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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

見せてやる――俺達のオーバードライブを!

ヤミヒメ
「ひとっ走り付き合うがよい! ふむ、ヤミヒメだ」

ツバキ ASSAULT form
「ヤミヒメさん、運転を替わりましょう。ごきげんいかがですか、ツバキ ASSAULT formです」

ヤミヒメ
「明日から新シリーズ『仮面ライダーゴースト』が始まるが、その前に『ドライブ』を語ろうという趣旨で本日はお届けする」

流遠亜沙 ASSAULT form
「――ちょっと待ったぁぁぁ! 追跡、撲滅、いずれも~マッハー! どうも、流遠亜沙 ASSAULT formです」

ヤミヒメ
「なんだマイスター。私の至福の時間を邪魔するでない」

ツバキ ASSAULT form
「ヤミヒメさん……」

ヤミヒメ
「い、いや、特撮の話がという意味であって、別に他意はない……事もなくはなくてだな――」

ツバキ ASSAULT form
「そうですか。ヤミヒメさんは特撮の話が出来れば、相手が私じゃなくてもいいんですね……」

ヤミヒメ
「違うぞ、ツバキ!? 私は、その、ツバキと話すのが楽しいのであって、誰でもよいなどという事は断じて――」

ツバキ ASSAULT form
「ふふ。すみません、少し意地悪を言ってしまいました」

ヤミヒメ
「ツバキ……」

ツバキ ASSAULT form
「私もヤミヒメさんとお話出来て楽しいですよ」

ヤミヒメ
(可愛い……)

ツバキ ASSAULT form
「――で、マイスターは何を無言でニヤニヤしているんです?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「あ――あたしの事は気にせず、百合の花を咲かせ続けてくださってよくってよ」

ツバキ ASSAULT form
「では何をしに来たんですか……さあ、そろそろ本題に戻りますよ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「こうやって横道に逸れるから長くなるのよね。よし、スタート・ユア・エンジン!」

ツバキ ASSAULT form
「ヤミヒメさん、始めますよ?」

ヤミヒメ
「う、うむ。いつでもよいぞ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まずは第47話から。実質、本編としては最終話ね」




ヤミヒメ
「〈ゴルドドライブ〉=蛮野は倒したものの、すでに起動してしまった〈シグマサーキュラー〉を止めるため、最後の変身をする」

ツバキ ASSAULT form
「光り輝いていて、まさにオーバードライブといった様子ですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そして、戦闘後に次回作の新ヒーローが早くも登場ですよ」




ヤミヒメ
「〈仮面ライダーゴースト〉だな。これは進ノ介の臨死体験という解釈でよいのだろうか」

ツバキ ASSAULT form
「そういう事でしょうね。『ゴースト』というタイトルですが、事前情報を見る限り、割りと和風な印象がありますから」

流遠亜沙 ASSAULT form
「昭和の特撮ヒーローものやロボットアニメだと、最終話で次回作のヒーローやロボットが助けに来るっていうのはお約束だったみたいだけど、あたしの世代だと馴染みがないから新鮮だったわ」

ヤミヒメ
「貴方は昭和生まれ(59年)だが、育ちはほぼ平成だからな」

ツバキ ASSAULT form
「TVで『仮面ライダー』と『ウルトラマン』の新作を放送していない時期でしたね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「『仮面ライダーBLACK』と『RX』の頃は5歳で、ヒーローショーを観た記憶はあるけど、TVで観た記憶はないのよね。地元でも放送はされてたっぽいけど」

ヤミヒメ
「話を戻すぞ。戦いが終わり、ライダーに関するシステムをベルトさんと共に封印したにも関わらず、すでに亡きチェイスの形見を、封印せずに剛が持っていたのは良かったな」




流遠亜沙 ASSAULT form
「ツイッターでも前に書いたけど、この免許証のチェイスの顔写真がめっちゃ笑顔」

ツバキ ASSAULT form
「普段は無表情な分、ギャップがとても可笑しいですね。この後、進ノ介と霧子は、チェイスのそっくりさんと出会います」




ヤミヒメ
「ロイミュードの人間態には、コピー元の人間がいる。チェイスも“000”のナンバーを持ったロイミュードなので、コピー元の人間がいて然るべきなのだが……盲点だったな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「チェイスじゃないけど役者さんは同じだから、こういう形で登場させるっていうのは上手い事考えたわよね。話の展開としても気持ち良い」

