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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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戦いは〔新世代〕へ


『パシフィック・リム アップライジング』


流遠亜沙 ASSAULT form
「5年ぶりの続編、観て参りましたよ。いやはや……良かった!」

ヤミヒメ
「うむ。すごかったな……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「正直、5年も間が空けば熱も冷めるし、監督が変わるって聞いて期待値も下がってたんだけど、CMを観たら面白そうじゃない。で、そこそこ期待して観に行ったら、期待以上で大興奮ですよ」

ヤミヒメ
「ロボットアニメにはあまり関心がなかったが、実写だけあって、これはかなり特撮に近いな。イェーガーのアクションも、メカというよりは変身ヒーローに近い」

流遠亜沙 ASSAULT form
「確かに、リアルロボット寄りの戦闘じゃない。イェーガーは空を飛べないし、射撃もするけどメインは接近戦だしね。今回は謎のイェーガーとの戦闘があるんだけど、これがメカ戦というよりは特撮ヒーローのノリで、生々しくて良い」

ヤミヒメ
「クライマックスの対KAIJU(カイジュウ)戦も良かった……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「平成ライダーだと、劇場版のラスボスは巨大クリーチャーのパターンも多いしね」

ヤミヒメ
「地球滅亡の危機に、たった4機で絶望的な戦いに挑む……」

ヤミヒメ
「燃えるではないか!」

流遠亜沙 ASSAULT form
「背中にブースター付けて無理矢理、目的地まで飛ばすとか。決戦の地が東京から富士山とか。どんだけ日本の特撮とロボットアニメにリスペクトがあるのかと。あ、東京の街に“とんでもないもの”があるので、『ガンダム』好きな方は是非、観て驚いていただきたい」

ヤミヒメ
「あの街並みは新宿っぽかったが、“あれ”はお台場にあるので――」

流遠亜沙 ASSAULT form
「それ以上は言っちゃらめぇぇぇッ!? あれは架空の東京だから! 現代じゃないから!」

ヤミヒメ
「そ、そうか……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「バトル以外に関しても、すごく楽しめた。どうもネットでは批判的な意見もあるみたいだけど、人間ドラマとストーリー、個人的には超良かったと思う。前作は“人類、マジヤバくね?”っていう状況だから、内容も重かったけど、今回は爽快感がすごくある」

ヤミヒメ
「前作は夜の戦闘ばかりだったのであろう? それに、人死にこそ出るが、あくまで娯楽として重く描かれていない点も大きいだろうな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「人の死をエンタメにしていいかは別として、この作品はちゃんとエンタメとして描けてると思う。戦闘で仲間が死ぬと、悲しいけど盛り上がる。あくまでエンタメとしてね」

ヤミヒメ
「生きるために戦う。力を合わせる。あきらめない。ベタではあるが、私はそういうものを好ましく思う」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあ、多分に理想論ではあるんだけど……理想だからこそ、それを尊いと感じるのよね」

ヤミヒメ
「人間というのは無駄に知恵があるから、いかん。もっと単純に生きろ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「頭、空っぽの方が夢を詰め込めるもんなぁ……」

ヤミヒメ
「私の頭が空っぽだと言いたいのか……?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「何も考えずに楽しめる娯楽作! 前作同様、個人的には吹き替え版が豪華でオススメ!」


『パシフィック・リム:アップライジング』公式サイトはこちら

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ずっとずっと、一緒だと思っていた。


『リズと青い鳥』


流遠亜沙 ASSAULT form
「……はぁ」

タオエン
「……ふぅ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「繊細な作品だったわね……」

タオエン
「はい。それでいて、キュンキュンしっぱなしでしたね……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「TVシリーズで好きだった、夏紀と優子のじゃれあいもあって、そこもキュンキュンした」

タオエン
「優子のあしらい方に熟年カップル感があり、2人が重ねたであろう時間の流れを感じましたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「本当は1日に観に行くつもりが雨で、もうレンタル待ちしようかなとか思ってたんだけど――観に行って本当に良かった」

タオエン
「レンタルで観ようと思っていると結局、観ませんからね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あたしは特に音響に対するこだわりってないんだけど、演奏だけじゃなく、足音みたいな些細な音が印象的に聴こえる作品だから、出来れば映画館で観る事をおススメしたい」

タオエン
「あの世界に浸る上でも、余計な音が遮断される映画館は理想の環境です」

流遠亜沙 ASSAULT form
「嗚呼! みぞれ、可愛い!」

タオエン
「異議なし!」




『リズと青い鳥』公式サイトはこちら

人類最後の希望〈メカゴジラ〉が、起動する。


『GODZILLA 決戦機動増殖都市』


流遠亜沙 ASSAULT form
「劇場アニメ版ゴジラ――通称『アニゴジ』。第2章となる『GODZILLA 決戦機動増殖都市』、観てきたゼェェェット!」

ツバキ ASSAULT form
「今回も公開初日に行くなんて、実はかなりハマってませんか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「正直、そんな事はないのよ。第1章は面白かったけど、パッケージも買ってないしね。ただ、平日だから客も少ないだろうし、今回はメカゴジラが出るのよ? CMに登場するヴァルチャーも気になるし、じゃあ初日に行ってまえ!というだけの事で」

ツバキ ASSAULT form
「では――ご感想は?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「『決戦機動増殖都市』って、そういう事かーい!」

ツバキ ASSAULT form
「まあ、そうなりますよね……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「厳密にはこれもネタバレかもしれないけど、がっかりしちゃう人のためにあえて言っちゃおうと思います。まっさらな気持ちで観たい方は、ここから先は読まないでください。本当にネタバレになるような事ではないけど、念のため」




ツバキ ASSAULT form
「普段はネタバレなしのブログで、こんなに気を遣うと、本当に重要なネタバレなのではと思われませんか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いやまあ、一応ね。じゃあ言いますよ。これが最終勧告ですよ?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「今回のメカゴジラは――通常のロボット怪獣ではありません!」

