流遠亜沙 ASSAULT form 「『シン・ゴジラ』のサントラ売り上げが5万枚を突破しましたそうですよ、ツバぴょんさん」
ツバキ ASSAULT form 「CDが売れないと言われている昨今、しかもサントラで5万枚というのはすごいですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「いや、本当に。あたしも持ってるんだけど、すごく良い。ちなみに、最後に買ったサントラは『ヱヴァ:Q』です」
ツバキ ASSAULT form 「2012年の11月に発売されているので、約4年ぶり……あ、どちらも鷺巣詩郎氏の楽曲ですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『ヱヴァ:破』のサントラも買いました。あたし、サントラ好きで、学生時代はボーカルアルバムよりサントラばっかり買ってたくらいよ」
ツバキ ASSAULT form 「ここ数年はあまり買っていませんね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「ここ数年だと、劇場版『なのは MOVIE 1st』『2nd』、劇場版『ガンダム00』くらいじゃないかしら」
ツバキ ASSAULT form 「そんなマイスターが買ってしまうくらい、良いサントラだという事ですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「上手いなぁ、ツバぴょんは。100看板娘ポイントあげよう」
ツバキ ASSAULT form 「恐縮です」
流遠亜沙 ASSAULT form 「音楽、本当に良くて。『ゴジラ』を始めとする、数々の東宝特撮映画の音楽を手掛けた、故・伊福部昭氏の楽曲も使われ方が絶妙。すごく作品との親和性が高くて、鷺巣氏の音楽とも衝突しないっていうのもすごい」
ツバキ ASSAULT form 「ミレニアムシリーズでは、いわゆる“ゴジラのテーマ”のみ使われていましたが、『シン・ゴジラ』では『三大怪獣』や『宇宙大戦争』の楽曲なども効果的に使われていますね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「そうなのよ。あたしは昭和の作品は世代じゃないけど、大好きな『平成ゴジラ』シリーズでは4作品を伊福部氏が担当されてて、過去の楽曲も使われたりしてるから、伊福部氏にはすごくリスペクトがある」
ツバキ ASSAULT form 「では、エンドロールでは感動されたのでは?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「最後の最後に流れるのが『ゴジラVSメカゴジラ』のテーマだからね! あの曲は本当にカッコイイ。ただ、それが流れる前に、クレジットに表記されてるのがね……」
ツバキ ASSAULT form 「曲が流れる前に気付いてしまう訳ですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「うい。まあ、ボーナストラックみたいなものだから、そこまで気にしないけど。鷺巣楽曲だと、CMにも使われてる『上陸』とか、ゴジラ第3形態と戦闘ヘリがにらみ合うシーンの『対峙』、ゴジラが熱線を初めて吐くシーンの『悲劇』、クライマックスでゴジラに血液凝固剤を経口投与する『特殊建機第1小隊』と『第2・3小隊』なんかが特に好き」
ツバキ ASSAULT form 「ゴジラが熱線を吐くシーンで、あんな悲しい曲が流れるのは意外ですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「けど、びっくりするくらいハマってる。考えてみれば、怪獣が街を破壊するシーンなんだから、悲劇的な音楽が流れるのは当然なのよね。むしろ、カッコイイ曲を流す方が不謹慎だし、いっそ、そんな映画を作る事自体が不謹慎な訳で」
ツバキ ASSAULT form 「そこは娯楽だと割り切ってほしいですけどね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「そうなんだけど、観もしないで怪獣映画を不謹慎って言う人達、いるじゃない? 特に『ゴジラ』なんて、「原爆から生まれた怪獣が街を壊すなんて不謹慎』とか言う輩がいる。そんな内容じゃないのは、観れば判るはずなんだけど」
ツバキ ASSAULT form 「仕方がありません。結局、ただ非難したいだけの人達ですから」
流遠亜沙 ASSAULT form 「未だに人間は、悲しいほどに判り合えないのね……。ともあれ、映画本編はもちろん、サントラもオススメ」
ツバキ ASSAULT form 「上映も続いているので、未見の方は是非、観ていただきたい作品です」
流遠亜沙 ASSAULT form 「不条理だなって思うけど、そりゃそうだよなとも思うのよね……。やっぱり、『ガンダム』でサクセスストーリーやっても嘘くさい。三日月は子供を残せて(本人が幸せかはさておき)、鉄華団やマクギリスの行為で、多少なりとも世界に爪痕は残せた。嫌なリアリティだけど、これが『ガンダム』でやれる限界だと思うのよ」
