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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

宇宙世紀を覆う呪縛が解かれる時――人類の可能性を賭けた最終決戦

機動戦士ガンダムUC episode 7『虹の彼方に』

地球連邦政府転覆の可能性を秘めた『ラプラスの箱』の在処が遂に明かされた。
『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、〈インダストリアル7〉に急ぐ バナージだが、眼前に《バンシィ・ノルン》を駆るリディ と、アンジェロの《ローゼン・ズール》が立ち塞がる。

『箱』の守人、サイアムが待つ〈メガラニカ〉に到達する者は果たして――




第1巻が発売されて約4年――ついに完結したアニメ版『ガンダムUC』。
感想としては――とにかく、すごかった。
すでに劇場公開やネット配信もしており、BD発売から1週間経つので、もう感想書いてもいいよね?

なんというか、もう圧巻。
まずはep.4ばりの“MS博覧会”。
分離・合体機構を活かした撹乱攻撃を見せた〈バウ〉や、後の小説『閃光のハサウェイ』に登場する〈グスタフ・カール〉、まさかのMSVの〈ギガン〉などなど。
特に印象に残ったのは〈ジェガン〉と〈ギラ・ズール〉の2機を圧倒した〈シュツルム・ガルス〉で、ローリング・ソバットを決めるシーンにはやられた。

〈ユニコーンガンダム〉と〈バンシィ・ノルン〉が共闘して〈ネオ・ジオング〉に立ち向かうシーンにもニヤニヤが止まらなかった。
ラストでサイコ・フィールドを張るシーンもゾクゾクした。

けど、やはり1番震えたのはマリーダの最期……。
あたしは『UC』のヒロインはマリーダだと思っているので。
そりゃ、原作読んでるから結末は知っているのだが、アニメではひょっとしたら――とか思っていたのだが……。

あとは『逆シャア』や『ファースト』の名場面が新作画で描かれた事。
正直、世代的に『ファースト』には、そこまで思い入れはないのだが、『ビギニング』をBGMに〈ガンダム〉が〈ビグ・ザム〉にビーム・サーベルを突き立てるシーンを観てグッと来てしまった。
他にも書きたい事はいくらでもあるのだが、キリがないのでこのくらいに。

もう1度言いたい――とにかく、すごい。
『逆シャア』までの“宇宙世紀ガンダム”が好きな方には是非とも観ていただきたい。
宇宙世紀を知らない若いロボット好きにもオススメしたい。
こんなロボットアニメが観たかった――きっと、そう思えるはず。


PS.
今回は特典映像のダイジェストが面白い。
これまではフロンタル役の池田秀一さんが素敵なナレーションで真面目にやっていたが、今回はマリーダ役の甲斐田裕子さんが淡々とはっちゃけたナレーションをやっていて笑ってしまう。
これから本編を観る場合は雰囲気ぶち壊しだが、個人的には好き。


アニメ公式サイトはこちら
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