行こう――泣いてる子を助けに!! ラノベ・漫画・雑誌・ムック 2016年05月27日 『魔法少女ここねはかく語りき』第3巻著者:七六「みんなの力を貸して!」手掛りを得て星夏憐救出に向かったここねだが、その身に宿した力に翻弄された夏憐が暴走し、大ピンチに。窮地に立たされたここねの元に90式さん達仲間が集い、星を助ける戦いが始まる!待望の第3巻!そして、残念ながら最終巻……。打ち切り感こそないものの、ラストとしては小ぢんまりとした内容だったようにも思う。というか、もっと広げられたと思うし、もっと読みたかった。好きな作品だったので。魔法少女ものといえばお約束の変身シーンだが、今回は別のサービス・シーンがある。前巻でも触れられていたが、ここねは中2にしては立派なサイズ。そしてもう1人。“ぱる”も小6にしてはなかなかのサイズ。無邪気な性格とのギャップがまた、“える”とは違う背徳感がある。クライマックスは夏憐との再開。“闇堕ち”した魔法少女を救いだす王道展開が熱い。ちと残念なのが、今回バックアップの3人の活躍シーンの描写がない。知性化された90式も、合体したものの、同じく活躍する描写はない。ページ数の都合なのだろうが、惜しい……。やはり、もっと長く続いてほしかった。『ドラゴンエイジ』の作品は、長くても約3巻で終わるものが多いイメージで、本作もそれを越えられなかったのは本当に残念。面白かったと思うんだけどなぁ……。ちなみに、内容は非常に良い。少なくとも、個人的には大好き。“戦う魔法少女”が好きな方、表紙を見て気に入った方にオススメ。紹介ページはこちら PR