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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

『ゾイやみ』感想・第16話

ツバキ ASSAULT form
「先日掲載した小説、『ゾイやみ』第16話のご感想を戴きましたので、ご紹介させていただきます」


投稿者:enigma9641
活動拠点:ホビコム

ふぉぉぉぉぉぉおおお!!!〈ヤタガラス〉が出てる!
想像通りだ!でも想像以上に描写がカッコイイ!!
〈E.I.リアクター〉キタ━(゜∀゜)━!
読み返してみてコア由来の能力なら〈E.I.アビリティ〉ではと思いつつも興奮しています(*ノ≧Δ≦)ノ
荷電粒子砲を防ぐために「護るもの(ディフレイド)」、実に興奮しました!
「漆黒の狂襲姫」のあのシーンを思い出しますね!

やみ子の妙にはだけた和服風の新コスチューム、気になります!(*´ω`*)
というか出現時点でもう仮想ドラグーン形態みたいですね。
3対6翼の機械の剣翼の描写が無いのでちょっと自信がないのですが・・・。

アサトの心理描写で気になるものがありましたね。
「大切な―――」の後にはどんな言葉を繋げるつもりだったんでしょうね(ΦωΦ)フフフ…

前回に引き続きやみ子復活寸前の周囲の人の心理描写、
演出的にも話の流れ的にもあってよかったと思います。
やっぱり眠り姫を起こすのは王子様の心からの言葉なのですね・・・!

さて次回は本格的な戦闘、なのですが・・・。
荷電粒子砲を二発も立て続けに撃って疲労困憊のクラウちゃんに、切り札使って消耗しているとはいえ歴戦の戦士であるツバキと、
「漆黒の狂襲姫」の二つ名の由縁たる能力に覚醒したやみ子のタッグと、なかなか気の毒な戦力差になってますね(´;ω;`)
クラウが無事でいてほしいのは当然ですが、敵役として出てきたからには最後に一花咲かしてほしいものですが・・・。


流遠亜沙 ASSAULT form
「enigma9641さん、ご感想ありがとうございます。まず、“コア由来の能力なら〈E.I.アビリティ〉では”というご指摘について――その通りです。お詫びして訂正させていただきました」

ツバキ ASSAULT form
「素で間違えたんですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「……恥ずかしい! こんなあたしを見ないで!? でも、もっと蔑んでくれてもいいのよ!?」

ツバキ ASSAULT form
「……そういうのいいですから」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあ、それはそれとして――今回は『強襲姫』からのネタ多めなんで、気付いてもらえるのは嬉しいです。とはいえ、判らなくても問題ないし、逆に『強襲姫』再開の際には逆輸入みたいに思ってもらってもいいんじゃないかと」

ツバキ ASSAULT form
「やみ子さんの新コスチュームは、仮想ドラグーン仕様なんですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あの時点では羽根はありません。生やすかどうかは乞う、ご期待。ちなみに、やみ子の新コスは“MBジャケット アサルト・フォーム”という設定です」

ツバキ ASSAULT form
「それは劇中の私のMBジャケットの強化フォームが、“ブラスター・フォーム”なのと同じ由来ですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「うい。ちょっとした遊びです」

ツバキ ASSAULT form
「推しキャラのクラウさんが満身創痍である事を心配されていますが?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そうなのよね。消耗したクラウに対して、覚醒しちゃったやみ子とツバキの2人がかりな訳でしょ……どうしよう?」

ツバキ ASSAULT form
「え!?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いや、違うのよ。展開は決まってるんだけど、過程の問題で。ここまで消耗したクラウとのバトルは、どの程度激しくすべきなのかと」

ツバキ ASSAULT form
「……驚かせないでくださいよ。てっきりノープランなのかと思ってしまいました」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まさか。ただ、実際に書き始めないと判らない事ってあるから」

