みんなの望んだチャイカがここにいる――。 榊一郎作品関連 2015年05月13日 『なまにくATK画集 棺姫のチャイカ』なまにくATKがこれまで描き下ろしてきた『チャイカ』のイラストを可能な限り収めた画集が発売!榊一郎の書き下ろし短編小説や、ほかではお目にかかれない初期設定やラフ画も最大限収録。必ず手に入れてほしい。ついに完結した『棺姫のチャイカ』、その画集が登場。ラノベの表紙や挿絵、あとがきまで掲載されている。こうして一気に見ると、時間の経過による変遷がよく判る。ちなみに、原作のあとがきページの第4巻と第5巻分が掲載されていないのは、コミカライズ版を担当している茶菓山 しん太氏が出張版としてあとがきを寄稿しているため。雑誌などに掲載されたイラストだけでなく、ラジオ関連や、ツイッターで見た応援イラストなども掲載されている徹底ぶり。それに加え、決定稿前のラフなども収録されており、ただの画集の枠に収まらない、まさに“チャイカ本”。個人的には紅チャイカ・フレドリカ・ニーヴァのラフがすごく好み。 特にフレドリカはこのバージョンで見たかった気もする。榊さんの書き下ろしショートストーリーも収録されており、時系列的には旅の最中だが、完結した今読むと、未来を予感させる。なんというか、「榊さんは本当に人の親になったんだなぁ……」と、妙にしんみりしてしまう。ともあれ、『チャイカ』ファンには強くオススメしたい。むしろマストアイテムと言えよう。 PR