忍者ブログ

流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

忍びなれども忍ばない!

ツバキ
「サイクロン!」

ヤミヒメ
「ジョーカー!」

ツバキ&ヤミヒメ
「さあ、お前の罪を数えろ!」

ツバキ
「ご無沙汰しています、ヤミヒメさん」

ヤミヒメ
「ふむ、2週間ぶりだな。息災だったか?」

ツバキ
「はい。でも、ヤミヒメさんと会えなくてさびしかったです」

ヤミヒメ
「き、急に何を……」

ツバキ
「ヤミヒメさんは、違うんですか? そうですか。さびしかったのは、私だけだったんですね……」

ヤミヒメ
「そんな事はないぞ! 私も、その……」

ツバキ
「その?」

ヤミヒメ
「……私もツバキに会いたかった」

ツバキ
「嬉しいです、そう言ってもらえて。でも……すみません、後ろを向いてもらえますか?」

ヤミヒメ
「…………マイスター、何だその“ドッキリ”と書いた看板は?」

流遠亜沙
「ドッキリでした! 大・成・功!」

ツバキ
「すみません、ヤミヒメさん。マイスターに台本を渡されてまして」

ヤミヒメ
「おかしいとは思ったのだ。ツバキのキャラではなかったからな」

流遠亜沙
「まあ、茶番はこのくらいにして」

ヤミヒメ
「貴方が言うな」

流遠亜沙
「本日は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のお話しをしようかと」




ヤミヒメ
「流すな」

ツバキ
「まあまあ」

流遠亜沙
「すでに第2話まで放送されましたな」

ツバキ
「いわゆる“パイロット版”ですね。個人的にはすごく良かったです」

流遠亜沙
「ね。ライダーも戦隊も、パイロット版からハマるパターンって珍しいんだけど、今回は最初から面白い。かなり良かった」

ツバキ
「非常にアニメっぽい台詞や演出があって面白かったのですが、本作のメインライターは下山健人さんなんですね」

流遠亜沙
「最近のアニメや戦隊で書かれてる脚本家さんね。個人的には『特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』がすごく良かった」

ツバキ
「Vシネですね。あれはエンターっぽい神様がすごく好きです」

流遠亜沙
「あの、ヤミヒメさん? いつまでむくれてるの?」

ヤミヒメ
「むくれてなどおらん。2人で楽しんでおればいいではないか」

ツバキ
「ヤミヒメさん……」

ヤミヒメ
「そんな顔をするな。判った、私も参加する」

ツバキ
「では、ヤミヒメさんはどうでした?」

ヤミヒメ
「私も面白かったぞ。主題歌から“和”のテイストがあって良いな。ガジェットやアクションも見応えがあった」

流遠亜沙
「忍者っていうモチーフは盛り込みやすいわな。忍者の戦隊は『カクレンジャー』『ハリケンジャー』に続いて3作目だけど、恐竜戦隊と同じで、だいたい10年周期で使ってるって事は、やっぱり日本人は好きなんだろうね」

ツバキ
「マイスターは『ハリケンジャー』は未見なんですよね」

流遠亜沙
「次回作の『アバレンジャー』から戦隊シリーズに出戻ったから、『ハリケンジャー』はVSでしか観てない。『カクレンジャー』は、子供の頃に観た最後の戦隊で、放送途中で卒業した。ちなみに、94年の作品だから10歳ですな」

ツバキ
「子供の頃に当たり前に観て、当たり前に卒業していく番組ですからね」

流遠亜沙
「まさか高校卒業してから――こんな話、前にしたわね。子供の頃に観た戦隊って、ほとんど内容を覚えてなくて、『カクレンジャー』も同じく。ただ、ケイン・コスギが胡散臭い日本語でしゃべてってた事だけ薄っすら覚えてる」