ツバキ ASSAULT form
「何気にサブタイトルでネタバレしていますが、今回のメカゴジラは巨大な要塞都市と化しているんですよね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「なので、ゴジラと取っ組み合いをしたり、光線合戦をしたりもしません! 3Dで動き回るメカゴジラ、観たかったなぁ……!」

ツバキ ASSAULT form
「実際のメカゴジラのビジュアルが、一切公開されなかった理由がこれですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「誤解のないように言っておくと、個人的には面白かった。メチャクチャ燃えた。前作『怪獣惑星』よりも好き」

ツバキ ASSAULT form
「そうですね。メカゴジラを巨大要塞都市にする発想は新鮮でしたし、前作にも登場したパワードスーツを発展させたヴァルチャーとの連携による戦闘は、戦艦と艦載機のような関係性で熱い展開でした」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ここに来て地球人と異星人・ビルサルドの価値観の違いで、主人公・ハルオが苦渋の決断を迫られるとこも、虚淵作品らしい容赦なさが前面に出てて緊張感がすごかった」

ツバキ ASSAULT form
「地球人の末裔とされるフツアが、とある人気怪獣とリンクする設定なのも気になります」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあ、今回のメカゴジラと同じで、そのまんまは出ないだろうけどね。なんで、すでに公開されてる第3章に出るであろう“あいつ”も、予想を裏切る形になるんじゃないかしら」

ツバキ ASSAULT form
「期待は裏切ってほしくありませんけど」

流遠亜沙 ASSAULT form
「今回のメカゴジラも、がっかりしたっていう意見はネット上にあるからなぁ……。そういう人からしたら、予想じゃなくて期待を裏切られたって感じるのは仕方ないわな。あたしだって、面白かったから結果オーライだけど、やっぱり怪獣としてのメカゴジラが戦うのを期待してたから」

ツバキ ASSAULT form
「あくまでアニメとして面白いものを追及した結果ですから、往年の『ゴジラ』ファンや、怪獣ファンから否定的な意見が出るのは、仕方ないのかもしれません」

流遠亜沙 ASSAULT form
「怪獣同士の取っ組み合いが観たければ、過去の作品を観れば良い訳だしね。あたし個人としては面白かったし、アニメ作品として正しい内容だったと思う。不満があるなら観ないか、実写でやってくれって東宝に嘆願書を送るしかない」

ツバキ ASSAULT form
「それだと成立しなくなったからこそ、長い休止期間があって、『シン・ゴジラ』がああいう従来の怪獣映画っぽくない内容になったんですけどね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「怪獣同士が戦うのも観たいけど、それじゃ商売にならない時代になっちゃったんだもんなぁ……嘆いても仕方ないけど。ただ、それはそれとして――あくまで個人的には『アニゴジ』肯定派です。今回の第2章も面白かった。第3章も絶対に行きます」

ツバキ ASSAULT form
「第3章へのネタバレを回避したい方は、早めに劇場へ行かれる事を推奨します。その際、映画館のチラシ置き場や、前売券売り場も見ないようにしてください。大変、危険です」



『アクリルジオラマ ポスターイメージ』


流遠亜沙 ASSAULT form
「もうちょっとだけ。グッズは買わないつもりだったけど、興味を引かれちゃったので、これだけ買いました」

ツバキ ASSAULT form
「フィギュアと台座ですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そう。アクリル製の台座と背景があって、フィギュアを載せて完成。手のひらサイズで、すごく味がある」




ツバキ ASSAULT form
「面白いですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「劇中のクライマックスを再現した、まさにジオラマ。かなり気に入ってます」


『アニゴジ』公式サイトはこちら

巨大化が、止まらない。


『ランペイジ 巨獣大乱闘』


流遠亜沙 ASSAULT form
「『アニゴジ』第2章と同日に公開された巨大モンスター映画、観てきたゼェェェット!」

ヤミヒメ
「こういう単純明快なのは良いな!」

流遠亜沙 ASSAULT form
「巨大化したゴリラとオオカミとワニが最終的にシカゴで大暴れして街がメチャクチャになるという、言ってしまえばそれだけの作品だけど――そんなん大好き! いわゆるB級映画と言えばモンスターパニックものだけど、あれってせいぜい熊くらいのサイズじゃない? 今作のゴリラも体長12メートル程度ではあるんだけど、10メートル超えるともう怪獣と大差ない」

ヤミヒメ
「それでいて動きは元のままなので、怪獣のようにゆっくりでなく俊敏に動き回るため、怪獣映画とは違った破壊のカタルシスがある」

流遠亜沙 ASSAULT form
「オオカミが縦横無尽に都市を走り回って、最後に雄叫びを上げるシーン、良かった」

ヤミヒメ
「うむ。さすがは我が眷属だ!」

流遠亜沙 ASSAULT form
「当然だけど、最後は……ね」

ヤミヒメ
「……致し方あるまい。それが娯楽ならば」

流遠亜沙 ASSAULT form
「巨大化した猛獣が暴れ回るだけとは言ったとけど、物語の導入シーンが割りとちゃんとしてたり、主人公とゴリラの絆にグッときたりする要素もあります」

ヤミヒメ
「主人公との絆があるゴリラと、ラスボス感の強いワニ……改めて思うとオオカミは貧乏くじだな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そんな事ないわ。みんなオオカミ大好きじゃない」

ヤミヒメ
「そ、そうだろうか……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ちょろーい! オオカミ大好きな人は是非、ご覧ください!」

ヤミヒメ
「ちょろくないわ!?」


『ランペイジ 巨獣大乱闘』公式サイトはこちら

怒涛の第3部ついに完結!


『コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道』


流遠亜沙 ASSAULT form
「公開3週目に観に行ってきました」

タオエン
「いつもの「ゼェェェット!」はやらないんですね。まあ、判りますが」

流遠亜沙 ASSAULT form
「言ってもTVシリーズの総集編で、公開3週目、さらにネタバレを気にする内容でもなかったので、今回は内容に触れます。まっさらな気持ちで観たいという方は、ここから先は読まないでください」

タオエン
「TVシリーズ未見で、これから劇場3部作を観るという方は、別に読んでも構わないと思いますが」




流遠亜沙 ASSAULT form
「いやぁ……清々しいくらい変わってませんでしたな!」

タオエン
「ですね。続きをやる上で、結末が変わる――具体的に言えばルルーシュが刺されないような変更があるかと思いましたが、ありませんでした」

流遠亜沙 ASSAULT form
「3部作を通して、TVシリーズと大きく違ったのはシャーリーの生存だけ。あと、今回の『Ⅲ』で言えば、キューエルの妹が出なかった」

タオエン
「紅蓮聖天八極式の初陣に登場する、ルキアーノの部下のヴァルキリエ隊ごと出ませんでしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「調べてて知ったんだけどマリーカって名前で、なんか局地的な人気だったみたい。pixivでは兄妹のイケナイ感じのやつが……うへへ」

タオエン
「ほほう……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「余談を戻して――感想としては、しばらく観てなかったり、完全に新規の客層に、これから始まる新作を観てもらうための3部作です。新作カットも、派手なシーンじゃなくて場面をスムーズにつなぐために作られてる印象だし」

タオエン
「逆に言えば、TVシリーズを今でもそれなり把握していたり、これからすべて観る気概があれば、観る必要はないかもしれません」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあ、今から全50話を観るのは大変だからって企画ではあるんだけどね。ただ、毎週30分ずつ観るのと、3本に分けて約2時間ずつ観るのとでは、印象が違う。3部作を観てまず感じたのは、これだけ密度の濃い内容を2時間以上観るのはつらい!」

タオエン
「情報量が多い作品ですからね。キャラクターが多く、相関図や勢力図を覚えるのは一見さんには厳しいでしょう。その上、トピックスが多く、状況も次々と変わっていく」

流遠亜沙 ASSAULT form
「終わる頃には、最初の出来事とか忘れてるよね。日常シーンなんかはカットされがちだから、シリアスなシーンが続いて疲れるし、日常シーンがないとキャラに愛着が湧きにくい。『Ⅲ』だとロロの最期にグッと来ない。積み重ねが薄いから。しかもここから怒涛の展開だから、もうロロの事が印象に残らない」

タオエン
「シャーリーも、せっかく生存ルートなのに、3部作では出番が少なく最後まで印象が薄いままでした」

流遠亜沙 ASSAULT form
「シャーリー推しの人はガッツポーズだろうけどね。「新作にはシャーリーが出るに違いない!」って」

タオエン
「我々はTVシリーズを観ているのでこういう印象ですが、初めて3部作で『コードギアス』を観た方――特に10代はどういった印象だったのか気になりますね。怒涛の内容を、劇場で観ただけで処理しきれたのでしょうか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あたしは正直――疲れた。特に『Ⅲ』は完結編だから、もう情報量が多くて多くて。しかも内容を知ってて、変更なしだから、新鮮味がないしね」

タオエン
「そう言うと批判的に聞こえますね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あ、つまらなかった訳じゃありません。情報量が多くて濃い作品だから、一気に観るのはつらいっていうだけです。スザクとカレンのナイトメア頂上決戦のシーンは、何度観ても込み上げてくる……」

タオエン
「TVシリーズを観ている者の意見としては、やはりTVシリーズは少しずつ、じっくり観る事をオススメします。本作はキャラクターの魅力が大きな部位を占める作品なので、彼等に感情移入するためにも、1話ずつ観てほしいと感じます」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあ、「3部作で理解できたし、キャラも好きになれた」という事であれば余計なお世話です。逆に3部作だけを観て、「よく判らなかった」とか「詰め込み過ぎ・展開が早すぎ」という方に向けた意見です。10年を経て新企画が動き出す人気作なので、その魅力を正しく知ってほしいので」

タオエン
「とはいえ、現行の作品をチェックするだけでも大変なご時世ですから、10年前の50話ある作品を観るのは覚悟が必要かと思いますが」

流遠亜沙 ASSAULT form
「面白いから、観始めちゃえば止まらなくなると思うけどね。さて、新たな展開はいつ頃、どんな形で始まるのか」

タオエン
「楽しみですね」


『コードギアス劇場3部作』公式サイトはこちら

全てを守りたい 全てを壊したい


『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』


流遠亜沙 ASSAULT form
「宮崎でも公開されたので観て参りました。壮絶だった……」

ツバキ ASSAULT form
「ですね……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「生きるって、何なんだろうね。なんで人間は、生きる事をこんなにも複雑化しちゃったんだろう……。ただ生きる――それでよかったはずなのに」

ツバキ ASSAULT form
「…………」

流遠亜沙 ASSAULT form
「人間って、やっぱり面倒くさいわ……」

ツバキ ASSAULT form
「そうかもしれませんね……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「とても良い作品です。完結編なので、出来ればシリーズ通して観ていただきたい」


『仮面ライダーアマゾンズ』公式サイトはこちら

生命は、新たな道を見つける


『ジュラシック・ワールド/炎の王国』


流遠亜沙 ASSAULT form
「『ジュラシック・パーク』シリーズ最新作、観てきたゼェェェット! 前作『ジュラシック・ワールド』はレンタルで観たので、劇場で観るのは『Ⅲ』以来ですよ」

タオエン
「前作は2015年……まだ東京でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「余裕なくてね。しかも情報不足で、シリーズの続編なのかよく判らなかった。なんで、実は『ワールド』は今月の頭にレンタルして観たばっかりなんですよ。そしたら面白いじゃない? なら、観るしかないじゃないか……!?」

