やん。お兄ちゃんの鼻息がうなじに当たってる。興奮しないで ラノベ・漫画・雑誌・ムック 2017年01月12日 『天使の3P!』著者:蒼山 サグイラスト:てぃんくるより魅力的なステージを目指し、響は潤たちと悩み始めたのだが、無邪気な少女たちは冬のイベントにも夢中なご様子。「もっといろんなことに挑戦してみます」(五島潤)初もうでに参加したもののハキチガえた勘違いが発生し、「響とあ?んなことやこ?んなことを?」(紅葉谷希美)バレンタイン・デーは響に喜んでもらおうと奮闘したり、「ぞみたんも、響にーとちゅーしたい?」(金城そら)初めて行く雪山旅行でここぞとばかりに甘えてもみたり、「あ、やっ、ちょっと、響……ダメ……」(鳥海桜花)二人で挑んだ共同作業では辱めを繰り返し受けてしまい、「もう。とんだヘンタイお兄ちゃんだわ」(貫井くるみ)あげくに妹に人生相談をして『悩み』に一筋の光明が!?果たしてライブとリトルウイングの未来はいかに──!?短編集を挟んでの第8巻、読了。前作『ロウきゅーぶ!』と違い、第7巻では実妹・くるみが表紙を飾ったが、今回は霧夢でなく、2周して潤に戻っている。ここからは第2部という事で、フォーマットも少し変わり、1章ごとにエピソードが変わる。短編集だった第7巻を自身で読み返して、この形式に変えたそうだが、個人的には良いと思う。キャラごとにスポットを当てやすくなるし。今回、桜花(さくら)のエピソードもあるのだが、その“残念美人”っぷりが遺憾なく発揮されている。『ロウきゅーぶ!』の葵は、主人公からまったく異性として意識されない不憫キャラだったが、同ポジションの桜花は残念キャラながら、きちんと主人公から異性として意識されている。まあ、それでもメインはロリっ娘だけどね!推しキャラは変わらず、マイペース不思議ちゃんキャラ・そらと、実妹・くるみ。この2人は本当に、たまらん。特にくるみの“危うい感じ”は、巻を重ねるごとに強まり、良い意味で原作者はアホだと思う、良い意味で。ちなみに、アニメ化が発表された訳だが、くるみ役はなんと日高里菜さん。ハマり役。すでに読んでいて声が再生できるくらいぴったり。放送は17年夏予定らしいので、待ち遠しい。まったく、小学生は最高だぜ! PR