宇宙で、デートして、デレさせること!? ラノベ・漫画・雑誌・ムック 2016年04月26日 『デート・ア・ライブ 六喰プラネット』著者:橘 公司イラスト:つなこ精霊たちとの初詣、新学期の始まり。訪れた平穏な日常は宇宙からの隕石によって壊された。宇宙に漂う精霊、星宮六喰の手によって。『むくは寂しさというものを感じぬのじゃ』地球からの想いは六喰に届くのか――。待望の最新刊、読了。前巻において“引き”となった、精霊はすべて元は人間だったという二亜の台詞。そして、今回は宇宙空間にいる精霊を攻略するため、新たな母艦である〈フラクシナスEX〉が登場!他にも様々な“クライマックス”への流れを感じさせる展開に、気が早いが、一抹のさびしさを感じつつある。だって……終わっちゃうって事でしょ!?まあ、それはそれとして――今回も面白い。新たな精霊は六喰と書いて“むくろ”と読むのだが、都内に馬喰町(ばくろちょう)という駅があるので、狂三(くるみ)と比べればまだ読める……のか?これまで精霊を救う事に疑問を感じなかった士道に対し、六喰がそれは偽善だと告げるというのは非常に好きな展開。ヒーロー番組ならまだしも、何の迷いもなく誰かのために危険を冒せる主人公など嘘くさいから。士道の場合は主人公気質で、母親に捨てられた過去もあるため、他人の痛みに敏感という設定があるが、それでも人間らしい葛藤はあってほしいと思うので。今回は次巻に続く終わり方なので、六喰は未攻略。早く続きを! PR