誰も見たことがない最高のハッピーエンドを―― 榊一郎作品関連 2018年05月27日 『Zの時間』著者:榊 一郎イラスト:活断層廃人FPSゲーマー・出庭博明が久しぶりに外に出ると、世界は既に滅んでしまっていた。偶然にも出会ったゾンビオタクの少女・樹堂乙羽と共に、生き残るための準備を整えていく博明。一息ついた頃、彼はゲームサポートAI・レイヴンが不審な挙動をとっていることに気づく。画面にに表示されたのは、見慣れぬキャンペーンとメッセージ――『生き延びろ。世界をやり直す為に』誰も見たことがない最高のハッピーエンドを、一芸に秀でたオタクたちでつかみ取れ!!ぶっちゃけ、興味がないのでゾンビものは観ないし、ゾンビを撃つようなゲームもやった事がない。なので詳しくはないのだが、ラノベという媒体でゾンビものが、ちゃんとエンタメとして描かれている事にまず脱帽。ゾンビマニアやガンマニアでなくとも引き込まれるので、表紙のヒロインを見て気になった方は是非、読んでいただきたい。いやね、表紙を飾っているヒロインの乙羽が可愛いんですわ。いわゆるメガネっ娘の地味カワ系で、ちょっとズレてるんだけど、それが可愛い事この上ない!榊作品と言えばクールビューティだが、ちょっとズレてたり、キワモノなヒロインも魅力的だったりする(例えば同社作品『タタリ・ブレイカー弑子』の弑子もそう)。そして――お待んたせいたしました!クールビューティな武装メイドさんが出ますよ!彼女の見せ場は次巻以降だと思われるが、彼女も一癖あって非常に良いキャラをしている。同じく新シリーズの『誰がために~』同様、こちらも追いかけていきたい。HJ文庫の紹介ページはこちら PR