ノンストップ・フルーツ・カーバトル炸裂!! アニメ・ゲーム・特撮 2014年12月17日 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』観てきたゼェェェット!感想としてはすごく良かった。個人的に夏の『鎧武/ガイム』の劇場版は、“面白かったけど絶賛するほどではない”という評価だったので、正直、期待値は高くなかったので嬉しい誤算だった。『鎧武/ガイム』パートは呉島兄弟が共闘して侵略者に立ち向かうという、TVシリーズの後だからこそ感慨深い展開が熱い。『鎧武/ガイム』では1番好きな〈仮面ライダー斬月・真〉の活躍が観られたのも嬉しい。すでに散っていった戦極凌馬と戒斗の登場の仕方も納得で、両者の行動が対照的なのも、らしくて良い。新たな敵であるメガヘクスの声が三木眞一郎さんだったのも、個人的にたまらん。ストーリー・戦闘シーン共に満足のいく内容なので、『鎧武/ガイム』ファンには結末を見届けていただきたい。『ドライブ』パートは『MOVIE大戦』シリーズ初期に立ち返った、作品紹介的な内容だった。もちろん良い意味で、『ドライブ』という作品の魅力が描かれていたように思う。昨年の『鎧武/ガイム』パートは主人公達が異世界に行ってしまうため、“面白いのだが、『鎧武/ガイム』の映画としてはどうか?”という印象だった。公開時期には1クールも進んでいないため、仕方がないと言えば仕方がないのだが。その点、今回の『ドライブ』パートは、第1作目の『MOVIE大戦2010』でビギンズナイトを描いた『W(ダブル)』パート、第4作目『MOVIE大戦アルティメイタム』で衝(笑)撃的なオチが話題になった『ウィザード』パート並に良い内容だった。進ノ介とベルトさんの絆や、今回の敵であるアルティメット・ルパンのケレン味、彼が変身する〈仮面ライダールパン〉のデザイン、宿敵・魔進チェイサーとの共闘など、見所充分。最後となる『MOVEI大戦』パートは、第1作と同様の“2作品のキャラが合流して最終決戦”という構成。進ノ介と紘汰の新旧主人公の掛け合いがコミカルで楽しい。好みは分かれると思うが、『鎧武/ガイム』パートはずっとシリアスな事もあり、個人的には好き。公開中という事もあり、ネタバレを避けるためにも今回はここまで。すごく良かったので、オススメ。公式サイトはこちら PR