タオエン 「『ガンダム』でこの路線をやるべきではなかったと?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「というか、こういうキツイ内容の番組自体、公の放送でやるべきじゃないのかも。どうしたって制限があるし、どんな結末にしても叩かれる。実際、ネット上でかなり叩かれてる……見ちゃってへこんだわ」
タオエン 「珍しいですね。そういうのは普段、見ないでしょうに」
流遠亜沙 ASSAULT form 「たまたまツイッターで見ちゃったのよ。そしたら、ハンドルネームなのをいい事に、監督や脚本家を罵詈雑言……よくもまあ、死ねとか書けるなって」
タオエン 「ネットリテラシーについては、今に始まった事ではありませんが」
流遠亜沙 ASSAULT form 「なんか悲しくなったわ。それだけ作品に思い入れがあったんだろうけど、その結末や、スタッフのインタビューでの発言が気に入らなかったからって、あんなに怒りの感情が湧くもの? ツイッターやブログは独り言みたいなもんだけど、“たかがTV番組”の結末で、そんなに攻撃的になる必要ある?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「新たなスーパー戦隊『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、始まりましたよ。すでに第3話まで放送された訳ですが――面白い」
ツバキ ASSAULT form 「その前に、放送が約2週遅れの宮崎で、リアルタイムで最新話を観られている理由を説明しておいた方がよくありませんか?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「ビデオパスという配信サービスに加入しまして。というのも、商品展開と密接にストーリーがリンクしてる『戦隊』を2週間も遅れて観ると、CMでネタバレがはなはだしくて。『キュウレンジャー』で感じたそのストレスが嫌で、『ライダー』に至っては放送すらされない有様だから、いっそ有料でも配信サービスに頼ろうと」
ヤミヒメ 「スーパーヒーロータイム枠の開始と終了映像がないのが残念だがな」
ツバキ ASSAULT form 「CMもないんですよね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「まあ、CMはバンダイの公式サイトで観られるのでよしとしましょう。では、さっそく『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』――長いので暫定的に『ルパパト』と略します――について」
ツバキ ASSAULT form 「第1話でルパンレンジャーはすでに活動をしていて、最後にパトレンジャーも変身アイテムを手に入れて変身。2つの戦隊が相対したところで終わります」
流遠亜沙 ASSAULT form 「……最悪、『ジオウ』で『仮面ライダー』が終わる可能性だってあるのよね」
ツバキ ASSAULT form 「ありえますね。ネガティブな意味ではなく、『仮面ライダー』に替わる企画を準備している可能性は充分に考えられます。実際、平成ライダーは2作目の『アギト』で終わるはずで、『龍騎』は別の企画だったというのは有名な話です」
ヤミヒメ 「そうか。これを平成ライダー自体の区切りとする可能性もあるのか」
流遠亜沙 ASSAULT form 「判んないけどね。来年の今頃、「あの記事、消していい!?」って大恥かいてるかもしれん」
ツバキ ASSAULT form 「あくまで、ただの予想です」
流遠亜沙 ASSAULT form 「ともあれ――平成ライダー第19作『仮面ライダービルド』、これにてひとまず終了でございます。個人的には、普通に楽しんでた前作『エグゼイド』に比べて、かなりハマって楽しんでました。やっぱり優しい系の主人公だと感情移入しづらいし、単純にライダーのデザインが『ビルド』は格好良かったわ」
ツバキ ASSAULT form 「そもそも記念作とはいえ、すべてのオリジナルキャストが登場というのは難しいでしょうしね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「ちょっと、もう2話なの!?」
ヤミヒメ 「変身したゲイツが攻撃してくる直前からの続きだな」
ツバキ ASSAULT form 「やはりライダーはキックですね。ファイズのアクセルクリムゾンスマッシュを彷彿とさせますが、まったく違う演出でした。続いては、まさかのツナ義ーズです」
流遠亜沙 ASSAULT form 「あ、もうツナ義ーズの話になってる!? なぜか万丈もメンバーになってて、しかも2人ともオタク口調で笑ったよね」
