ニッポン対ゴジラ。 映画・イベント 2016年07月29日 『シン・ゴジラ』国産としては『ファイナルウォーズ』以来12年ぶりとなる新作――『シン・ゴジラ』、観てきた。すでに新宿にて世界最速上映はされているもの、公開初日に映画に行くというのは心躍るものがある。『ゴジラ』シリーズは全作品観てこそいるものの、すべてに思い入れがある訳じゃない。だが、『VSビオランテ』(89)から『VSデストロイア』(95)までの“平成ゴジラ”は、大好きという言葉では足りないくらいに好きで、多大な影響を受けている。3年のブランク置いて復活した『ゴジラ2000』(99)から『ファイナルウォーズ』(04)までの“ミレニアムシリーズ”も、作品によって程度の差こそあれ、すべて好き。なので、満を持して東宝が製作する新作『ゴジラ』を観ないはずがない。“あの”庵野さんが総監督で、“あの”樋口さんが特技監督なら尚更。こちらも万全を期して、公開3日前から席を予約した。前日は期待と不安で、ちょっと寝つきが悪かった……。そして公開日は訪れた。驚くくらいに情報がないため、公開された特報やCMから雰囲気しか判らないまま、映画館へ。すると―― 『ゴジラ2016 限定クリアレッドVer.』怪獣映画の恒例アイテム、劇場限定フィギュアが!お持ち帰りしました。 パンフレットパンフレットには『ヱヴァ新劇版』よろしく、封印がされている。とはいえ、緩いので外れており、袋に何か入っているなと思ったら見つけた――封印の意味なし。まあ、映画を観終わるまで読まない派だから関係ないけど。何をするでもなく、上映開始までぼーっと待機。予告が終わり、いよいよ上映開始。異変が起き、徐々に緊張が高まり、この手の映画としてはかなり早いタイミングで、ゴジラがその全容を見せる。情報を公開しない理由がよく判った。愕然とした。……そういう事か、と。同じ驚きを味わってほしいし、ネタバレ嫌い派なので、これ以上は書かない。ただ、これだけは明言したい。――『シン・ゴジラ』、すごく良かった。この夏、1つだけ映画を観るとしたら、これをオススメしたい。庵野秀明ファン。『ゴジラ』(怪獣映画)ファン。一般的な映画ファン。どの層も楽しめるはず。『シン・ゴジラ』公式サイトはこちら PR