからね。すごい即レスですよ。enigma9641さんは本当にベアトリーチェを気に入ってくださっていて、ありがたいわね」

ベアトリーチェ
「えへへ、嬉しいね」

流遠亜沙
「あざといところも含めて可愛いと思ってもらえてるのがまたね。あざといの嫌いって人もいるじゃない?」

ベアトリーチェ
「えー? わたし、ちっともあざとくないにゃん♪」

流遠亜沙
「あざとーい。でも好き」

ベアトリーチェ
「マイスターに言われてもなあ」

流遠亜沙
「真面目な話、今回は可愛く描けたと思うのよ」

ベアトリーチェ
「前回は可愛く描けなかったみたいな言い方だね」

流遠亜沙
「…………」

ベアトリーチェ
「あ、図星なんだ」

流遠亜沙
「いや、正月のイラストは3人いたじゃない。単純に労力が3倍なのね。正直、ヤミヒメを描いて力尽きた感はある。時間もなかったしね」

ベアトリーチェ
「ふーん。それがマイスターの限界な訳だね」

流遠亜沙
「悲しいかな、ね。ちなみに、上記のGIFアニメに使ってる画像はトリミングしたものです。全体図は2月14日に公開します。文章もありますので、お待ちいただけると嬉しいです」

ベアトリーチェ
「enigma9641さん、コメントどうもありがとにゃん♪」

流遠亜沙
「きゃー! あざとーい!」