忍者ブログ

流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

要らない子?

ベアトリーチェ
「タオ姉、気付いてる?」

タオエン
「はい。信じがたい事ですが、事実は事実として受け止めなければなりません」

ベアトリーチェ
「……一応確認するけど、何に気付いたの?」

タオエン
「もちろん、私の目の前にいるのが天使である事です」

ベアトリーチェ
「えへ☆」

ベアトリーチェ
「いや、わたしがマジ天使なのは置いといて――他にあるでしょ?」

タオエン
「……はて? 何かありましたか?」

ベアトリーチェ
「出番だよ。わたし達、今月は月初めの1回しか登場してないんだよ」

タオエン
「そういえばそうですね」

ベアトリーチェ
「ヤバいよ。わたし達、このままじゃお払い箱だよ」

タオエン
「大丈夫ですよ、ベアトリーチェ」

ベアトリーチェ
「タオ姉……?」

タオエン
「そうなったら、私と仲良く悠々自適に暮らしましょう! さあ、私の胸に飛び込んできていいんですよ!?」

ベアトリーチェ
「……わたし、タオ姉とペアにされてるせいだと思うんだよね」

タオエン
「べ、ベアトリーチェ……?」

ベアトリーチェ
「マイスターに頼んで、せめて1人でやらせてもらおうかなー」

タオエン
「あの……えっと……」

ベアトリーチェ
「…………はあ」

タオエン
「…………すみません」

ベアトリーチェ
「え?」

タオエン
「私がそんなにベアトリーチェの負担になっていたとは露知らず……本当に駄目な姉です……すみませんすみませんすみませんすみませんすみません――」

ベアトリーチェ
「タオ姉、ごめん! 冗談だから! ちょっと意地悪してみただけだから!」

タオエン
「本当ですか? 私の事、嫌いになっていませんか?」

ベアトリーチェ
「なってないよ! 大丈夫だから!」

タオエン
「では可愛く、“タオ姉、大好きだにゃん♡”と言ってくれますか?」

ベアトリーチェ
「え……?」

タオエン
「やはり、私の事など……」

ベアトリーチェ
「タオ姉、大好きだにゃん♡」

タオエン
「さあ、そのまま私の胸に飛び込んできてください!」

ベアトリーチェ
「…………タオ姉、調子にのってない?」

タオエン
「冗談です! えー、我々の出番が少ない件についてですね! 私も由々しき事態だと危機感を覚えていたところでした! これはマイスターに陳情すべきです! 私、やっておきます!」

ベアトリーチェ
「でも、需要がなくて呼ばれないんだとしたら、強引に出ても邪魔になっちゃうよ……」

タオエン
「ベアトリーチェ……」

ベアトリーチェ
「見苦しい事はしないで、ヤミ姉とツバキちゃんに任せて、わたし達は身を引くべきなのかも。老兵は死なず、ただ去るのみだよ……」

タオエン
「ベアトリーチェ、今月のブログ内容を見てください。更新がやや少なく、しかも本の感想が多めです」

ベアトリーチェ
「そういえばそうだね」

タオエン
「これはマイスターが、とある事にかまけていた結果です」

ベアトリーチェ
「とある事って?」

タオエン
「エロゲーにご執心だったようです」

ベアトリーチェ
「……エロゲー?」

タオエン
「はい。『BLASTER form』のツイッターやブログで書いていますよ」

ベアトリーチェ
「わたしの管轄じゃないから、あっちはほとんどチェックしてないんだけど……あ、本当だ」

タオエン
「私も後ほどプレイさせてもらおうと思っていますが、それはさておき――要は単純にブログを更新する余裕がなかっただけの事ですよ。意外と時間をかけて書いているようですから」

ベアトリーチェ
「じゃあわたし達、要らない子じゃない?」

タオエン
「当然です。ベアトリーチェが要らない子なはずがありません」

ベアトリーチェ
「えへへ。そうかな?」

タオエン
「はい。自信を持ってください」

ベアトリーチェ
「そっか……そうだね。ありがとう、タオ姉!」

タオエン
「では、今度こそ私の胸に――」

ベアトリーチェ
「あ、タオ姉とのペア解消は引き続き検討するね」

タオエン
「…………へ?」

ベアトリーチェ
「ベアトリーチェ・ソロプロジェクト始動!」

タオエン
「…………」

PR