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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

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ウェブ拍手レス(15/8/30まで)

>『ゾイドジェネレイションズ』
 これ、私も(間違って)購入しました。
 バイオゾイドの素晴らしい作例や、マーシーラビット氏の可愛らしくて美しくってかっこいいイラストなど、資料性も高いのですが、如何せん、本文がイタイ。
 著者は結構年長の方だそうで。
 年齢は問題ではないのですが、無理やりラノベ風に文章を書いているようで、どうしても空回りしている印象がしてしまって。
 「タン、と着地する」という表現が何度も出てきて、「この人、シリーズ読み返してないな」と思ったり。それとも私が文章に拘りすぎるだけなのでしょうか。
 ただ、当時(「ジェネシス」OA中)のゾイドのファン層には、本作のようなラノベ的作品しか受け入れられる素地は残っていなかったのかもしれません。
 ホント、イラストと写真はいいんです、イラストと写真は。 by 城元太
URL


流遠亜沙 ASSAULT form
「城元太さんから、先日の『ゾイドジェネシス』の記事に対するコメントを戴きました。そして、今日の相棒はこの方」

タオエン
「ごきげんよう、タオエンです。定着していないと思いますが、私はこのサイトにおいて読書担当となっております」

流遠亜沙 ASSAULT form
「設定を活かすのは、なかなかどうして難しい。でね、タオッチ――」

タオエン
「確認します。今の“タオッチ”というのは私の事でしょうか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ヤミヒメは“ヤミヤミ”、ベアトリーチェは“ベアやん”、ツバキは“ツバぴょん”――あなただけ愛称がないのは不平等じゃない?」

タオエン
「“タオッチ”……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「お気に召しませんこと?」

タオエン
「いえ、悪くありません」

流遠亜沙 ASSAULT form
「では改めて――タオッチ的には『ゾイドジェネレイションズ』の文章はどう感じます?」

タオエン
「そうですね……私が気になったのは擬音の多用の方でしょうか。これによって戦闘シーンの描写が稚拙になってしまっています。あとは対象年齢が、額面通りのラノベ読者層に感じました」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いわゆる中高生ね。ラノベって若者向けの小説ではあるんだけど、20代以上の読者もかなり多いし、小説を好むような若者なら、ちょっと大人向けな方が好きだと思うのよね。SF小説とか読むと、なんか賢くなった気になれるじゃない? だから『ホビマガ』の読者層も鑑みて、もっと対象年齢を上げても良かった気がする」

タオエン
「主人公の冒険成長物語も、王道で悪くはありませんけどね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「同じ表現を多用する事は、作家によっては自覚がなかったりするのよね。だからこそ、小説を書くならボキャブラリーを増やさないといけない訳で。ちなみに、あたしもこの作品の戦闘シーンの描写は、あまりカッコイイとは感じなかったかしら」

タオエン
「ゾイドのホスピスのような施設の描写などは、新鮮な設定でした。ゾイドを金属生命体として扱った作品として好感が持てます」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そうね。正直、文章単体としての評価はそこまで高くない。でも、イラストや作例を含めた本としての評価は割りと高いと思ってます」

タオエン
「ラノベ自体がイラスト込みで評価されるものですからね。ただ、どちらも高いレベルでなければ商業としては通用しないのでしょうが」

流遠亜沙 ASSAULT form
「耳が痛いです……」

タオエン
「私の見解としてはこのようなところです。城元太さん、コメントありがとうございました」

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