じゃあ次はこっちも食べてほしいっす 榊一郎作品関連 2016年05月04日 『アウトブレイク・カンパニー』第11~13巻著者:榊 一郎イラスト:ゆーげん積んでいたものを一気に3冊読了。改めて思う――このシリーズ、面白い。第11巻はエルビアの姉・アマテアと、その妹分であるクラーラが再登場。この2人、結構好き。メインにいないタイプな事もあり、新鮮な気分で読める。第12巻は美形で地位も能力もあるイケメン騎士・ガリウスを主軸に据えたお話。テーマは皇族の恋愛というか、結婚の自由。ガリウスが“ソッチ系”の人である事もあり、“腐”人自衛官・美埜里さんが大活躍!(婉曲表現)ガリウスも良いキャラなんだよなぁ……。そして第13巻は、まず表紙で驚かされる。――なに、このMS少女!?今回は主人公・慎一を巡るヒロイン3人との修羅場展開――いやマジで。そう、表紙のミュセルだけでなく、ペトラルカとエルビアまでパワードスーツに身を包み、ガチバトルに発展する。ハーレムラブコメのヒロイン達は、どうして険悪にならないのか?そんな暗黙の了解とも言えるラブコメのお約束に一石を投じる問題作である……。いやまあ、ちゃんとラノベなんだけどね。本作のヒロインはミュセルとペトラルカのダブルヒロインのイメージが強いが、エルビアもメインヒロインである事を今回は強くアピールしている。 いやあ……眼福。この挿絵も妙に可愛い。個人的には男の娘・光流さんも好き。この娘もロマンス展開ないかしら……?この巻ではロロンも再登場。出番は少ないけど、挿絵があるのは嬉しい。やはり『アウトブレイク・カンパニー』、面白い。すでに第14巻も発売されているので、早く読みたい。他の榊さんの新刊も、買ってすらないのもあるので、なんとかせねば。 PR