タオエン
「アスラン、おつ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「――で、今回の『炎の王国』。いやあ、面白かった! マルコム博士も生きてたよ!」

タオエン
「第1作から登場している人物ですね。ちなみに、今回も吹き替えは大塚芳忠氏でした」

流遠亜沙 ASSAULT form
「前作で操縦してたヘリが墜落・炎上して生存シーンがなかったから、死んだと思ってた。ああいうシリーズを通しての出演者って貴重よね」

タオエン
「本作は劇中でも前作から3年が経過しており、主人公とヒロイン含め、かなり直接的な続編でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「でもって、この話で『ジュラシック・ワールド』のタイトルの意味が判る。かなりゾクゾクするラストになってて、明らかに続編あるわよね」

タオエン
「はい。これから世界がどうなるのか……ドキドキが止まりません」

流遠亜沙 ASSAULT form
「恐竜好きはもちろん、モンスターパニックものや、SF好きにも観てほしい作品。派手な映画が観たい方にもオススメ」


『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公式サイトはこちら

むしムシ虫展

流遠亜沙 ASSAULT form
「時にツバぴょん――虫は平気な方?」

ツバキ ASSAULT form
「触れないほど苦手という事はありませんけど」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そっか……」

ツバキ ASSAULT form
「なんです? あからさまに、がっかりされてますが」

流遠亜沙 ASSAULT form
「これに行ってきまして――」



『むしムシ虫展 ~見る・聞く・触れる昆虫のふしぎ~』


ツバキ ASSAULT form
「県の総合博物館で開催中のものですね。これと今の質問、どんな関係が?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「虫の画像とか見て悲鳴を上げるツバぴょんが見たかったのに……!」

ツバキ ASSAULT form
「……最悪ですね」




流遠亜沙 ASSAULT form
「総合博物館は宮崎神宮の敷地内にあって、ぐるっと囲われてるのね。2枚目のレリーフは駐車場の入口で、あたしが小学生の時に出来たんじゃなかったかしら。中学時代は毎日、この前を通ったものよ……」

ツバキ ASSAULT form
「博物館には、よく行かれたんですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いや、全然。『恐竜ワールド2009』に行ったのが最後のはずだから、9年ぶり。けど、宮崎神宮自体は近所だから、この場所は懐かしい」

ツバキ ASSAULT form
「というか、マイスターって虫がお好きでしたっけ?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「特にそういう訳でもないけど、近所だし、800円(前売り料金)だし、せっかくだから行ってみようかと」

ツバキ ASSAULT form
「貴方が興味のある施設って、本当に何もありませんからね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ちなみに、7月27日の金曜日に行ってきました。開催3日で入場者5000人突破したみたいなんだけど、平日なのでガラガラ」

ツバキ ASSAULT form
「それを見越して行ったんですよね?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「うい。夏休みに入ると混むし、うるさい子供がいる危険性がある。なんで、このタイミングしかなったのさ……」

ツバキ ASSAULT form
「本当に人混みと子供が嫌いですね」




流遠亜沙 ASSAULT form
「入場すると、まずアノマロカリスとメガネウラがお出迎え。節足動物つながりらしいわ」

ツバキ ASSAULT form
「捕食されている三葉虫が妙に生々しい気が……」




流遠亜沙 ASSAULT form
「やっぱり目玉はカブトムシよね。しかもこれ、デカいだけじゃなくて頭が上下に動くんだぜ?」

ツバキ ASSAULT form
「『ゾイドワイルド』のカブターより、少し小さいくらいでしょうか」




流遠亜沙 ASSAULT form
「生きたカブトムシに触れます。リアルファイト中でした」

ツバキ ASSAULT form
「へえ……」





流遠亜沙 ASSAULT form
「なんと、ヘラクレスオオカブトにも触れます。しかも、いっぱいいます。こんな間近で見たのは初めてで、なんか不思議な気分だった。あと、アトラスオオカブトもいます」

ツバキ ASSAULT form
「すごいですね……」




流遠亜沙 ASSAULT form
「ちなみに生きたクワガタムシの展示もあって、このラコダールツヤクワガタっていうスマトラ産の奴だけが妙に元気に動いてた。他のミヤマとかギラファはじっとしてるのに」

ツバキ ASSAULT form
「夜行性ですからね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「キリがないので画像はほんの一部だけど、そこそこ楽しめました。滞在時間は1時間ちょっとくらいかしら。昆虫マニアだと、また評価が違うと思うけど」




ツバキ ASSAULT form
「こちらは常設展ですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「うい。無料だし、せっかくなんで覘いてみました。地元の自然についてと、地球の歴史をおおまかに学べる感じの展示です。恐竜もあるでよ」




ツバキ ASSAULT form
「……なぜでしょう。物販がメインの展示と関係ないですよね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「『むしムシ虫展』のグッズは琴線に触れる物がなくて。ガイドブックは2013年の『よみがえる恐竜時代』で発売されたもので、これ、行きたかったのよ。過去数年分のガイドブックが買えるみたいで、3年前の『今昔、日本の妖怪』のガイドブックもあったわ」

ツバキ ASSAULT form
「それで買った訳ですか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「なかなか面白い。モササウルス類って、首長竜とは別グループだって初めて知ったわ」

ツバキ ASSAULT form
「右のスピノサウルスはブックマーカーですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「うい。こっちは物販コーナーで売ってた。『智光(ちこう)』って会社の商品で、博物館や水族館なんかで売る商品を作ってるみたいね」




ツバキ ASSAULT form
「下のティラノサウルスは、上野の国立科学博物館で買ったものですよね。これと同じメーカーなんですか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ええ。裏のシールに書いてあった。この会社の商品、すごく気になるんだけど、公式サイトに肝心の商品情報がないのよね。博物館巡りでもして、運命的に出会うしかないのかしら……」

ツバキ ASSAULT form
「かもしれませんね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「余談を戻して――宮崎県総合博物館、正直、規模はそれなりですが、それなりに楽しめると思います。わざわざ他県から来るほどかと言われればアレですが、近郊にお住いの方や、他の用事で来られた際は、足を運んでみてもいいんじゃないかと」


『宮崎県総合博物館』の公式サイトはこちら

宮崎初上陸!