ツバキ ASSAULT form
「そうですか。ここまで読んでくださった方の期待を裏切る事だけはしないでくださいね」


投稿者:匿名

 作者の女子力が上がってますよ。

 一人称での語りが本作の表現技法なのですが、主人公やみひめ視点と、恐らくは作者本人の願望を入り混ぜた男性アサト視点が中心というのではなく、時にはツバキと、時には外伝でのクラウ視点など、中編小説的な印象なのに、長編小説的演出を肩肘張らずに行っている、というのに気づきました。
 長編というと、数多くの登場人物が曼荼羅のように織り成す人間関係が魅力なのに、本作はそれがないのです。大上段に振りかぶって、大仰な台詞回しを排している点、これもまた作者の肌感覚とは察しますが、読みやすさ、読者への優しさは確かです(これは自戒の念を込めておりまして……)。

 今回表現で気に入ったのが、以下の部分。

>アサトの思考を読んだようなタイミングで、ツバキがこちらを振り返る。その表情は、親とはぐれた迷子のそれだった。
******ツバキは見慣れた澄まし顔に微笑を浮かべ、前に向き直った。
ツバキというのはそういう少女だ。

 女子力が上がっていると冒頭で述べたのも、そんなわけです。
 健気なヒロインは、古事記のオトタチバナ、ギリシャ神話のオフィーリアの頃からの永遠の憧れの演出であり、それを嫌味なく描いています。
そしてお約束のアレ。

 わざわざ一話分かけて結末へ雪崩込む手前で足踏みしましたね!

 さあ、ここまで盛り上げた以上、次回はもっと盛り上げてくれるんですよね!

 すっごい期待してますからね!


ツバキ ASSAULT form
「匿名の方ですか? でも、この文章は……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「恐らくいつもの“あの方”だと思うんだけど、何か理由があるんでしょう。ただの記入漏れの可能性もあるけど」

ツバキ ASSAULT form
「女子力が上がっているそうですよ?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あたしの中の乙女心を総動員して書いてるからね。もちろん、ツバぴょん視点の時には、小学5年生女子の気持ちになって書いてるぴょん♪」

ツバキ ASSAULT form
「…………」

流遠亜沙 ASSAULT form
「リアルに引かないで。まあ、真面目な話、こうだったらいいなっていう願望ではあるんだけどね」

ツバキ ASSAULT form
「“中編小説的な印象なのに、長編小説的演出を~”とありますが、これについては?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「これは結果論です。この作品は中編くらいの気持ちで始めて、1年かからないと思ってたんで。登場人物が少ないのも、中編のつもりだったから。大仰な台詞回しを排しているのも、単純に主人公が小学生だからだし」

ツバキ ASSAULT form
「つまり、コントロール出来なかった結果なんですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「返す言葉もない。完全に趣味でやってるから出来る事だわね。これが商業だったら、言われた期間・分量で完結させなきゃいけないし、場合によっては伸ばしたり短縮させたりしないといけない訳で……プロって大変だと思う、マジで」

ツバキ ASSAULT form
「ちなみに、“お約束のアレ”というのは……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ツバぴょんへのセクハ――愛情表現でしょうな」

ツバキ ASSAULT form
「セクハラでしょう? セクハラですよね? セクハラって言えばいいじゃないですか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ツバぴょん……疲れてるの?」

ツバキ ASSAULT form
「ふふふ……マイスターったら☆ ――えい」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ツバぴょんさん、苦しいから! 酸素が脳に行かなくなると、人間的にヤバいから!」

ツバキ ASSAULT form
「ダメ人間には関係ありませんね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ダメ人間だって人間だから! 生きてるんだから! 友達なんだから!」

ツバキ ASSAULT form
「……ふん」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ひどいわ、ツバぴょん。健気なヒロインが管理人を絞殺しようとするなんて……」

ツバキ ASSAULT form
「自業自得です。そして、ここまで盛り上げたのも貴方なんですから、しっかりと更に盛り上げてください。これはもはや責任であり義務です」

流遠亜沙 ASSAULT form
「最終決戦に行く前で終わったのは、まあ、そういう事よね。とにかく、全力で続きも書きます。enigma9641さん、匿名さん、ご感想ありがとうございました」


※追記
匿名は城元太さんで、書き忘れとの事でした。
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