ツバキ ASSAULT form 「まあまあ。20作品目で同コンセプトの『ジオウ』が始まったから、『ディケイド』を観たくなったんですよね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「うい。でね、観終わったんで今は『ウィザード』を観てます」
ツバキ ASSAULT form 「きゃー! 晴人さーん!!」
ヤミヒメ 「ツバキは『ウィザード』の話になると乙女になるな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「愛い奴よのう」
ツバキ ASSAULT form 「やめてください……」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『ウィザード』を観るのは放送以来だから約6年ぶりなんだけど、これも面白い。ただ、これから小説の執筆期間に入るから、視聴再開はちょっと先になると思う」
ヤミヒメ 「そうなのか」
ツバキ ASSAULT form 「仕方ありませんね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「話変わって――6月からはキット展開、7月からはアニメ放送が始まった『ゾイドワイルド』なんだけど」
ツバキ ASSAULT form 「キットもアニメも好調のようですね」
ヤミヒメ 「うむ。特に最新話である第13話の戦闘シーンはすごかったな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「極限解放、ヤバい。マジヤバい」
ツバキ ASSAULT form 「『ゾイド新世紀/ゼロ』のクライマックスにおける、ゼロとフューラーの取っ組み合いを彷彿とさせるアクションでした」
ヤミヒメ 「サイズが違うからこそ、ファングタイガーの常軌を逸した動きが際立つな」
流遠亜沙 ASSAULT form 「奇しくもほぼ同時期に始まった『ジオウ』と『ゾイドワイルド』。あたしが『ゾイド』にハマったのが1999年の復活(いわゆる第2期)の時で、『平成ライダー』が始まったのが2000年。どちらももう、あたしの人生の半分以上の付き合いになるコンテンツが、ほぼ同時期に20作目と復活――これは平成が終わる瞬間に立ち会うよりも運命的」
ツバキ ASSAULT form 「随分と長い前置きとなってしまいましたが、要はこの2作品を応援しようという事ですね」
ヤミヒメ 「そうだったのか」
ツバキ ASSAULT form 「そういう訳で本日、サイトのトップページ下部に『平成仮面ライダー20作記念公式サイト』と、タカラトミーの『ゾイドワイルド』公式サイトへのリンクを掲載しております」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『平成仮面ライダー20作記念公式サイト』は、“作品紹介”内の『ジオウ』の“各話あらすじ”が面白いので、本編と合わせて是非」
流遠亜沙 ASSAULT form 「昨日から公開3週目です。すでに観客動員10万人突破だそうで、ただただファンとして嬉しい」
ツバキ ASSAULT form 「昨日のうちに行かれたんですよね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「Twitterには上げたけど、2週目も初日に行きました。こちらが入場者特典」
ツバキ ASSAULT form 「2週目はシュテル、3週目はシークレット。良かったじゃないですか」
流遠亜沙 ASSAULT form 「1週目は2回行って2回ともイリスという引きの悪さだったけど、これで相殺だわ」
ツバキ ASSAULT form 「マイスターはイリスが嫌いな訳ではありませんので、念のため」
流遠亜沙 ASSAULT form 「さすがツバぴょん、出来た看板娘だわ」
ツバキ ASSAULT form 「恐れ入ります。入場者特典とウィークリームービーは現状5週目まであるので、折り返しですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「せやな。チケットもちょうど残り2枚」
ツバキ ASSAULT form 「3週間で同じ映画を4回も観ると、さすがに飽きてきませんか?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「正直――まだ飽きない。ほぼ2時間あるけど、純粋に面白いし、燃えるシチュエーションだらけだから、楽しくて仕方ない」
ツバキ ASSAULT form 「物語が進まないから、映画の派手なシーンに興味ない方は意外と多いそうですが、マイスターはその限りではないと」
流遠亜沙 ASSAULT form 「ただ派手なだけだと飽きるけど、キャラに感情移入しまくってるし、アクションが本当にカッコイイんですもの。ずっと観てられる」
ツバキ ASSAULT form 「内容についてはまだ触れないんですか?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「もう3週目だし、公式サイトを見る限り遅れて公開する地域もなさそうだから……今回はちょっとだけネタバレする!」
ツバキ ASSAULT form 「知りたくないという方は閲覧されない事をオススメします」
流遠亜沙 ASSAULT form 「山寺さんのラスボス、超カッケー!」
ツバキ ASSAULT form 「ベテラン声優・山寺宏一さんが演じる、所長こと、フィル・マクスウェルですね。ラスボスってネタバレですか?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「新キャストに山寺さんが発表になった時点で、ネット上では「ラスボスだろう」って反応だったらしいけど、あたしはそう思わなかったのよ。“所長”としか役名には書かれてないし、他の職員役数名と同時発表だったから、ベテランが脇を固めるというか、出番は少ないけど重要な役だろうと」
ツバキ ASSAULT form 「TVシリーズの『なのは A's』でクライド提督を演じた、中田譲治さんがそうですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「そうそう。実際、フィルって過去の記録映像に出て死んじゃうから、「ああ、やっぱりそういう役どころか」って思ったんだけど――いやはや、まさか黒幕として復活するとはね。しかも超強い」
ツバキ ASSAULT form 「人格に問題を抱えている――というか、人間としての大事な何かが欠落しているキャラでしたけどね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「悪人じゃないのよね。非情な訳でもない。ただ、目的のためなら平気で他人を切り捨てられるし、そこに悲しみや罪悪感が一切ない。自分の研究や作品にしか愛情がなくて、その愛情すら研究や作品としてでしかない」