流遠亜沙 ASSAULT form
「アツがナツいってばよ!」

ベアトリーチェ
「マイスター、しょーもないよ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「暑い中、行ってきたんだってばよ!」



『UMK・宮交シティ夏休みスペシャル ガンダムワールド 2018 in 宮崎』


ベアトリーチェ
「宮交シティでやってるやつだ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「うい。地元の駅ビルみたいなデパートで、今はイオンらしいんだけど、よく判らない」

ベアトリーチェ
「先週の金曜からでしょ? もう夏休みだけど、混んでたの?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「……ガッラガラでした。正直、展示自体もそう大した事なくて、あたしの後に入ったカップルはすぐにいなくなりました」

ベアトリーチェ
「まあ、宮崎じゃ『ビルドダイバーズ』も放送してないしね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「一応、開始日に地元のニュースにはなってたけどね。そん時は客、多かった。なんで、時間の融通が利く方は平日が狙い目かも」




ベアトリーチェ
「なんだ、結構あるじゃん」

流遠亜沙 ASSAULT form
「リーンホースJr.あった!」

ベアトリーチェ
「好きだね、『Vガン』」

流遠亜沙 ASSAULT form
「最初のゾーンにあるイベント用映像のナレーションが置鮎さんで、これが映像共々、素敵。あと、『ガンダム検定』っていうのがあったんだけど――デストロイモードの際、ユニコーンガンダムの全高は何メートル高くなる?
①1メートル ②2メートル ③3メートル」

ベアトリーチェ
「うーん……③?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「正解は②の2メートルなんだけど、初級にしてはこれだけ異常に難しかった。他の問題は本当に簡単で、なんなら3択だから答えを知らなくても判る。ちなみに中級と上級も簡単」

ベアトリーチェ
「1メートル刻みじゃ推理も出来ないしね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「他にも展示物は色々あります。『ガンダム』シリーズ全般好きなら、そこそこ楽しめると思う。それでも1時間が限度かなぁ……」

ベアトリーチェ
「1000円で1時間なら、楽しんだ方じゃない?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「宮崎じゃこんなイベント滅多にないし、これがコケたら二度とないかもしれん……田舎のガンオタよ、今こそ奮起せよ」

ベアトリーチェ
「初上陸で最後はつらいよね……」


詳細は宮交シティの情報ページ

この夏の、2大激戦!!


『劇場版 仮面ライダービルド Be The One
/快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』


流遠亜沙 ASSAULT form
「夏のお約束、観てきたゼェェェット! 良い意味で相変わらずですよ」

ツバキ ASSAULT form
「『戦隊』は尺が短い分、これでもかと詰め込み」

ヤミヒメ
「『ライダー』はTVシリーズ1年分の集大成と呼ぶべき内容だな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いやあ……良かった。『ルパパト』はレッドと1号が共闘して危機を乗り越えるっていうのが見所だと思うんだけど、個人的にはルパンレックスも推したい」

ツバキ ASSAULT form
「ビジュアルもアクションも素敵でしたね。デザイン自体は知っていましたが、劇中では光の翼が印象的でした」

ヤミヒメ
「剣戟と光の刃の投擲もな。ジャックポットストライカーの存在によって、これまではありえなかった2機のロボの揃い踏みにも震えた」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ルパンレックスは飛行、パトカイザーは滑るように走る。改めて差別化が図られてる事を再認識したわ」

ツバキ ASSAULT form
「ジャックポットストライカーのCVは藤原啓治さんでしたね」

ヤミヒメ
「たしか、『ゴーバスターズ』のチダ・ニックの人だな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「近年だと渋いオッサンのイメージだから、観てる最中は確信が持てなかったんだけど、若い芝居も素敵。例年だと劇場版に登場したメカがTVシリーズに出るのって、かなり終盤なのよね。早く出てほしい」

ツバキ ASSAULT form
「本作は変則的な作品ですから、意外と早く出たりするかもしれませんよ。やはり今回のような共闘はロボ戦でも見たい方は多いでしょうし」

ヤミヒメ
「個人的にはパトカイザーのパワーアップも見たいがな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「TVシリーズ本編でなかったら、終了後のVシネかしら。ルパンカイザーだけって事はないと思うけど」

ツバキ ASSAULT form
「続いて『ビルド』ですが、何が印象的でしたか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「――土下座!」

ヤミヒメ
「まあ、確かにな」

ツバキ ASSAULT form
「“あの2人”はTVシリーズ終盤から、コメディ担当の要素が強くなりましたよね」

ヤミヒメ
「私は仮面ライダーブラッドだな。あれは良いデザインだ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ルパンレンジャーもだけど、マントってカッコイイよね」

ツバキ ASSAULT form
「私は戦兎の苦悩でしょうか。立ち直るまでを含めて、見所だと思います」

流遠亜沙 ASSAULT form
「どんな発明も使い方次第で兵器になる。ライダーシステムを造らなければ戦争は起きなかった。でも、それで救えたものもある。科学が発展し続ける以上、永遠のジレンマだわなぁ」

ヤミヒメ
「それを逃げずに描いた事こそ、『ビルド』の評価すべき点であろう」

ツバキ ASSAULT form
「ヒーローは見返りを求めない――というのも、私は心を打たれました。今回の劇場版は、それを再認識させるという意味でも、まさに集大成ですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「感謝なんかされなくていい。ただラブ&ピースのために。理想論だけど、それだけに尊い志でもあるのよね……」

