「いっけぇぇぇ――ッ!!」 アニメ・ゲーム・特撮 2014年04月08日 ガンダムビルドファイターズ 最終話『約束』 大好評のうちに放送を終了した『ガンダムビルドファイターズ』、そろそろ感想を書きたい。 うん……すごかった。 パチモン・ガンプラの大群に挑む主人公達。 駆け付ける援軍。 最後には力を合わせて大勝利。 王道ここに極まれりな展開で、男の子としては燃えずにはいられない。 ハイマットフルバーストを彷彿とさせる〈ウイングガンダムフェニーチェリナーシタ〉の雄姿。 火力不足は否めないが、カッコイイから良し。 ちなみに、劇中や公式サイトでは〈ガンダムフェニーチェリナーシタ〉とあるが、雑誌やネット上での表記は『ウイング』も含まれる。 どっち? スーパーロボットを彷彿とさせる〈クロスボーンガンダム魔王〉のサテライトキャノン発射シーン。 胸や腹からビームを出すのはリアルロボットでは珍しいが燃える。 援軍に現れるラルさんの〈グフ〉がメチャクチャ、カッコイイ。 「〈グフ〉って陸戦機じゃないの?」なんて野暮なツッコミはなしだ。 ちゃんと腰部と脚部にスラスターが追加されている。 ちなみに、公式サイトによると〈グフR35〉というのが正式名称。 ラルさんが35歳だから? ラルさんと師匠のデタラメな強さに若干引き気味のキララと、少年のように瞳を輝かせるフェリーニの対比が面白い。 いくつになっても男は少年のまま。 真打登場とばかりに現れる〈ガンダムアメイジングエクシア〉。 リペアを彷彿とさせるが実は左腕は健在で、正式名称は不明。 やはりガンダム・タイプは白が落ち着く。 クライマックスを閉めるのは当然〈ビルドストライクガンダム+ビルドブースターMk-Ⅱ〉(正式名称不明)。 ブースターが外れるシーンの〈ビルドガンダムMk-Ⅱ〉が哀愁を誘うが、その意志は〈ビルドストライク〉に託される。 そして今必殺のゴッドフィンガーを彷彿とさせるビルドナックルが炸裂――勝利をつかめと轟き叫ぶ! そしてユウキ・タツヤとの再戦と、レイジとの別れ……。 セイにファイターのセンスがなかった理由も明かされる。 そりゃ、愛情込めて作ったものが壊れるのは嫌よね。 別れの余韻を良い意味でぶち壊すラブコメ展開。 ネット上では『アイラ・ツイテキチャッタネン』と呼ばれているのにちょっと笑う。 ともあれ、半年に渡る放送もこれにて終了。 感想としては文句なしに面白かった。 『ガンダム』の名を冠するに相応しい内容だったと思うし、ガンプラの普及にもかなり貢献したのではなかろうか。 新旧問わず、『ガンダム』ファンには観ていただきたい。 これ、かなりオススメ。 公式サイトはこちら PR