ツバキ ASSAULT form 「『なのは StrikerS』のジェイル・スカリエッティは判りやすいマッドサイエンティストといったキャラ付けでしたが、科学者としての欲望に忠実なだけで、理性的ではありました。スカリエッティとフィルは似ているのかもしれませんね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「群体イリスが登場した時は「これ、戦闘機人っぽい?」って思ったし、ひょっとしたら『StrikerS』がベースにあるんじゃないかしら」
ツバキ ASSAULT form 「そう考えると、操られているユーリとイリスが、ヴィヴィオとギンガに重なりますね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「まあ、ただの推測だけどね。とにかく、『銀魂』でも改めて感じたけど、山寺さんってやっぱカッコイイわ。近年は声優というより一般のタレント感があったけど、世代的には『エヴァ』の加持さんであり、『カウボーイビバップ』のスパイクだからね」
ツバキ ASSAULT form 「今の10代、ひょっとすると20代でも、山寺さんがアニメで2枚目キャラを演じるイメージはないかもしれませんね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「時の流れが怖い……。まだまだ言いたい事はあるけど、それは次の機会にしようかしら」
ツバキ ASSAULT form 「そうですね。そろそろ終わりましょう」
流遠亜沙 ASSAULT form 「『なのは Detonation』、このサイトを楽しんでくださっている方には強く推します。あたしが狂おしいまでに好きな作品なので」
ツバキ ASSAULT form 「単純にネタとしてよく出るので、知識として知っていると、よりこのサイトを楽しめますので、合わなかったとしても損はないかと思います」
流遠亜沙 ASSAULT form 「観て参りました、『アニゴジ』最終章――『GODZILLA 星を喰う者』」
ツバキ ASSAULT form 「まさか3部作すべて、公開初日に行くとは思いませんでした」
流遠亜沙 ASSAULT form 「過去2作は、平日でたまたまタイミングが良かったからなんだけど、ここまで来たら最後も初日に観てやろうやないか、と」
ツバキ ASSAULT form 「完結編となる訳ですが、いかがでしたか?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「その前にこれを紹介しちゃおうかしら」
『GODZILLA 星を喰う者 アクリルジオラマ』
ツバキ ASSAULT form 「とても綺麗ですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「本体は前回の色違いなんだけど、本当に綺麗。背景との相性も良くて、眺めてニヤニヤ出来る。こういうの他の作品でも出してほしい」
ツバキ ASSAULT form 「『ライダー』や『戦隊』であれば欲しいです……」
流遠亜沙 ASSAULT form 「お求めは上映劇場の売店か通販で」
ツバキ ASSAULT form 「では改めて――最終章、いかがでしたか?」
流遠亜沙 ASSAULT form 「前作までと同じく、“面白いんだけどコレジャナイ感”。もう普通に言っていいと思うけど、前作のメカゴジラがロボット怪獣じゃなくて、要塞都市だったじゃない? あれはあれで面白かったけど、あたしが本当に観たかったのはゴジラとメカゴジラの取っ組み合い」
ツバキ ASSAULT form 「予想は出来ていましたが、今回のギドラも……」
流遠亜沙 ASSAULT form 「そこまでよツバぴょん! こっからは、ちょっとネタバレ含みますのでご注意を……!!」
流遠亜沙 ASSAULT form 「言うぞ! 言っちゃうぞ! 未見の方は後悔しないでね! ギドラは高次元存在です……ッ!!」
ツバキ ASSAULT form 「未見の方は首を傾げていると思いますよ」
流遠亜沙 ASSAULT form 「まあ、そこは問題じゃないからいいんだけどね。要は今作のギドラも前作同様に変化球の怪獣で、まともな怪獣バトルはしない。人間側にも戦力は残ってないから、対ゴジラ戦術みたいなバトルもありません」
ツバキ ASSAULT form 「とても観念的な作品でしたね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「そうね。画面はとんでもなく派手な事になってるのに、実際にはすごく地味というか……観終わった後、「怪獣映画を観たぞ!」っていう爽快感はない。作品としては間違いなく面白いんだけど」
ツバキ ASSAULT form 「怪獣映画として観てしまうと不満が残るかもしれませんね。特に従来の『ゴジラ』ファンからは、ネット上でそういう意見が顕著です」
流遠亜沙 ASSAULT form 「これはこれで面白い。でも『ゴジラ』に求めてるのはこれじゃない――かと言って、普通に怪獣バトルをやったらアニメでやる意味がない」
ツバキ ASSAULT form 「アニメだからこそ出来る映像にはなっている分、悩ましい問題ですね」
流遠亜沙 ASSAULT form 「怪獣映画はアニメに向いてないから、やっぱり実写で――ともならないしね。需要がない、今の子供達にはウケない、だから『シン・ゴジラ』まで12年間も新作を作らなかった訳でしょ? 従来の人間が入った着ぐるみがミニチュアの街を壊したり、取っ組み合いをするのなんて、ナウなちびっ子たちのハートに刺さらないんですよ。今はもうモンスターや妖怪ですよ」
ツバキ ASSAULT form 「その認識すら、もう古いかもしれませんよ? 今や小学生でもスマホを持っていて、ソシャゲをプレイするらしいです」
流遠亜沙 ASSAULT form 「そんな事ぁ、どうでもいいんですよ! あたしは従来の怪獣映画がまた観たいんですよ! 川北演出みたいな派手でダイナミックな特撮が観たいんですよ! ヒーローも良いけど怪獣もね!」
ツバキ ASSAULT form 「……気付いてます? もう『アニゴジ』の話じゃなくなってます」
流遠亜沙 ASSAULT form 「…………最終章『星を喰う者』、是非観てください!」
ツバキ ASSAULT form 「怪獣バトルを期待して観るとコレジャナイ感があるかと思いますが、作品としてはとても面白いので、怪獣映画に興味ない方――特に虚淵玄脚本作品ファンにオススメです」