ヤミヒメ
「それを実行できる者こそヒーローだな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「子供のうちくらいはヒーローに憧れてほしいけど、今やヒーロー番組を卒業するのが早いらしいじゃない? 今はもう小さな子供ですらリアリストなんでしょうな」

ツバキ ASSAULT form
「そういう時代なのかもしれませんね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ともかく――今年も『戦隊』『ライダー』共に最高でした。次回作の『ジオウ』、年末の『平成ジェネレーションズFOREVER』も楽しみ。これにて夏のイベントはすべて終わりです! さらば2018年の夏! さっさと去れ残暑!!」

ヤミヒメ
「要らぬ事を……」

ツバキ ASSAULT form
「あはは……」


『劇場版 仮面ライダービルド Be The One
 /快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』公式サイトはこちら

伝わらなくてもいい。伝えたいと思った――。


『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』


地元に2つある映画館のうち、小さいが様々な作品を上映するのが『宮崎キネマ館』。
そのラインナップで気になり観てみた。
アニメ・特撮以外の映画(『ジュラシック・ワールド』や『ランペイジ』みたいなCGを多用した作品は特撮枠)を劇場で観たのは、少なくとも4年以上ぶり。

すごく良かった。
言ってしまえば思春期特有の情緒不安定や不器用さをテーマにした、甘酸っぱくない方の青春ストーリーなのだが、とてつもなく刺さる。
これから上映される劇場も多いので、予告編を観て気になったら是非。
宮崎キネマ館では9月28日まで上映予定。


公式サイトはこちら

その〈黄金〉は〈絶望〉すら焼き尽くす


『GODZILLA 星を喰う者』


流遠亜沙 ASSAULT form
「観て参りました、『アニゴジ』最終章――『GODZILLA 星を喰う者』」

ツバキ ASSAULT form
「まさか3部作すべて、公開初日に行くとは思いませんでした」

流遠亜沙 ASSAULT form
「過去2作は、平日でたまたまタイミングが良かったからなんだけど、ここまで来たら最後も初日に観てやろうやないか、と」

ツバキ ASSAULT form
「完結編となる訳ですが、いかがでしたか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「その前にこれを紹介しちゃおうかしら」



『GODZILLA 星を喰う者 アクリルジオラマ』


ツバキ ASSAULT form
「とても綺麗ですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「本体は前回の色違いなんだけど、本当に綺麗。背景との相性も良くて、眺めてニヤニヤ出来る。こういうの他の作品でも出してほしい」

ツバキ ASSAULT form
「『ライダー』や『戦隊』であれば欲しいです……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「お求めは上映劇場の売店か通販で」

ツバキ ASSAULT form
「では改めて――最終章、いかがでしたか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「前作までと同じく、“面白いんだけどコレジャナイ感”。もう普通に言っていいと思うけど、前作のメカゴジラがロボット怪獣じゃなくて、要塞都市だったじゃない? あれはあれで面白かったけど、あたしが本当に観たかったのはゴジラとメカゴジラの取っ組み合い」

ツバキ ASSAULT form
「予想は出来ていましたが、今回のギドラも……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そこまでよツバぴょん! こっからは、ちょっとネタバレ含みますのでご注意を……!!」




流遠亜沙 ASSAULT form
「言うぞ! 言っちゃうぞ! 未見の方は後悔しないでね! ギドラは高次元存在です……ッ!!」

ツバキ ASSAULT form
「未見の方は首を傾げていると思いますよ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあ、そこは問題じゃないからいいんだけどね。要は今作のギドラも前作同様に変化球の怪獣で、まともな怪獣バトルはしない。人間側にも戦力は残ってないから、対ゴジラ戦術みたいなバトルもありません」

ツバキ ASSAULT form
「とても観念的な作品でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そうね。画面はとんでもなく派手な事になってるのに、実際にはすごく地味というか……観終わった後、「怪獣映画を観たぞ!」っていう爽快感はない。作品としては間違いなく面白いんだけど」

ツバキ ASSAULT form
「怪獣映画として観てしまうと不満が残るかもしれませんね。特に従来の『ゴジラ』ファンからは、ネット上でそういう意見が顕著です」

流遠亜沙 ASSAULT form
「これはこれで面白い。でも『ゴジラ』に求めてるのはこれじゃない――かと言って、普通に怪獣バトルをやったらアニメでやる意味がない」

ツバキ ASSAULT form
「アニメだからこそ出来る映像にはなっている分、悩ましい問題ですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「怪獣映画はアニメに向いてないから、やっぱり実写で――ともならないしね。需要がない、今の子供達にはウケない、だから『シン・ゴジラ』まで12年間も新作を作らなかった訳でしょ? 従来の人間が入った着ぐるみがミニチュアの街を壊したり、取っ組み合いをするのなんて、ナウなちびっ子たちのハートに刺さらないんですよ。今はもうモンスターや妖怪ですよ」

ツバキ ASSAULT form
「その認識すら、もう古いかもしれませんよ? 今や小学生でもスマホを持っていて、ソシャゲをプレイするらしいです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そんな事ぁ、どうでもいいんですよ! あたしは従来の怪獣映画がまた観たいんですよ! 川北演出みたいな派手でダイナミックな特撮が観たいんですよ! ヒーローも良いけど怪獣もね!」

ツバキ ASSAULT form
「……気付いてます? もう『アニゴジ』の話じゃなくなってます」

流遠亜沙 ASSAULT form
「…………最終章『星を喰う者』、是非観てください!」

ツバキ ASSAULT form
「怪獣バトルを期待して観るとコレジャナイ感があるかと思いますが、作品としてはとても面白いので、怪獣映画に興味ない方――特に虚淵玄脚本作品ファンにオススメです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「――あ、モスラがちょっとだけ出ます!」