ツバキ
「最近の子供は幼稚園の卒園ぐらいで観なくなるそうですね」

ヤミヒメ
「そうなのか?」

ツバキ
「そのようですよ。ライダーはもう少し上の歳頃まで観ているそうですけど」

流遠亜沙
「今は低学年児童向けの娯楽も多くて、精神的にも早熟なのかね。「ヒーロー? そんなのダサいっすよ。マジで。ウィッシュ!」とか言ってるのよ、きっと」

ヤミヒメ
「……嘆かわしい時代になったな」

ツバキ
「さすがに、そんな児童はいないと思いますよ」

流遠亜沙
「さておき――今回、度肝を抜かれたのはこれですよ」




ツバキ
「流行りの“壁ドン”ですね」

流遠亜沙
「まさか巨大ロボの壁ドンとはね。この発想はなかったわ……なんか悔しい」

ヤミヒメ
「正確には巨大化した怪人だがな。この怪人の声は『デカレンジャー』のボス(ドギー・クルーガー/デカマスター)の声を演じた稲田徹氏だった」

流遠亜沙
「嬉しい半面、追加戦士とかで途中参加の可能性がなくなったって事にもなるのよね。稲田さんにはまた特撮やってほしい」

ツバキ
「ご本人が特撮好きで、ボスにもかなり愛着がある方なんですよね。近年はごつい役が多いですが、『∀ガンダム』や『スパロボ』などで、スマートな2枚目にも定評があります」

流遠亜沙
「巨大ロボ戦の特撮も良かったわ。今回は分離状態にも凝ってて、しかも中に乗り込まずに、外に乗ってるのよね。あれって合成とか大変だと思うんだけど……チャレンジャーだわ」

ヤミヒメ
「シロニンジャーの〈ワンマル〉が可愛いのだ。役に立たずに怒られるシーンなど、もう」

ツバキ
「〈ドラゴマル〉も良いですよ。ドラゴンが出るのは『マジレンジャー』の〈マジドラゴン〉以来でしょうか」

流遠亜沙
「『ゴーカイジャー』版の〈マジドラゴン〉を除けば……あ、『ゴセイジャー』の〈ゴセイドラゴン〉があった。ネットは広大だわ」

ヤミヒメ
「〈シノビマル〉の“忍者走り”も、巨大ロボがやると新鮮だな。しかし、“忍者走り”とは誰が考えたのだろうな?」

流遠亜沙
「ネットで検索したけど、それらしいページはないわね。まあ、お約束という事で」

ツバキ
「合体後の操縦席が神輿(みこし)というのも面白いですね。〈シュリケンジン〉の胸部に“座っている”のはなんだろうと思っていましたが、まさか、あんなギミックがあるとは思いませんでした」

流遠亜沙
「しかも〈シュリケンジンドラゴ〉と、2形態あるとはね。これは今後のパワーアップにも期待大だわ」

ツバキ
「追加戦士にもですね。主人公達は“伊賀”のようなので、きっと“甲賀”なのでしょう」

流遠亜沙
「と言っても、忍者は詳しくないんで、流派の違いとか判んないんだけどね。『忍たま乱太郎』くらいしか知らないし」

ヤミヒメ
「敵の牙鬼軍団も気になるな。蛾眉雷蔵の声は『仮面ライダー響鬼』のザンキや、『仮面ライダーキバ』の次狼を演じた松田賢二氏だ」

流遠亜沙
「少しだけど声優業もやってらっしゃるみたいね。あたしはミステリアスな十六夜九衛門が気になる。声は近年、活躍目覚ましい潘めぐみさんね」

ツバキ
「親玉の牙鬼幻月の声はベテランの麦人さんです。やはり貫禄が違います」

流遠亜沙
「とりあえず言いたい事は言えたかしら?」

ヤミヒメ
「エンディングがまだだぞ」

流遠亜沙
「そうだ。恒例だったダンスが復活したのよね」

ツバキ
「『トッキュウジャー』はエンディング自体ありませんでしたね」

ヤミヒメ
「うむ。やはりエンディングでダンスがあると落ち着くな」

流遠亜沙
「もう明日には第3話だわね。楽しみ」

ツバキ
「そうですね」

ヤミヒメ
「『手裏剣戦隊ニンニンジャー』、是非、観てもらいたい」



『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の公式サイトはこちら
PR