ファイナル・カウントダウン!! ってなにが!? 榊一郎作品関連 2017年07月28日 『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者17』著者:榊 一郎イラスト:ゆーげん富士樹海に出現した謎の穴で通じた異世界、慎一が日本政府からオタク伝道師として派遣された神聖エルダント帝国があるファンタジー世界は、実は遥か遠い未来世界である事が分かる。しかも、肝心の穴は不安定化し始めていて、もしかすると現代日本との行き来が出来なくなる可能性も出てきた。そうなれば、派遣された人々は時間的な島流しになってしまう。慎一たちは、異世界からの去るように指示される。だが、慎一の心は今や異世界側にあり、簡単に帰る決断は出来ない。そんな悩める慎一に、さらに現代日本と異世界を巻き込む巨大なリスクが襲いかかる。それは『ファイナルカウントダウン』って、なにそれ?……すげえ。榊一郎という作家のすごさを改めて感じた。ラストに向けた盛り上げ、アクションなどを含めた怒涛の展開、そして本作らしい突破口の開き方――まったくブレない。光流がエルビアに気が合ったというのは意外だったが、全然アリ。むしろ、ビジュアル的には大変キマシ!物語はいよいよ次巻で最終巻……。はたして、『宇宙開拓史』的なEDを迎えるのか、それとも……?どちらにせよ楽しみ。 PR