ツバキ ASSAULT form
「それ急に言います?」


『GODZILLA 星を喰う者』公式サイトはこちら

世界か、愛する人か――ひとりぼっちの少女たちの、究極の選択


『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』


流遠亜沙 ASSAULT form
「前作『ハイエボ1』から1年、続編の『ANEMONE』観てきたゼェェット! 超良かった!」

ツバキ ASSAULT form
「前作は、アバンのサマー・オブ・ラブが完全新作映像で、本編はほぼTVシリーズの映像という印象でしたが、今回は逆にほぼ新作でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「旧作映像は画面比が違うだけで、クオリティとしてはまったく気にならなかったし、効果的な使われ方だったと思う。内容はちょっと観客置いてきぼりな感もあるけど、だいたいは理解できるし、映画としては良い構成だとも思う。戦闘シーンも派手だし」

ツバキ ASSAULT form
「主役のアネモネも可愛いですよね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「せやねん! もうTVシリーズが12年前で、当時アネモネに対してどういう印象を持ってたかは憶えてないんだけど、今回のアネモネ可愛いねん! ロボットアニメというより、怪獣映画みたいだけど、戦闘シーンもすごい。あとは――」

ツバキ ASSAULT form
「デューイ役についてですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「TVシリーズからデューイ・ノヴァクを演じていた辻谷耕史さんが亡くなられて、今作では藤原啓治さんが引き継がれてました。公式で発表されてたみたいだけど、知らなかったからびっくり。予告でも辻谷さんでクレジットされてるから」

ツバキ ASSAULT form
「エンドロール後のテロップによると、収録期間中に亡くなられたそうです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「デューイの弟・ホランドを演じてた藤原さんが引き継いで、藤原さんが療養中だった『ハイエボ1』では森川智之さんがホランドを演じて……不思議な感覚。ちなみに、藤原さんのデューイもすごく良かったです」

ツバキ ASSAULT form
「あのデューイは、もはや別人ではないかというくらいにビジュアルとキャラが違ってましたから、違和感を覚えるとしたら声以前ですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「とにかく、個人的にはすごく好みで、面白かった。予告を観て面白そうだと思ったら是非。多少の置いてきぼり感はあるかもしれないけど、今回の『ANEMONE』に関してはTVシリーズや『ハイエボ1』を観てても観てなくても同じだと思う」

ツバキ ASSAULT form
「『ANEMONE』を観てから、過去の作品に遡るのもアリという事ですね」


『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』公式サイトはこちら

ニュータイプ神話の行き着く先――


『機動戦士ガンダムNT』


流遠亜沙 ASSAULT form
「金曜公開だったから、初日の初回に行ってきたんだけど……すごく良かった」

ツバキ ASSAULT form
「再編集ではない完全新作の宇宙世紀『ガンダム』の劇場版は、『F91』以来、実に27年ぶりだそうですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「うい。『F91』公開時は6歳だし、98年公開の『08小隊 ミラーズ・リポート』は新作じゃないから、あたしにとっては初めて劇場で観る宇宙世紀『ガンダム』です。そもそも、その間に製作された新作群は“OVAのイベント上映”で、完全新作の劇場版って『ガンダム00』だけなのよね」

ツバキ ASSAULT form
「『A wakening of the Trailblazer』ですね。これももう8年前です」

流遠亜沙 ASSAULT form
「だから、『ガンダム』ってTVやOVAで観るものであって、映画って不思議な感覚。「『NT』は映画です」って発表があっても、実感が湧かなすぎて……地元の映画館で観てるっていうのもあるかも。『GUNDAM THE MOVIE』も『劇場版∀ガンダム』も、地元じゃ公開されなくて、『SEED』以前は『ガンダム』ってもっとマイナーな存在だったから」

ツバキ ASSAULT form
「『SEED』以降のファンには信じられないかもしれませんね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「『ガンダム』っていう存在自体は誰でも知ってるけど、それはコアなファンが多かっただけで、絶対数はそうでもなかったって事よね」

ツバキ ASSAULT form
「毎度の事ですけど、本編の話をまったくしていませんよ。公開直後で内容に触れられないので、仕方なくはありますけど」

流遠亜沙 ASSAULT form
「超良かった……」

ツバキ ASSAULT form
「ですね。『UC』を踏襲していて、あのPVですから、ある程度は保険がかけられていましたが、期待を上回る内容だったと思います」

流遠亜沙 ASSAULT form
「原作というか原案に相当する、小説の『不死鳥狩り』がすごく良くて。『ガンダム』としても『UC』の外伝としても、ちょっと異質なファンタジーっぽい雰囲気が好きなのね。この劇場版もまさにそんな感じで、小説には登場しないナラティブガンダムなんかの活躍含め、最高だった」

ツバキ ASSAULT form
「キャッチコピーに『ニュータイプ神話の行き着く先――』とある通り、ニュータイプという存在に迫った作品でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ニュータイプって、コアな『ガンダム』ファンでも、実はぼんやりとしか理解してないと思うのね。あたしも、すごい洞察力があって、テレパシーみたいな事で誤解なく相互理解が出来る人達――って捉えてるけど、結局ニュータイプ同士でも戦うじゃない? アムロとシャアだったり、カミーユとシロッコだったり、ジュドーとハマーン様だったり」

ツバキ ASSAULT form
「話の腰を折るようですが、ハマーンは“様”なんですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「呼び捨てになんて出来ないわ。恐れ多い……」

ツバキ ASSAULT form
「今回の『NT』関連のインタビューを読むと、『UC』の原作者であり、『NT』では脚本も担当している福井さんの、ニュータイプに対する考察がすさまじいですよね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そうなのよ。そして、ちょっとオカルトであり、捉えようによっては危険思想なんだけど、すごく納得できる。劇場で販売されてる『ガンダム宇宙世紀メモリアル』に再掲載されてる『ニュータイプ考察・試論で私論』は是非、読んでほしい」

