流遠亜沙
「どうも、流遠亜沙です。毎月22日は“にいにい”と“にゃんにゃん”なので『お兄ちゃんの日+猫の日』という事になっております。では、はりきってどうぞ!」
ヤミヒメ
「…………はあ。お兄様、私はこの日が来るたびに憂鬱だ……にゃん。ふむ、ヤミヒメだ」
ベアトリーチェ
「お兄様ぁ、わたしぃ、『デート・ア・ライブⅡ』のBlu-ray全巻予約してほしいにゃん♪ えへへ、ベアトリーチェだよ」
タオエン
「お兄様、私は読書の時間が欲しいにゃん。読めていないラノベがどんどん積まれていて困ってるにゃん。本当にいいかげんにしないと怒りますよ、マイスター。ごきげんよう、タオエンです」
流遠亜沙
「今回は4回目なので咲耶ver.ですな。さすがに4回目ともなるとネタが尽きてきます。あとタオエン、そういう文句はここで言わないで」
タオエン
「おやおや。ネタの引き出しもない、看板娘の不満を聞く器量もない、明るい未来も見えない……ないない尽くしの良いとこなしですね」
流遠亜沙
「うっさいわ! それに、最後のは余計だわよ」
ベアトリーチェ
「否定はしないんだね」
ヤミヒメ
「事実だからな」
タオエン
「将来性もない、計画性もない、行き当たりばったり。まったくもって、ダメ人間の名に恥じないザ・ダメ人間ですね」
流遠亜沙
「テヘッ☆」
タオエン
「褒めてませんよ」
ベアトリーチェ
「ねえ、どんどん22日の趣旨とずれてるね」
ヤミヒメ
「ベアトリーチェ、余計な事を言うな。この調子でいけば、この企画もそう長くはなかろう。これで妹キャラをやらされる事も、にゃんにゃん言わされる事もなくなる」
流遠亜沙
「ところがぎっちょん」
タオエン
「そうは問屋が卸しません。もっと姉さん達にはにゃんにゃん言ってもらいます――主に私のために」
ベアトリーチェ
「にゃんにゃん♪」
タオエン
「……お持ち帰りしたいです」
流遠亜沙
「ほら、ヤミ姉も負けてらんないわよ?」
ヤミヒメ
「貴方がヤミ姉と呼ぶな。別に負けでよい」
タオエン
「そう言わず、姉さんも言ってください。さあ、にゃんにゃん♪」
ベアトリーチェ
「にゃんにゃん♪」
流遠亜沙
「にゃ――」
タオエン
「あなたは結構です馬鹿ですか死んでください」
ヤミヒメ
「…………にゃ、にゃんにゃん♪」
ベアトリーチェ
「にゃんにゃん♪」
タオエン
「嗚呼、楽園はここにあったのですね」