ツバキ ASSAULT form
「そして最後は主人公とヒロインが微笑ましく締めてくれます」




流遠亜沙 ASSAULT form
「あくまで子供がメインターゲットだから仕方ないけど、スーパーヒーロータイムではラブコメ展開はほとんどなくて、恋愛に発展するパターンは本当に希少だから、『ドライブ』はレアケースだったわね」

ツバキ ASSAULT form
「『鎧武/ガイム』では新世界のアダムとイブになりましたが、あれは人間を超越してしまったので、恋愛と言っていいかは微妙ですしね」

ヤミヒメ
「この回で特筆すべきは、変身してのアクションが冒頭のみだった事だな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「「ノルマは果たしましたよ?」感はあるものの、ハートとの決着でも変身しないっていうのは、悪いのはロイミュードじゃなくて人間の悪意だっていう進ノ介の意思の表れとして効果的だったと思う」

ツバキ ASSAULT form
「この変身しないという意思は、次の第48話である特別編でも徹底していますね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「とはいえ、『仮面ライダー』な以上、主人公が変身しない訳にもいきません」




ヤミヒメ
「回想シーンという形で変身していたな。映像は新規で、更に3人のライダーも揃い踏みだ」

ツバキ ASSAULT form
「もう見られないと思っていた絵面だったので、感慨もひとしおでした」

流遠亜沙 ASSAULT form
「いや、本当よね。ノルマだからやってるんじゃなくて、視聴者が見たいものを見せてくれる……プロの仕事だわ。でもって、次のヒーローとの正式な邂逅でございます」




ヤミヒメ
「2人の間に浮いているのが、次回作のマスコット的存在だな」

ツバキ ASSAULT form
「声を担当されているのは、声優の悠木碧さんです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「普通に可愛い女の子も出来る方だけど、ウザ可愛かったり、屈折してたり、一癖ある役が印象的な方ですな」

ツバキ ASSAULT form
「そういう意味では、このユルセン役はハマり役ですね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「「ごみぃちゃん」って言ってほしい」

ヤミヒメ
「このシーンでは、大事なものであるはずの“眼魂(アイコン)”を、進ノ介に預けてしまえる〈ゴースト〉のキャラクターも表れていたな」




流遠亜沙 ASSAULT form
「そして最後の見せ場でござる。“奇跡”でベルトさんを装着し、だけど進ノ介は変身しない」

ヤミヒメ
「たとえ変身出来なくても、ベルトさんがいなくても、俺は刑事で仮面ライダーだ!」

ツバキ ASSAULT form
「素敵ですね。普通であれば変身してしまいますし、視聴者もそれが見たいはず。でも、それはやらない」

流遠亜沙 ASSAULT form
「やっちゃったら、前回の最終話が嘘になっちゃうしね。やらしい事を言ってしまうと、まだ『MOVIE大戦』もあるし、それまでお預けですな」

ヤミヒメ
「年末が待ち遠しいな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「とりあえず、ラスト2話に関しては、言いたい事は言えたかしら」

ツバキ ASSAULT form
「はい」

ヤミヒメ
「そうだな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「バイクに乗らないっていうのもそうだし、主人公が世間一般的に“真っ当な”職業に就いてたのも、『平成ライダー』では初なのよね」

ツバキ ASSAULT form
「確かに、冒険家・家事手伝い・ジャーナリスト・無職……真っ当と言いきれる職業の主人公がいませんでした」

ヤミヒメ
「『剣(ブレイド)』や『響鬼』は“仮面ライダー=職業(『響鬼』は微妙に違うが)”だったが、真っ当ではないな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「そういう意味では、親目線でも子供に憧れてほしい主人公だったんじゃないかと。『平成ライダー』の主人公達って、正義感はあるけど、今時の若者でもあるから」

ツバキ ASSAULT form
「『555(ファイズ)』『ディケイド』『カブト』などは、特にそうでしょうね。カッコイイですけど、親御さん的には「ああなってほしい」とは思わないでしょうし」

ヤミヒメ
「今という時代を反映しているな」

流遠亜沙 ASSAULT form
「だからって、聖人君子みたいな欺瞞に満ちた主人公は嫌だけどね。そんじゃあ、そろそろ終わるわよ」

ヤミヒメ
「うむ。月並みなコメントだが、『ドライブ』も非常に良い作品だった」

ツバキ ASSAULT form
「もうすぐ始まる『ゴースト』も、来年の今頃に同じように言える事を願うばかりです」


放送終了した『仮面ライダードライブ』公式サイトはこちら
新番組『仮面ライダーゴースト』公式サイトはこちら
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