ヤミヒメ 「新旧ライダーの並びというのは燃えるな。ここが『ビルド篇』の見せ場だろう」
ツバキ ASSAULT form 「不調のため、早々に後を託して離脱してしまいますが、それはそれで美味しい展開だと思います」
流遠亜沙 ASSAULT form 「かーらーのー、主役も初のフォームチェンジ。アーマーターイム!」
ツバキ ASSAULT form 「思いついたように戦兎が隣に並んで耳打ちするのが、ちょっと可愛いくて好きです」
流遠亜沙 ASSAULT form 「せっかく決めポーズが決まったのに、余計な事しちゃうけどね。あれ、“ガチョーン”でしょ? あたしの世代ですらないわ。高岩さんのアドリブかしら?」
ツバキ ASSAULT form 「最後はちょっとアニメっぽい展開でしたね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「まあ、主要キャラが同居するのは『龍騎』や『555』の頃からやってるけど、ゲイツはソウゴに対して不信感バリバリな訳でしょ? あと、このご時世に身元の怪しい連中に部屋を貸しちゃう生瀬さんね」
ヤミヒメ 「なぜ1人だけ役名でないのだ……」
ツバキ ASSAULT form 「ソウゴの「展開早すぎ……」という台詞も、ちょっとメタな気がしてしまいます」
ヤミヒメ 「最後は次回への引きだな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『エグゼイド編』はすでに主役と2号ライダーのオリジナルキャストの出演が発表されてるから、そういう意味でも楽しみ。まだ最近の作品だけど、始まったのはもう2年前なのよね。ちょっと気が早いけど、第5・6話が『555編』で、巧と草加がオリジナルキャストで登場するのが待ち遠しくて」
ツバキ ASSAULT form 「そのお2人は『平成ライダー 対 昭和ライダー』にも、巧・草加として出演されていましたね」
ツバキ ASSAULT form 「まあまあ。20作品目で同コンセプトの『ジオウ』が始まったから、『ディケイド』を観たくなったんですよね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「うい。でね、観終わったんで今は『ウィザード』を観てます」
ツバキ ASSAULT form 「きゃー! 晴人さーん!!」
ヤミヒメ 「ツバキは『ウィザード』の話になると乙女になるな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「愛い奴よのう」
ツバキ ASSAULT form 「やめてください……」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『ウィザード』を観るのは放送以来だから約6年ぶりなんだけど、これも面白い。ただ、これから小説の執筆期間に入るから、視聴再開はちょっと先になると思う」
ヤミヒメ 「そうなのか」
ツバキ ASSAULT form 「仕方ありませんね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「話変わって――6月からはキット展開、7月からはアニメ放送が始まった『ゾイドワイルド』なんだけど」
ツバキ ASSAULT form 「キットもアニメも好調のようですね」
ヤミヒメ 「うむ。特に最新話である第13話の戦闘シーンはすごかったな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「極限解放、ヤバい。マジヤバい」
ツバキ ASSAULT form 「『ゾイド新世紀/ゼロ』のクライマックスにおける、ゼロとフューラーの取っ組み合いを彷彿とさせるアクションでした」
ヤミヒメ 「サイズが違うからこそ、ファングタイガーの常軌を逸した動きが際立つな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「奇しくもほぼ同時期に始まった『ジオウ』と『ゾイドワイルド』。あたしが『ゾイド』にハマったのが1999年の復活(いわゆる第2期)の時で、『平成ライダー』が始まったのが2000年。どちらももう、あたしの人生の半分以上の付き合いになるコンテンツが、ほぼ同時期に20作目と復活――これは平成が終わる瞬間に立ち会うよりも運命的」
ツバキ ASSAULT form 「随分と長い前置きとなってしまいましたが、要はこの2作品を応援しようという事ですね」
ヤミヒメ 「そうだったのか」
ツバキ ASSAULT form 「そういう訳で本日、サイトのトップページ下部に『平成仮面ライダー20作記念公式サイト』と、タカラトミーの『ゾイドワイルド』公式サイトへのリンクを掲載しております」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『平成仮面ライダー20作記念公式サイト』は、“作品紹介”内の『ジオウ』の“各話あらすじ”が面白いので、本編と合わせて是非」