『ひまわりさん』の菅野マナミ初の短編集!! ラノベ・漫画・雑誌・ムック 2016年01月28日 『菅野マナミ短編集 良い子さんと不良先生』著者:菅野 マナミ『アット ビタミン』掲載の掲題作を始め、電撃大王ジェネシス掲載の『きつねとゆりこ』『彼女のひみつ』、TVアニメ『さくら荘のペットな彼女』の劇中内で使用した『なのはな荘』(椎名ましろ作)などを収録。『コミックアライブ』にて連載中の『ひまわりさん』の著者・菅野マナミ氏の短編集。これが実に……良い。『ひまわりさん』の作風が好きなら、どの作品も楽しめると思う(『なのはな荘』のみ事情が違うが)。表題作でもある『良い子さんと不良先生』は、“不良先生”が超好み。ぼそぼそしゃべる、ぱっとしない美術教師だが、眼鏡を外すと美人で、何気に悪い大人というギャップ。『きつねとゆりこ』は、ボクっ娘の“きつね”が可愛い。けど、この“きつね”、本当は……。いや、全然アリだけど!『ひなたと黒猫』は、地味女子高生の“ひなた”と、ネコミミ幼女な神様が可愛い。 『夏』の前髪少女。『魔法使いのカノジョ』の馬鹿っ娘。『視線』の口下手少女。他の作品含め、どの娘も可愛い。ちょっと読んでみて欲しい1冊。余談だが、『なのはな荘』は2012年に放送されたTVアニメ『さくら荘のペットな彼女』内で使われた漫画で、劇中のヒロイン・ましろが描いたという設定。当時は菅野マナミという漫画家も知らなかったので、この短編集に収録されている事を知って驚いた。しかし、ここまで自分達をモデルにした漫画だったとは……。絵柄も原作挿絵の溝口ケージ氏に寄せている感じがする。面白い試み。 PR