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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

“最悪”の過去を変えて、デレさせろ!

『デート・ア・ライブ11 鳶一デビル』
著者:橘 公司
イラスト:つなこ

五年前。
折紙の両親が精霊に殺され、琴里が精霊になった運命の日。
そして精霊化した鳶一折紙が壊れた絶望の日。その最悪の結末を回避するため、五年前の天宮市に降り立った士道の目的はひとつ。
世界を変えること。



前巻『鳶一エンジェル』から半年、後編は天使から一変して悪魔に。
内容としてはタイムパラドックス。
過去改変に関しては検証出来ない以上、それについては触れない。

で、感想としては――かなり良かった。
“折紙編”は今回で完結なのだが、気持ち良く終わっている。

本筋とは関係ないシーンだが、四糸乃・琴理・七罪(なつみ)の年少メンバーが士道を元気づけようとするシーンが微笑ましい。
あと、七罪は本当に面倒くさくて可愛い。

“改変後”の折紙も新鮮で良かった。
無意識に“改変前”の嗜好が顔を出すのとか、妙に面白い。

メインヒロインのポジションを、今回は十香が折紙に奪われていたのはご愛敬。
たまには、ね。

次回は短編集の3冊目なので、七罪のエピソードを是非、読みたい。
『デート・ア・ライブ』、原作もオススメ。


PS.
制作が決定した劇場版、総集編ではなくオリジナルストーリーらしい。
七罪は出るの!?
……出ませんよね。
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