6月9日のブログに対するウェブ拍手へのレスです。
>タオエンさんの能力って、同族には効かないんじゃなかったのでは? by RA-Cf
タオエン
「また、この方ですか。今回は余計な事を」
ヤミヒメ
「そうだ! 確かに3月1日のブログで言っておったぞ!」
ベアトリーチェ
「本当だ。すっかり忘れてたね」
タオエン
「では言いましょう――あれは嘘です」

ヤミヒメ
「貴様、よくもいけしゃあしゃあと」

タオエン
「聞いてください、姉さん。あの時点で、要らぬ警戒心を持たせたくなかったんです。初対面でしたし」

ベアトリーチェ
「3ヶ月経ったし、もういいだろうって事?」

タオエン
「そうです。もう信用されているだろうと思いまして」

ヤミヒメ
「……その自信はどこから来るのだ?」

ベアトリーチェ
「タオ姉のキャラには慣れてきたけど、無理矢理は駄目だよぅ。そういうのは嫌いじゃなかったの?」

タオエン
「生き物は日々、変わっていくものです。無理矢理も悪くない……私もそれが理解出来るくらい成長したという事です」

ベアトリーチェ
「そんな成長はしなくていいよ!」

タオエン
「しかし、“嫌よ嫌よも好きのうち”――と」

ヤミヒメ
「そんな都合のいい言葉は忘れてしまえ!」

タオエン
「そうですか、難しいものですね」

ベアトリーチェ
「別に難しくないと思うんだけど……」

ヤミヒメ
「そなたはマイスターの思考に毒されておるのだ」

タオエン
「姉さん、いくらなんでも言いすぎです。私があのダメ人間に毒されているなど、名誉棄損で訴えれば、どんなヘボ弁護士が付いても勝てるくらいの侮辱です。私に死ねと言っているのと同義ですよ?」

ヤミヒメ
「む……そうだな、確かに言いすぎたかもしれん。すまん」

ベアトリーチェ
「あはは、ひどい言われようだね」

タオエン
「ともあれ、お2人に不快な思いをさせてしまった事には謝罪します。正直、すまんかった」

ヤミヒメ
「…………」

ベアトリーチェ
「…………」

タオエン
「……冗談です。本当に申し訳ありませんでした」

ヤミヒメ
「まったく、本当に反省しておるのだろうな?」

ベアトリーチェ
「マイスターに毒されてるっていうのも、あながち間違ってないかもね」

タオエン
「ベアトリーチェ、そんな事はあり得ませんよ? しかし、このRA-Cfというハンドルネーム……」

ヤミヒメ
「何だ? 何か心当たりの人物でもいるのか?」

タオエン
「ええ、一応」

ベアトリーチェ
「そうなの? 誰誰?」

タオエン
「確証が得られるまでは秘密です」