ツバキ ASSAULT form
「それを踏まえて、過去の『ガンダム』作品を観返したくなりますね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「富野監督の中には確固としたニュータイプ像が最初からあったって事よね。だけど凡人である多くの視聴者は判らないから、観ていて「?」となっちゃうけど、この考察を読むと腑に落ちちゃう。まあ、富野監督が視聴者にも判るように描いてくれればベストなんだろうけど、無理だもんなぁ……」

ツバキ ASSAULT form
「ニュータイプが福井さんの考察通りの存在であるなら、それを劇中で説明するのは不可能に近いでしょうね。時代もありますし、やはり捉えようによっては危険思想ですから」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ただ『イデオン』や『ダンバイン』を作った人だから、そういう発想が出る事自体はまったく驚かない。やっぱり富野さんは良くも悪くも天才なのよね。だから凡人はなかなか理解できないし、逆に富野さんからすれば「どうして理解できないの?」って感じなのかも」

ツバキ ASSAULT form
「天才とは断絶である――ですか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「けど、今回の『NT』、とくに福井さんの考察を読めば、ニュータイプが何なのか理解できてくる。そうするとファーストから『逆シャア』までの「?」となるシーンにも得心がいく」

ツバキ ASSAULT form
「期せずして、改めて富野由悠季という作家のすごさを再認識させられましたね」




流遠亜沙 ASSAULT form
「話を戻して――入場者特典はナラティブガンダムA装備と終盤のリディでした。複製原画もだけど、カット袋もちゃんと見るのは初めてかも」

ツバキ ASSAULT form
「パンフレットは特別版を買われたんですね。件の『ガンダム宇宙世紀メモリアル』と――」

ツバキ ASSAULT form
「イベント限定の『HG フェネクス』も買ったんですか。珍しいですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「こないだの『ガンダムワールド』で買った『ハロプラ』を除けば、この手のイベント限定ガンプラを買ったのは『新訳Z』の時の『HGUC Zガンダム』以来かもしれん。あんまりクリアver.とかには惹かれないんだけど、作品がすごく良かった事もあって、買っちゃいました」

ツバキ ASSAULT form
「こういう時のテンションって怖いですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ね。まあ、後悔なんてないけど」

ツバキ ASSAULT form
「では、あまり突っ込んだ話も出来ませんし、そろそろ終わりましょうか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あ、これだけ最後に言わせて――ディジェ、超カッケー!」

ツバキ ASSAULT form
「ああ。確かに公開前からプッシュされるだけあって、本編でも短いながら印象に残る活躍でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「戦闘シーンもとにかくカッコイイので、宇宙世紀の『ガンダム』はよく知らなくても、ロボットアニメが好きなら楽しめると思う。これをきっかけに宇宙世紀に興味を持ってくれる若いファンがいたなら、こんなに嬉しい事はない!」

ツバキ ASSAULT form
「アムロの名台詞ですね、はいはい」


『機動戦士ガンダムNT』公式サイトはこちら

時代が終わる。すべてがはじまる。


『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』


流遠亜沙 ASSAULT form
「変身!」

システム音声
「ターンアップ」

ヤミヒメ
「変身!」

システム音声
「カメンライド」

システム音声
「シャバドゥビタッチヘンシ~ン シャバドゥビタッチヘンシ~ン」

ツバキ ASSAULT form
「変身!」




流遠亜沙 ASSAULT form
「ちゅうこって――『平成ジェネレーションズFOREVER』、観て参りましたよ」

ツバキ ASSAULT form
「平日ならまだしも、土曜の初日に行きましたか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「なんか楽しみすぎて。週明けだと月曜が祝日じゃない? 火曜まで待つなら、もう行ってまえと思って」

ヤミヒメ
「うむ。あのPVを観ればそうもなろう」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ちなみに入場者プレゼントはこちら」




ツバキ ASSAULT form
「残念ながら我々の推しは入っていませんが、これは全種類、欲しくなりますね」

ヤミヒメ
「下のジオウは前売券の特典だな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ビルドもあるんだけど、ジオウの方が出来が良いというか、ビルドってメタリックじゃないと魅力が半減するのよね。なんでジオウに」

ツバキ ASSAULT form
「本作は平成ライダー20作記念とされていますが、例年の冬の映画同様、あくまで核になるのは『ジオウ』と『ビルド』でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「クライマックスにレジェンドライダー達が駆け付けるパターンね。だからレジェンドの出番は意外にも少ないんだけど……大満足」

ヤミヒメ
「だな。むしろクライマックスに凝縮してくれた事で、あのカタルシスが得られるというものだ」

ツバキ ASSAULT form
「続々と人々の前に現れるシーンは、ちょっと泣きそうになりますね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「こちとら、もうレジェンドに対して思い入れがあるから、登場するだけで嬉しいのに、あのシチュエーションよ? グッときちゃうに決まってるやん。話はちょっと難しいけどね」

ツバキ ASSAULT form
「タイムパラドックスものですからね」

ヤミヒメ
「万丈のように、理屈などどうでもよいのだ!」

流遠亜沙 ASSAULT form
ツバキ ASSAULT form
(あ、理解できてないな……)

ヤミヒメ
「なんだ?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いや、ええんちゃう? 頭からっぽの方が夢つめ込めるし」

ツバキ ASSAULT form
「……スパーキング」

ヤミヒメ
「ともかくだ――『ジオウ』と『ビルド』は観ておらずとも、かつて平成ライダーが好きだった経験があれば観てほしい作品だな」

ツバキ ASSAULT form
「そうですね。平成ライダー――というより、ヒーロー作品とは何かを、最新作の主人公達を視点に描くのがテーマなので、『ジオウ』と『ビルド』の知識はあまり必要ないかと思います」

流遠亜沙 ASSAULT form
「これをきっかけに、興味が出れば今からでも『ジオウ』を観ればいいしね」

ツバキ ASSAULT form
「内容については触れられないので、今回はこのくらいにしておきましょう」

ヤミヒメ
「是非、劇場で観てくれ」


『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』公式サイトはこちら

        
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