悪魔ッ娘、暴走す!? ラノベ・漫画・雑誌・ムック 2018年12月18日 『神殺姫ヂルチ』第5巻(完)著者:的良みらん処罰を待つ室姫を救うため第七福音機関に乗り込む春臣であったが、同じく室姫を狙うヘレネッツァが立ち塞がる!さらにそこに様子がおかしくなったヂルチが現れ、様相は更に混沌へ―――!一般誌での長編としては『おまもりひまり』に続き2作目となる『ヂルチ』、最終巻。掲載誌である『ドラゴンエイジ』では、1巻で終わる作品も多く、人気作であっても3巻ほどで終わるパターンが多いので、5巻というのはまあまあ長い。それでも、『おまひま』が12巻だった事を考えると当然、短い感は否めない。とはいえ、本作はラブコメ。結局のところ、「この娘、可愛いなぁ」と萌えられればそれでいい。そういう意味では、個人的にはとても良い作品だった。ヒロインの1人である夜鍵(ヤカギ/左)は正統派。作品タイトルでもあるメインヒロインのヂルチ(右)は、ロリ巨乳ツインテという、成人誌出身の著者的には意外にも初となる、あざといくらいのビジュアル。どちらも可愛い。ロリ担当の静寂(シジマ)。主人公との絡みは少なく、最終巻での出番も少なかったのが残念。大好きなんだけどなぁ、的良氏のクールビューティロリ……。『おまひま』の“くえす”と同じく、過去作(成人誌)からスターシステムでの登場となったヘレネッツァ。もっと続けば、くえす並みの活躍があったんだろうなぁ……。妹のテレネッツァも出ると思ったけど登場せず(こちらは貧乳)。サブヒロイン達ももっと見たかった。特に左右の2人はメチャクチャ好みなので。とまあ、もっと「続けばなぁ……」という気持ちもあるが、それだけ気に入っていたという事。少なくとも、メインの2人については必要充分な結末だったと思う。気になった方は、完結して一気に読める今こそ是非。 PR